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2009年9月30日
私の息子を見てくださいね
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 30日、西宮市のY小学校の人権参観授業のあとの人権講演会に行ってきました。
実はこのY小学校は、昨年息子が教育実習でお世話になった学校です。
講演会の後、息子が入っていたクラスのお母さんがやってきて
「去年はありがとうございました。楽しかったって子どもが言ってましたよ」
とあいさつに来て下さいました。なんだか照れくさいですね(笑)
 
 
 それとは別に、またいいことがありました。
このY小学校には、私が新任2年目(23歳)で担任した教え子が、
親になっているのです。
前夜、その子 (もう子ではなく、38歳のママです) がメールをくれました。
 
「先生ごめんなさい。明日の講演聞きたかったんだけど、仕事が入っているので行けないのです。ごめんなさい。患者さんが私を待っていてくれるので許してくださいね。息子は4年1組です。背は150cmで大柄なのですぐにわかると思います。私の時よりしっかりした小学生だと思います(笑) 先生、私の息子を見てくださいね」
「よ〜し、親のかわりに、先生が見ておくわ(笑)」
 
ということで、4年1組の授業参観を見にいきました。
教室中を見渡し、大柄な男の子をさがしました。
あっ、あの子かな?と思っていたら、タイミング良く担任の先生が当てました。
「森くん、どうですか?」 (おっ、やっぱりこの子やったんや)
「ハイ・・・・・こうこう思います」 (おっ、しっかり答えたわ)
その発言に
確かに、お母さんの子どもの頃よりしっかりしてると思いましたわ(笑)
 
授業が終わってから、廊下で彼を呼びとめました。
「森くん!」
「ハイ。仲島先生でしょ。僕わかってたよ。お母さんから聞いてたから・・・」
「しっかり発表していたなあ」
「はぁ・・・」
「お母さんを大事にしてあげてな」
「ハイ、大事にします」
 
ホンマええ子に育てているなあと感心しました。
三喜子ママえらいぞ!
(母一人でよくここまで育てたな)
 

講演会の冒頭で、この教え子の話をしました。
「彼女は今日は仕事で来れないので、私が親の代わりに見てやりました(笑)」

・・・・・そして講演が始まり、終盤にさしかかった頃、体育館の後ろから一人の
お母さんが入って来ました。 
(三喜子ママや! あいつ来てくれたんや)
 
講演会の最後は、また教え子の話です。
「最初に話した教え子が、来てくれました! この子いえこのお母さんです!」
ってみんなの前で紹介してやりました。
そばに駆け寄って並んでみると、
小学校の時、あんなに小さかった三喜子が今は171cmです。
(私より大きいやんか、私は170cm)
ホンマうれしい教え子とのツーショットでした。
 
あとで写真も撮りましたが、ここで紹介できないのが残念です。
私の幸せそうな笑顔が、ちょっと恥ずかしいぐらいです。
仕事を終え、急いで駆けつけてくれた三喜子に感謝です。
 
三喜子ママ、ありがとう! そしてがんばれよ!
 
 

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Posted by naka602 at 22:57 | TrackBack (0)


2009年9月29日
合言葉は 「情熱と誇り」
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3年前から、ある小学校の授業をずっと見させていただいています。
 
先日その学校から、運動会の練習もみてほしいという依頼を受け、午前中から全学年の練習を見てきました。残暑厳しい折、子どもたちも先生たちも苦しかったでしょうが、どの学年も一生懸命にがんばっている姿に感動してしまいました。
 
そんな中、6年生の先生たちから 「こんな旗を作りました!」
 と3m×2mぐらいの大きな旗を見せていただきました。
6年生の合言葉 「情熱と誇り」 の大きな旗です。
子どもたちの言葉をつなぎ合わせ、6年生の担任が力を合わせて作った学年旗です。
その大きさ、その言葉、その立派さ、そしてその熱い気持ちに圧倒されました。
実物を紹介できないのが残念ですが、本当にすばらしい旗なのです。
ここでは、その言葉だけを紹介しておきます。
 
 
        情熱と誇り
 
  仲間がいたから ここまでこれた
  くるしいときも つらいときも
  必ず仲間がそばにいて 励ましてくれた
  うれしいときも 感動したときも
  必ず仲間がそばにいて
  喜びを分かち合ってくれた
  いっぱい笑った いっぱい泣いた6年間
  仲間と共に歩んできた6年間
 
  そんな仲間がいたからこそ
  できる技がある
  そんな仲間がいたからこそ
  流れる涙がある
  そんな仲間がいたからこそ
  できる感動がある
  みんなの心は一つ
  決意 情熱 誇り を胸に
 
 
「情熱」とは、人に優しく、自分に熱く生きてほしい
「誇り」とは、6年生としてのプライドと責任感を持って取り組んでほしい
そんな担任の先生たちの願いがこもっているそうです。
この旗に、子ども一人ひとりの思いを書かせ、運動会当日に掲げたい、
6年生の先生たちは、そう熱く語ってくれました。
 
 
先日の練習を見たとき、
組体操をしている6年生が本当に熱心にやっていたんです。
暑い時期の組体操の練習は、6年生を担任した人にはよくわかるんです。
子どもがダラダラしてその指導はすごく大変だってことが・・・。
なのに、こんなに一生懸命にするのは、
やはり先生たちの「本気さ」が伝わっていたからでしょうね。
こんな旗をワザワザ作ってしまう先生たちの元で、
子どもたちはがんばらないはずはないのです。
すごいなあと感心するばかりです。
 
 
 
この小学校は、
来年の1月28日(木)13:30〜 研究発表会を行います。
宝塚市立安倉小学校  テーマは「仲間づくり」
私も「仲間づくり」の講演を予定しています。
 
あの6年生をはじめとする安倉の子どもたちの姿をみてあげてください。
 
 
 
 

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Posted by naka602 at 07:38 | TrackBack (0)


2009年9月23日
老後の目標
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シルバーウィークは試合観戦の4日間でした。
甲子園1試合、そして息子のバスケット関西学生リーグ戦3試合です。
4戦4勝、すべて勝ちました。(よかったよかった)
 
息子は今、大学4年、最後のリーグ戦で、気合も相当入っているようです。
上部リーグへの入れ替え戦出場まであと1勝に迫りました。
息子のチームには、市尼(市立尼崎高校)の後輩ホッシーがいます。
スタメン5人の中の市尼コンビは、ホッシーが攻撃の要で、息子は防御の要。
息子からホッシーへのホットラインでよく得点が入ります。
応援席からは 「イチアマ!イチアマ!」 とよく声がかかります(笑)
 
そんなホッシーの姿をいつも応援に来る人がいます。
ホッシーのおじいちゃんです。
カメラ片手に毎回会場まで駆けつけてこられます。
メンバー表を片手に、熱心に試合を見て、写真を撮りながら応援されています。
そんなホッシーのおじいちゃんの姿を見て、私の妻は
「あれが老後のお父さんの姿やで。きっとあんなおじいちゃんになるよ」
と冷やかすのです。
でも、それを否定できない私です(笑) 
たぶんそうなると自分でも思っています(笑) 
孫を撮るためにきっと新しいカメラを買うと思いますわ(笑)
 
 
試合が終わったあとに、ホッシーのおじいちゃんとお話をしました。
自転車で来られていたので 「お家はお近くですか?」
と尋ねると、ナントナント・・・・・遠い所から来られているのです。
自転車で1時間ぐらいは平気で、2時間ぐらいでも自転車に乗ってくると
おっしゃるのです。これには本当にびっくりしてしまいました。
お歳は、ナント80歳。
 
そして、
私たちがバス停で待っている横を、ホッシーのおじいちゃんは、
自転車で悠々と帰っていかれました。
 
 
私の老後の目標は 「ホッシーのおじいちゃん」 に決まりました。

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Posted by naka602 at 08:00 | TrackBack (0)


2009年9月20日
阪神電車CS直通
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東京ドームのレフトスタンドの阪神ファンのカードに笑ってしまいました。
「阪神電車CS直通」 
この意味がわかるのは、関西の阪神ファンだけです、きっと。
この春に、阪神電車が「難波」まで延伸し、奈良まで直通したことをもじったものです。
ホントうまい表現です。
 
 
今日は午前中にムラの運動会に出かけました。
ここに行くと懐かしい人にたくさん出会います。
お世話になった先輩の先生方や、地域の方、そして教え子に出会います。
運動会を見るより、その方と話す時間が長くなってしまいます(笑)
3歳と4歳の子どもを連れた教え子、つい最近双子が生まれた教え子・・・
みんなどんどん親になっていくんですね。あんなに小さかった奴らが・・・。
 
そして、
地域のI.Eさんに声をかけられました。
「先生、午後から一緒に甲子園に行きませんか?券あるから・・・」
「行く行く行くで〜!」
ということで、午後から急きょ甲子園へ出かけました。
 
クライマックスシリーズに向けてGOサインが出たのに、只今3連敗中、
阪神電車CS行き快速急行は、黄信号でスピードダウンしています。
ここは何としても広島に勝たなくてはいけません。
さあ、狩野#99のユニホームを着て、いざ甲子園です。
 
私の今シーズンの甲子園の成績は10割です。行けば勝利です。
でも、今日の先発ジェンは制球を乱し、すぐに2点を先制されます。
もしや4連敗と思った時、我らが狩野が打ちました。
そこからです、タイガースの怒涛の攻撃がはじまったのは・・・・。
金本の3ランホームランで突き放し、新井も桜井もホームランです。
終わってみれば14−2の大勝です! 
やはり、私が甲子園に行くと強いのです! 勝率10割!
今夜はヤクルトも負けたので、差は1.5ゲームに開きました。
 
 
阪神三宮発の快速急行は、三宮〜西九条は快速急行で行くのですが、
西九条〜難波だけは、各駅停車になります。
そして難波から再び快速急行として、奈良に向かいます。
あの3連敗はきっと西九条〜難波間だったのです。
さあ、これから快速急行で奈良に一直線です!
 
「阪神電車CS直通」 バンザイ!
 

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Posted by naka602 at 23:49 | TrackBack (0)


2009年9月19日
同和教育の基礎基本
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今日の元気塾は、「同和教育の基礎・基本」 ということで話をさせてもらいました。
元気塾では年に1回は、必ず「人権・同和教育」を取り上げます。
いつも同じような話をしますが、昨年も一昨年も聞いてくれる先生がいます。
そんな先生は、「もうわかった」 ではなく 「もっとわかりたい」 と思っているのです。
「去年はこう思ったが、今年はこう感じた」
そんな感じ方の変化が、この先生を成長させるのだと思います。
やはり 「続けること」 なのです。
 
今日は、いつもと違って、ほとんど2時間かたい話の連続でした。
時々熱くなりすぎる時もありましたが、若い先生たちに人権・同和教育の
素晴らしさをぜひ知ってもらいたいという私の気持ちがある程度は伝わったかな
と思っています。
今日はいつもの参加者のほかに、ある幼稚園からは先生方全員が参加してくださったり、以前私の講演を聞いた高校の先生やPTAの方、また教育実習中の大学生や私の教え子(大学4年)も来てくれたり、徳島からは一般の方が興味を持って参加して下さいました。
44名の参加、本当にありがとうございました。
 
※なお、今日のレジュメは、このHPの「元気塾」のページにアップしますので、
 またご覧ください。
 
★同和教育の話は何回も聞いたことがありますが、今日の 「逆差別」 の話は、すごく自分の心の中にストンと落ちました。 「誰でも弱い部分があり、そんな自分と向き合い、自分自身が人間になっていく営み」 というお話もすごく心に残りました。私自身いろいろ弱い面があり、こんなので教師をしていていいのかなと思うこともありましたが、みんな弱い部分を持ってて、それをまず認めて、そこからどう生きていくかが大事なんだと改めて感じました。(大阪・Y)
 
★この話を聞くのも何回目になるかわかりませんが、だんだんとわかってくるようになりました。私自身結婚の際に親の持っていた差別心に気づき苦しみ、また親への差別心を持ってしまった経験があります。人としてどう差別心に向き合い、克服できるように頑張らねばと今日も考えさせられました。(西宮・F)
 
★部屋に入った瞬間、黒板を見て、中学時代の悪夢がよみがえりました。私は中学校が同推校で、その時に受けた同和教育に激しい嫌悪感を持っていました。でも教師として避けられない問題で悩んでいました。今日の話を聞いて、中学時代は「氷山の上」の課題の話ばかりで、実際のクラスでは、いじめやリンチが多発しているのに、おいてけぼりでその現実が嫌だったのだとわかりました。やはり人権教育は机上の話だけでは難しいと思います。私は同推校で3年間過ごし、友人もおり、地区の方と付き合ったこともあります。その中で課題の多さに逃げた部分もあります。この様な体験を実際にしてみて、みんながどう考えるのかまた知りたいです。(大阪・M)
 
★2時間の中で、たくさんクラスの子の顔が頭に浮かびました。「クラスで一番しんどい子を大切にする」 本当にそうだなと思いました。運動会に向けて、クラスがまとまってほしいとかリレーで優勝させてやりたいとか、目に見えることばかり気にしていたんだなと子どもたちに申し訳なく思いました。目の前の子どもの目に見えない所もしっかり見てやりたいと思います。元気が出ました。(伊丹・K)
 
★「ムラの子の一番の課題は学力をつけ、進路を保障すること」 この事は、ムラ出身の私が子どもの頃から先生に支えられ進路を広げていけたことを思い出しました。今、クラスの中にも家庭環境等の原因で学力がしんどい子がいます。自分が子どもの頃にしてもらったことを、子どもたちにしていきたいと思いました。(西宮・S)
 
★2時間が一瞬に感じるほど、充実した時間を過ごさせていただきました。特に 「この子はこれぐらいでいい」 と思う指導がその子の成長を妨げるという部分に「あっ、その通りだ」 と感じました。・・・・(奈良・O)
 
★・・・教育実習が始まり1週間。今日の話を聞きながら、クラスの子どもたちの顔が浮かんできました。クラスで厳しい子がキラキラする授業を私も出来たらと思っています。どうしてあの子は授業に集中できないのかと寄り添い続けた1週間でした。5年生のあの子たちに実習最後には「優」の話を伝えてみたいと思います。私も学校生活全体を通して人権教育を頭におき、実習していきたいです。(大阪・大学生N)
 
★はじめの 「自分は差別者ではないか」 という問いにすごくドキッとする自分がいました。差別をなくすためには目をつぶらず、真正面から向き合うことの大切さをとても感じました。先生のお話は魅力的でもっと聞いていたくなりました。私もそのように子どもたちを惹きつけられるような教師を目指していきたいと思います。(兵庫・大学生M)
 
★今日の元気塾で、はじめてきちんと人権教育を学んだような気がします。差別の氷山を溶かすには、周りを温めること。差別を受ける人ばかりに教育をするのではなく、周りを育てなければならないのですよね。学級経営でも、しんどい子だけでなく、周りの子を育てる。すべてのことに通じるんだなと感じました。(尼崎・K)
 
★久しぶりに仲島先生の授業?を受けて、なつかしい感じがしました。西光万吉の話はとてもよく覚えています! 人権教育というのは、やはり普段の生活で行うものだと再認識できたので、これから先生になれたら必ず子どもたちに熱く語りかけ、寄り添っていきたいと思いました。自分の教育で人が変えられると思うと期待と責任でドキドキします。(西宮・大学生Y)
 
★「つながり」 って人間にとって、とても大切なことですよね。大人になっても今の自分が一番大切にしていることです。これからも。 今日の時間は、人間であることに喜びを感じました。(尼崎・I)

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Posted by naka602 at 20:54 | TrackBack (0)


2009年9月17日
Y150
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「Y150」 を見てきました。
「Y150」 というのは、横浜開港150周年記念イベントのことです。
横浜開港記念日は6月2日。 私の誕生日も6月2日。 そう一緒なのです。
子どもの頃から、自分の誕生日は横浜港の開港した日なんだとずっと気になっていましたが、まさかそのイベント会場に来ることができるとは思ってもみませんでした。
 
今回は、ある民間企業の講演会で横浜にやってきました。
会場は横浜パシフィコというすごくきれいな所で、参加者は1000人。
午前中の講演会だったので、前夜から横浜に入っていましたが、宿泊したホテルがまたすごいのです。テレビ等で映る横浜港風景で、レインボーブリッジとともによく見えている扇形をした白い建物(横浜インターコンチネンタルホテル)です。そしてホテルに入ると外国人がやたらに多いのです。レストランに入ると約8割が外国人でした。どこかの外国にきたような錯覚におちいります。部屋からの景色はこれまたスゴイ。めちゃ綺麗! 雰囲気は神戸メリケンパークのオリエンタルホテルからハーバーランドのモザイクを見ているような感じです。(ちなみにオリエンタルホテルに泊まったことはないし、そこからの景色も見たことはありません、あくまで想像です(笑))
 
通常、私の講演は、学校・PTAや役所・教委・人教等のいわゆる官公庁相手がほとんどなのですが、時々民間企業からの依頼もあります。基本的に宿泊先は依頼者側がとって下さるのですが、普段はビジネスホテルです。それが当たり前だと思っていましたが、民間からの依頼の時には、たまにこんな高級ホテルの時があるのです。(やはり民間は違いますねホンマに)
こんな時、私は興奮してなかなか寝付くことができないのです。部屋をウロウロしたり、バスルームで寝そべったり、ベットの上で跳ねたり、まるで子どものようになります。アメニティグッズはもちろん全部持ち帰ります。だって歯ブラシ1本でも違いますモン。
今回主催者さんから
「夕食はホテル内のレストランでサインでOKです。何でも食べてください」
と言われていましたが、レストランに入ると、全部高いのです。めちゃ高い!
アカンたれの私は、一番安いメニューを注文してしまいました。(それでも高い)
 
講演会は、1000人の方の「拍手は1回!」と「タイガーススーツ」で盛り上がり、なんとか無事に終了しました。それにしても1000人もいると、人が遠くて少し話しづらいですわ。やはり100人ぐらいまでが一番やりやすいですね。一応、緊張もしますし(笑)
 
「Y150」の会場辺りの 「みなとみらい」 は、大きな街になっています。かつての横浜は山下公園や元町中華街がメインだったのに、今はこちらにも人がたくさん流れているようです。クイーンズスクエアには、たくさんのお店が入っていますし、ランドマークタワーの景色は、横浜マリンタワー(神戸でいうとポートタワー)とは比べ物になりません。
横浜は今、すごい!
 
そして、私だけのいいものを見つけました。
港近くを歩いていると、横浜海上保安部があったのです。
ここは、あのTVや映画で人気のあった「海猿」のロケ地です。
私は、あのTV「海猿」が大好きなのです。何度も見ました。海上保安官が胸に握り拳をあてて気合を入れるシーンに、私も燃えるのです。海猿のヒューマンドラマに感動するんです。
時任三郎演ずる下川隊長の娘が、巡視船「ながれ」を見ていた金網を見つけました。
仲村トオル演ずる池沢さんが亡くなり、みんなに送られるシーンの場所も見つけました。
ここや、みんなが並んで敬礼していた場所は・・・・。
あそこにJCG(ジャパンコーストガード)のマークが本当にあるんや・・・。
そんな発見に一人感動していた私です。
(海猿を好きな人にはわかってもらえると思います(笑))
 
そんな1泊2日の横浜での仕事でした。
家族からは、「ええなあ、また遊んできて・・・・」 と言われ、
「遊びじゃない! これも仕事や!」 
と微笑む私でした。
 
みなさん、すみませんでした。 一人いい思いをして・・・・・。
 

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Posted by naka602 at 08:43 | TrackBack (0)


2009年9月14日
阪神3位、がんばれ藤川、がんばれ野原
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おっとととと・・・・もしかしてもしかして・・・・
いけるかもしれません。
阪神タイガースが、ついに単独3位になりました。
このまま突っ走ってクライマックスシリーズも制したらどうしよう?
勝率5割そこそこのチームが、貯金40持っているジャイアンツに勝ったら
・・・・きっとナベツネさんはカンカンに怒るだろうな(笑)
 
実は、タイガースにとって、9月は鬼門になっていました。
07年は8月中旬から快進撃で1位との12ゲーム差をひっくり返し、一時は首位になったのですが、その後9月の中旬から疲れて8連敗、結局3位。
昨年の08年は、2位巨人に13ゲーム差をひっくり返されて、結局2位。
 
でも今年は大丈夫! だって藤川が元気なのですから・・・・。 
ここ2年、藤川は9月になると疲れが出てきて打たれることがあったのですが、今年はシーズン序盤は自身の調子もよくないし、チームは負けていたので出番も少なかったのです。だから今、疲れていないのです。 WBCで登板させなかった原監督のジャイアンツをビシッと抑えて、原監督をギャフンと言わせてやってほしいのです。 がんばれ藤川!
 
そして、ついに新星が現れました。
野原祐也 背番号94 24歳 
北信越BCリーグ出身の育成枠選手が、7月末に支配下選手に昇格し、8月にはファームで月間MVPにもなりました。そして今1軍です。昨夜も2安打です。第一打席の2塁打のヘッドスライディングには感動しましたね。
 
実は、この野原選手を私は前から見ていたんです。
今年の安芸2軍キャンプで、背番号123番が豪快なバッティングをしていたのを・・・。
そんな時、富山に住んでいる私の後輩の村中さんが、教えてくれました。地元の富山サンダーバーズで、野原選手は1年目から打率・本塁打の2冠王になり 「富山の期待の星」 としてタイガースに入団したことを・・・。
野原祐也は、仲島と村中さんの期待の新人なのです。
守備が少し心配ですが、豪快なバッティングで
タイガースをぜひクライマックスシリーズ出場、そして優勝へと導いてください。
がんばれ野原!

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Posted by naka602 at 09:14 | TrackBack (0)


2009年9月7日
長野オリンピックのこと
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午後6時からあっという間に5時間、店を出たのは午後11時でした。
 
「先生が僕に走ることのおもしろさを教えたくれたんだ。だから今度先生と一緒に走りたいので〇〇ハーフマラソンの申込書も持ってきたよ」 と言うナオキ。
「最近、奈良や京都の古い建物のロマンに魅かれています」 と言うユウタ。
「やっぱり先生の一番の思い出は火曜と金曜の体育やった」 と言うタカヒト。
「建前の面接は苦手で、つい本音を言ってしまうので就活は全敗」 と言うミズホ。
「一流企業の内定もらったけど、なんかイヤな感じで迷ってる」 と言うシズカ。
 
そんな教え子5人と、楽しいひと時を過ごしました。
彼女たちは、高須南小の4年1組の子どもたちです。
今年で22歳、タカヒトのほか4人は大学4回生で来春から社会人です。
 
5人で、5時間しゃべり通しです。いろんなことを思い出し、笑っていたのですが、
長野オリンピックのスキージャンプ団体戦の話は盛り上がりました。
 
覚えているかな? あの猛吹雪の中の原田の失敗ジャンプのあと、原田の2回目は起死回生の大ジャンプがあり、ラストは船木が華麗なフォームで決め、日本が逆転優勝、金メダルに輝いたあのジャンプ団体戦です。
 
あの日のテレビ放送は、午前9時半から始まったのですが、
せっかくのオリンピックだし、日本が優勝しそうだし、
少しくらい子どもたちに見せてやろうと思い、私は教室のテレビをONにしました。
出だしは良かった日本ですが、原田のまさかの大失敗ジャンプで暗雲がたちこめます。猛吹雪で中断するのですが、どうなるか心配で心配で、テレビはついたままです。そして起死回生の大ジャンプに教室は大騒ぎ。逆転優勝するともう最高の盛り上がりで、あたかもジャンプ会場にいるような錯覚にもおちいるのです。結局9:30〜12:00まで、ずっとテレビを見続けたという4年1組でした。
 
今、考えれば・・・・・こんなことは許されないですね(笑)
3時間授業をせずに、オリンピックを見続けたのですから・・・
今ならきっと保護者からのクレームもきたでしょう。
 
翌日、ある保護者から、こんな連絡帳がきました。
「家で、テレビでスキーのジャンプを見ていました。日本チームの頑張る姿に感動し涙が出ました。こんな様子を子どもたちに見せたかったなあと思っていました。午後、子どもが帰ってきて 『今日学校でジャンプ見たよ。すごく盛り上がったよ。よかったよ』 と話してくれたのでびっくりしました。と同時にとってもうれしく思いました。テレビを見せてくださってありがとうございました」
 
まさかまさかの連絡帳ですね(笑)
実はこの件に関するクレームは1件もこなかったのです。
(心の中で思っていた人はいたかも・・・・・)
 
そんなことを思い出しながら、
今だったら、先生は処分されるかも?って話すと、
教え子たちはフォローしてくれました。
「だって、あの時、先生は、テレビを見ながら、みんなに地図帳を出させて、
この国はこの位置にある、この国の国旗はこれ、ここの気候はこんなふうだ。
って説明していたよ。一応授業をしていたよ」
 
ナンテいい奴らなんだ・・・(感謝)
楽しい4年1組でした。
 
 
※長野オリンピック スキージャンプ団体戦 1998年2月17日
金メダル 日本チーム  岡部、斉藤、原田、船木
銀メダル ドイツ  銅メダル オーストリア 
 
原田選手の言葉
「みんなで助け合って、ここまできました」(金メダル直後)
「『ガンバレ』の声がプレッシャーになったことも確かにありました。
それでも僕は、若い人たちに『ガンバレ』と言ってあげたい。
だって、その声に支えられて、僕は夢を実現できたのだから・・・」(五輪後)
 

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Posted by naka602 at 17:25 | TrackBack (0)


2009年9月6日
その一声が・・・
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先月、横浜に仕事に行った時のことです。
横浜駅の西口から降りて、目的の建物を探しながらキョロキョロしてると、私の20mぐらい前の方で、目の不自由な男性が歩道から車道に出てしまい、道路の真ん中に向かっているではありませんか。「危ない!」 すぐに駆け寄り、「どちらまで行かれますか?」 と尋ねると 「西口まで」 と言われたので、私の肘のあたりに手をかけてもらってから西口まで一緒に歩いて行きました。杖の使い方も慣れた様子で 「もう大丈夫です。ありがとうございました」 と言われたので、あとはお任せしました。
そして戻ってくると、そこに60歳ぐらいの男性がニコニコして私を待っていてくれました。
「私も『あっ』と思ったら、あなたが駆け寄り、声をかけてくださったので安心しました。ありがとうございました」
と私に声をかけて、すぐに立ち去っていかれました。
実はあの時、「こんなにたくさんの人がいるのに誰も声をかけないなんて・・・」って思っていたので、この方の一言で救われた気がしました。
 
今日、こんなことがありました。
用事があって、梅田の地下街を急ぎ足で歩いていると、
目の不自由な女性が杖をつきながら歩いていました。杖のつき方があまり慣れていないようで一歩一歩がすごく遅いように見えました。
「大丈夫かな?」 と思いつつ、そのまま抜かして地下鉄の駅に向かったのですが、
30mほど行き過ぎてから、「声をかけるべきだったかな?」 と迷いの気持ちが湧いてきて、方向転換し20mほど戻りました。すると、その方はゆっくりながらもちゃんと歩いておられたので、また方向転換して地下鉄の駅に向かいました。
「でも、この人混みの地下街をうまく歩けるだろうか?どこまで行くのだろう?
  でも、一緒について歩くと私が時間に遅れることになるし・・・・どうしよう?」
すごく迷ってしまいました。
 
 (「迷った時はする!」 が私のモットーです)
もう一度、方向転換しました。
 
「どちらまで行かれますか?ご一緒しましょうか?」
「いえ、大丈夫ですよ。ありがとうございます」 
と笑顔の返事。
 
私は、安心して地下鉄の駅に向かいました。
 
 
 

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Posted by naka602 at 00:20 | TrackBack (0)