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2007年5月31日
フェンネル

 春から秋にかけて高原ではハーブの花が咲き続けますが、庭やベランダでも夏の暑さと直射日光を避ければ、たいていのハーブは育てられます。
 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 
 
 黄色い花を咲かせるフェンネルは花として楽しむ期間が長いハーブです。フェンネルは魚のハーブといわれ、葉を魚の腹わたをぬいたあとに詰めて蒸し焼きやオーブン焼きにして食べます。
 ハーブティーにするには種を使います。食欲増進、消化促進、利尿作用、眼精疲労回復、などの効能があります。
 フェンネルに含まれるアネトールという成分が肉の脂肪分を分解し、消化を助けるのでダイエットに効果があるとして宣伝されていますが、直接的に減量させるものではありません。排便を促す作用があるので便秘には効きます。

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2007年5月27日
ヤマボウシ

 春から初夏にかけて咲く木の花には白いものが多くあります。
 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 ヤマボウシ(山法師)も白い4弁花を葉の上にひらいて咲きます。ハナミズキと同じで、花びらに見えるのは総包片で中に緑色にかたまっているのが花です。木々の緑が深まってくる頃なので白いかたまりは雪がつもったように見えます。

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2007年5月24日
シライトソウ

 西の方では田植えがすんだ地方もあります。こちらの方でも苗代づくりが終わって稲の苗が日に日に生育しています。山あいではまだまだ春まっさかりのようです。
 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 林の中にゆらゆらと立っているのはシライトソウです。幻想的な風情がただよいます。

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2007年5月19日
デルフィニウム

 もともとはシベリアからモンゴルにかけてが原産地だったデルフィニウムは、ヨーロッパでさかんに品種改良がされて明治になって日本に渡来した花です。
 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 イギリスでは特に青い花の改良に力が注がれ、薄い色合いから濃い色合いまで、一重から八重、そして花つきの具合も様々に作り出されました。この花は5月がもっとも盛んに咲いています。

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2007年5月16日
タツナミソウ

 目に鮮やかな花もあれば、ほほえましい姿をした花もあります。
 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 タツナミソウは花姿が波立つ海に似ているとして名がつけられました。林の縁でよく見かけるシソ科の花です。このように花茎が伸び立つのがタツナミソウで、葉の上に横に並んで咲くのはオカタツナミソウといいます。

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2007年5月14日
シラー・ベルビアナ

 陽射しが眩しくなってきたので、涼しげな青い花に目がひかれます。
 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 青い星を散りばめたようなシラー・ベルビアナが咲いています。ユリ科の花でツルボの仲間です。学名 Scilla peruviana のスキラが「害になる」という意味になるので有毒植物だといわれていますが、確かなことは分かりません。どんどん球根が分かれて増えます。そして花が咲いている期間は10日に満たなく、あとは葉が広がっているだけです。

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2007年5月12日
フタリシズカ

 野でも山でも草も木も花を咲かせる季節になって吹き渡る風も爽やかです。
 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 木々が萌えている下に、ひっそりと静かに咲いているフタリシズカです。

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2007年5月8日
スズラン

 晴れ上がると汗ばむほどの陽気になってきました。山は下のほうから緑が色濃くなってきました。吹き渡る風は爽やかです。
 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 スズランが可愛らしい花を咲かせています。ふだん見かけるのはドイツスズランという明治になってから渡来した品種です。標高の高い山あいには日本のスズランが自生しています。花が小ぶりで一つの房に咲く花の数が少ないのが違いです。

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2007年5月3日
ハゴロモジャスミンにハナアブが

 ゴールデンウィークが過ぎると気温がどんどん上がりはじめます。草や木の成長もさかんになってきます。いろいろな木の花が目に止まるようになる季節です。
 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 木の花には香りの強いものが多くあります。ハゴロモジャスミンも香りが遠くまで届く花です。その香りに誘われるのか虫たちが寄ってきます。お尻をむけてゴメンナサイと、ハナアブが蜜を吸っています。アブの仲間の中で昼間活動するハナアブはどんな花にも立ち寄るマメマメしい虫です。

Posted by hanasora at 20:19 | Comments (0) | TrackBack (0)