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2010年11月29日
尼崎市立尼崎双星高等学校
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今日は尼崎市の教育委員として、来年4月に開校する
 「尼崎市立尼崎双星(そうせい)高等学校」 の視察に行ってきました。
 
今、阪急電車の神戸線に乗っていると、
塚口駅と園田駅の間、南側の車窓に立派な校舎が出現しています。
これが尼崎双星高校です。
尼崎市が威信をかけて、日本一をめざす新設校です。
 
「尼崎双星高校」は、「尼崎市立尼崎東高校」と「尼崎市立尼崎産業高校」の
2つの高校をを発展的に統合して誕生します。
 「普通科」 5学級 (音楽類型も含む)
 「商業科」 2学級
 「ものづくり機械科」 1学級
 「電気情報科」 1学級     計 9学級 360人 
進学を目指す普通科と尼崎の町を支えてきた工業と商業の学科を併設した総合的な
市立高校です。
 
 
来年4月の開校を前に、ほぼ校舎設備が完成したので視察に行ったのですが・・・・、
見た感想は・・・・・「とにかくスゴイ!」 の一言です。
校舎の中は広々とし、生徒が憩うスペースもたくさんつくられており、勉学の環境と
しては申し分ありません。大きなガラス窓がふんだんに使われており、校舎は明るい
雰囲気です。また校舎の中が吹き抜けになっており、どこかのショッピングセンターの
ような階段や緑も配置されています。相談室や進路室も充実したスペースがありますし、
保健室は最近の生徒の状況に対応できるようになっています。
商業科の棟に行くと、廊下から商業科の雰囲気になっています。壁には商業デザイン、
また実際のビジネス実践やマーケティングのできる部屋もあります。
電気科、工業科の棟は、もちろんやっぱりそのつくりです。壁も鉄板のようになっており、
まさに工業地帯です。実習室もすごいです。ここはまだ未完成かと思ったら、そこは電気
工事の実習室で、その雰囲気になっているのです。溶接の場所はまさに溶接工場です。
パソコン環境はもちろん最新設備で、本当に日本一の設備を兼ね備えています。
 
さあ、ハードは整いました。 あとはソフトのみです。
生徒はもちろんですが、特に教員の頑張りに期待すること大です。
「日本一の高校に!」そんな大きな夢をもって、指導力を発揮してほしいと願っています。
 
 
1月には、中学生向きの見学会があります。
きっとびっくりすると思います。
たくさんの中学生が受験してくれることを祈っています。
 
 
 

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Posted by naka602 at 22:25 | TrackBack (0)


2010年11月23日
25年ぶりの再会
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今日は東京・渋谷での仕事でしたが、終わった後、新宿のジュンク堂に行ってきました。
講演でいつも出てくる 「うんこの話」 の学級にいた子どもに会うためです。
(この子がうんこをしたのではありません(笑))
 
25年ぶりの再会です。
彼は、身長180cm福山雅治タイプのイケメン青年になっていました。
ホントさわやかないい感じで、これはモテるだろうなって思いましたね。
仕事中だったのであまり長くはしゃべれなかったのですが、本当にうれしい再会でした。
 
会うきっかけになったのは、6月に西宮の幼稚園のPTA講演に行った時に、
彼のお姉ちゃんが参加していて 「弟が東京で働いています」 と聞かせてもらったのです。すぐにメールを打つと返事が返ってきました。
 

(6月30日)

仲島正教先生

こんばんは。

大変ご無沙汰しております。

1年中ランニングシャツだった阪根正行です(笑)。

ブログにも書いて頂きありがというございます!

僕はさすがに今は1年中ランニングシャツではありませんが、仲島先生

は当時と全然変わってないですね(笑)。

今でも仲島先生との出会いはよく覚えています。

初めて段西に登校したあの日、そりゃ僕も当然緊張してガチガチだった

訳です。が、先生がみんなの前でいきなり大ジャンプをしてみせたの

で、「うわっ!」って、その瞬間に緊張がふっ飛びました!

なんだか、あのジャンプで僕の小学校6年間を総括してしまいそ

うな、それぐらいの元気パワーをもらったように思います。いや、いま

でも覚えているので一生分の元気をもらったのかもしれません。

 

 

 

私が25歳の時、初めて1年生を担任した時に、彼に出会ったのですが、

初めての1年生担任で、私は戸惑いまくっていました。

その上、クラスには今でいう「発達障がい」の子どももいて、その子にも振り回され、

毎日クタクタになっていました。

(当時、記録ノートに日記をつけていたのですが、毎日毎日しんどいと書きまくっていま

したし、途中からは書く気力もなくなっていました)

そんな中で、彼の存在は大きかったのです。

ひらがなを教えると 「書けた!」と喜んでくれ、給食の時は「おいしい!」といっぱい食べ、

外に出て遊ぼうと言うと、一番に教室を飛び出し元気いっぱいに走り回るのです。

そんなメチャ子どもらしい姿に、私は癒され、励まされ、元気をもらっていました。

そして「発達障がい」の子が教室を飛び出すと、一番先に追いかけてくれていたのです。

 

 

彼は、勉強もできるし、運動もできるし、性格もいい、そんな申し分のない子どもでした。

5年生の時に転校し、それ以後彼がどんな人生を送ったのかは、わからなかったので

すが、今回いろいろ教えてくれました。

たくさんの苦労があったようです。特に大学卒業後に大きな挫折も味わいながら、

今の職業に就いたようです。当初の夢とはまったく違う理系から文系への転身に

悩み多き時間を費やした彼なのです。

でも私がみる限り、今の彼はキラキラと輝いていました。

彼は今、ジュンク堂の書店員ですが・・・・・・すごいことをいろいろやっています。

ただの書店員ではありません、「発信する書店員」です。

本の魅力を伝えるために、トークイベントをはじめ、読者と作者と出版社をつなぐ

いろいろな試みをしています。 (「情熱大陸」で紹介したいくらいです)

 

先日、共著ですが彼は本を出しました。

「ハブ型書店員の可能性〜本の生態系を取り戻すために」

電子書籍元年を迎え、これからの本の可能性と未来を語ってくれていました。

もう立派なライターでもあります。すごい奴ですわ。

 

 

そんな立派なライターでもある彼の、小学校1年生の時の作文を見つけました。

 

「ぼくのうちは、めだかをかっている。

 まいにち、えさをやっている。

 めだかは、たまごをぶらさげている。

 めだかは、ぼくをみておよいでいる。

 めだかのちぎょが、うまれた。

 でも、すぐにしんじゃった。

 ぼくは、さかながすきだ。

 さかなが、なんですきかというと

 さかなのさかと

 ぼくのさかと

 いっしょだからです。

  (さかね まさゆき)  」

 

 

ええ作文や(笑) 「また東京に行ったら連絡しますね、阪根君」

 

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Posted by naka602 at 07:06 | TrackBack (0)


2010年11月16日
青春の思い出「シビック」
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先日の新聞に、「伝記・偉人伝」が変わってきたという記事が載っていました。
定番のリンカーンらが消え、本田宗一郎ら新しい人が入ってきたということです。
リンカーンは残してほしいけど、本田宗一郎が入ったのはとってもうれしいのです。
私の愛車は、HONDAです。これからも多分HONDA車に乗ると思います。
なぜHONDAか?
理由は簡単です。本田宗一郎が好きだからです。
 
その本田宗一郎が、きっと天国から怒っていると思います。
 
HONDAが、シビックの国内販売を終了すると発表したのです。
あのシビックの販売をやめるのですよ。
HONDAの自動車を有名にした最大の功労者(車)を切るなんて・・・
なんてひどいことをするんだ!
そう思っている人は私だけではないでしょう。
HONDAの知恵が詰まった前輪駆動、CVCC、・・・・・・ワンダーシビック・・・
私たちシニア世代の青春の車です。
 
販売実績が落ちたからといって止めるのは、あまりにも普通すぎます。
本来のHONDAはそうではなかったのです。
HONDAは、あくまでもHONDAらしさを追究するのが本田宗一郎の考えだった
はずです。
トヨタや日産と違うそんなHONDAらしさが私は好きだったのです。
 
F1から撤退する、NSXをやめる、シビックをやめる・・・・・・・・本田宗一郎は
きっと嘆いていますよ。
あ〜あ、HONDAがHONDAスピリットをなくしつつあると・・・・。
 
 
本当に残念です。
大学時代、友人SAKURAIと一緒に乗りまわしたオレンジ色のシビックは、
私の青春の思い出です。
(今一番売れているフィットのRS車に設定されているボディカラーのオレンジ色は
 実は昔のシビックの復刻バージョンなのです。なつかしいオレンジなのです)
 
 
 
 
※ご心配おかけしました。原稿は無事書けました(笑)
 
 

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Posted by naka602 at 07:49 | TrackBack (0)


2010年11月11日
まだ書けていません
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「原稿書けましたか?」
そんなメールをいただきました。
「まだ書けていません、切羽詰まってきました(大変や!)」
 
そんな中、昨日とってもうれしいことがありました。
昨日は奈良市の飛鳥小学校に行ってきたのですが、午前中のPTA・地域対象の
人権講演会の終了後、質疑応答の中で、こんな発言がありました。
発言したのは、飛鳥小の近くの飛鳥中学校の体育の先生でした。
 
「私は仲島先生とお会いしたことはなかったのですが、体育科教育のエッセイを
いつも楽しみに読んでいて、どんな先生なのかなと思っていました。そんな時、隣の
小学校で仲島先生の講演があることを知り、今日は午前中の授業を振り替えてもらい
この会場にかけつけました・・・・・・・・・・・・・」
そして今月号の 「ライン引き」 の事や、以前の「とにかく遊べ」や「心のビデオ」のこと
を詳しく話されたのです。
 
先日、「エッセイの反応はどうなのかわからない」 とこのブログでも書きましたが、
こうやってまったく知らない先生が、
わざわざ授業を振り替えてまでして参加し、こんな言葉をいただけたことに、
もうめちゃくちゃ感動してしまいました。 本当にうれしかったです。
 
 
書く意欲がメラメラと湧いてきました。
よし、またがんばって書くぞ!
 
 
と思ったのですが・・・・・・・
あーーーーどうしよう? またまたプレッシャーです(笑) 
 
締め切りもう間近!
 

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Posted by naka602 at 09:15 | TrackBack (0)


2010年11月10日
行動する時の基準
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パリーグ3位のロッテが日本シリーズを制しました。
2005年に岡田阪神が優勝した時も、パリーグ2位のロッテに負けてしまいました。
そんな下剋上の制度に、やっぱり私は納得できないのです。
 
でも今日はそんなことは置いておいて・・・・
ロッテの選手の
「西村監督を胴上げしたかった!」 
というコメントは美しかったですね。
人間は、「自分のために頑張る」 よりも 「あの人のために頑張る」 と思った時に
大きな力を出す、そう思います。 そしてそんな時に感動が生まれるのでしょうね。
ロッテは本当にいいチームです。
そして(悔しいけど)優勝おめでとう!と言いたいです。
 
 
話は大きく飛びますが、
子どもに、どんな力をつけさせたいか、学校で何を学ばせるか。
その一つに、道徳的判断力があります。
 
「さあ、こんな場合どうするか?」 
「するかしないか」、そんな道徳的判断を迫られた時
その基準が、どこにあるのでしょう?
 
★レベル1
 「損か、得かで」 判断する
 「したいか、したくないかで」 判断する
                  
★レベル2
 「したいけど しない」  と判断できる
 「したくないけど する」 と判断できる
                  
★レベル3
 「あの人のために やりたい」 と判断できる
 「みんなにために がんばりたい」 と判断できる
                  
 
そんなレベルのことを思いつつ、
最近のいろいろな出来事を考えています。
 
 

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Posted by naka602 at 00:03 | TrackBack (0)


2010年11月5日
2か月に一度のプレッシャー
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あーまたまた迫ってきました、締め切りの日が・・・・・。
2か月に一度のプレッシャーです。
あーどうしよう? あー何を書こう? ホンマ焦りますわ。
もうすぐ、体育科教育(大修館書店) 「巻末エッセイ」の原稿締め切りです。
 
毎回 「もう書けない」 と思いつつ、なんとかこの連載も1年半続いてきました。
読者の反応はわからないので、いつも不安に思って書いていますが、時々友人から
「今月号はおもしろかった」とメールが来たり、兵教大名誉教授の小林篤先生から温かい
コメントをいただいたりしながら、それを励みに頑張って書いています。
 
自分がエッセイをこうやって書いていると、ほかのエッセイも気になるもので、
今一番気に入っているエッセイは、JR東日本の車内誌の伊集院 静氏のエッセイと
JALの機内誌の浅田次郎氏のエッセイです。お二人ともプロの作家ですから、私が
それを参考にしているというとおこがましいのですが、こんなエッセイを書きたいな
と思いながら、いつも楽しみに読んでいます。
JR東日本の特急とJALの飛行機に乗った時は、ぜひ読んでみてください。
 
ところで、
今、書店に並んでいる「体育科教育11月号」には、私の巻末エッセイが載っています。
(私の巻末エッセイは、奇数号に掲載)
次の12月号の発売が15日ですから、立ち読みできるのはあと10日間です(笑)
今回のテーマは、「たかがライン引き、されどライン引き」 
運動会の係の仕事について書いているのですが、これは私の学級づくりや授業づくりと
深く関係しています。こんな子どもに育てたいという私の願いです。
 
先日、ジュンク堂西宮北口店に行くと、「体育科教育」が3冊並んでいました。
以前はこの書店には置いていなかったので、今回も売れ残ると、引きあがられるかも
しれません(悲) ちょっと心配しています。
 
さあ、そろそろ原稿を考えなくては・・・・・・・。
 

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Posted by naka602 at 00:03 | TrackBack (0)