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2007年6月28日
ヒメヒオウギズイセン

 梅雨にはいるとジメジメした感じで、カラッとした夏晴れの日が待ち遠しく思うこともありますが、しとしと降る雨の中で見る風景がしみじみとしみいることもあります。
 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 池の端にたたずむヒメヒオウギズイセンを雨の日に見ると、とても日本的に見えます。はかなげで傘をさしかけてあげたくなります。
 しかし、日本の花ではなくヒオウギズイセンから派生した南アフリカ原産の園芸品種です。渡来したのは明治中ごろといいます。ヒオウギズイセンは花びらに濃いオレンジ色の斑紋があります。

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2007年6月25日
クチナシ

 梅雨の前後に咲く木の花には白い花が多くみられます。
 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 クチナシが可愛らしく咲いています。クチナシといっても様々なものがあります。これはヤエクチナシとよばれるクチナシです。
 果実の鮮やかな黄橙色は昔から染料として利用されてきました。とくに、食べても害がありませんので、栗を煮たり黄色い染め御飯を作ったりするのに用いられました。
 果実の干したものは漢方で山梔子(さんしし)とよばれ、他の生薬と配合して消炎、止血、解熱、沈静薬、眼科や耳鼻科の炎症、化膿、黄疸などさまざまな症状に用いられます。

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2007年6月20日
ユリ

 梅雨入りが迫ってきました。その前に一段と暑さが増しています。
 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 ユリが咲きはじめました。ロンギフローラムハイブリッド系の品種で、大きな花を咲かせます。これからがユリたちの一番輝く季節になります。

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2007年6月15日
タイザンボク

 日本の木だと思われている外来種はたくさんあります。
 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 泰山木が白い花を木立の上のほうに咲かせています。日本各地に大きなタイザンボクが見られ、身近にあるのでこの木が外来種だと知らない人もおおぜいいます。明治初期に南北戦争のグラント将軍が天皇に献上したことで日本中に植えられた歴史をもつ木です。
 花は3日で開ききり次第に黄ばんでしおれ落ちます。20メートル以上に成育するので花を間じかで見るのが難しい木です。夏が近いことを知らせてくれる花です。

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2007年6月12日
アカバナヤマアジサイ

 そろそろ梅雨入りする時季になりました。ハナショウブとともにアジサイも見ごろを迎えています。
 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 アカバナヤマアジサイは咲きはじめは白い花で、しだいに赤みをおびていきます。陽射しによく当たるほうが赤く染まります。陽あたりが悪いとあまり赤くなりません。

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2007年6月9日
ツユクサ

 初夏は日中はかなり暑くなりますが、朝夕は空気がひんやり感じられることもあります。
 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 昼前にはしぼんでしまうツユクサが毎朝咲く時季となりました。色あいは小さい花ながら目立ちますが、少しの時間しか咲かない花には儚さを感じさせます。

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2007年6月5日
スジグロシロチョウ

 西日本ではすでに真夏日を記録しています。本格的な夏の少し前、初夏です。
 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 チョウの活動も活発になってきました。モンシロチョウよりも見かける機会の多いのが、スジグロシロチョウです。
 コバノズイナの花にとまって蜜を吸っているスジグロシロチョウです。コバノズイナは明治初期にアメリカから渡来した木で2メートルほどに成育する落葉樹です。日本の固有種にズイナがありますが、葉の先が尖っているのがコバノズイナで丸みがあるのがズイナです。花の色もズイナの方が澄んだ白色をしています。

Posted by hanasora at 22:47 | Comments (0) | TrackBack (0)