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2010年10月31日
1400人の「拍手を1回!」
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10月28日、熊本・九州学院に行ってきました。
体育館で、中学生・高校生合わせて1400名の生徒が
一生懸命に私の話を聞いてくれました。
そして最後の、「拍手を1回!」は、1400人の心が一つになって
素晴らしい音が体育館に響きわたりました。
これには、鳥肌が立ちましたね。ホンマ感動しました。
 
 
この日は、講演の1時間前に学校に入り、校長先生と校内を回ったのですが、
その時に、廊下で会う生徒みんなが気持ちのよい挨拶をしてくれるのです。
それも挨拶だけではなく、みんな表情がよくて、生き生きしている感じがするのです。
 
九州学院は、スポーツは全国レベルの名門校です。日本一になった部がいくつもあり
ます。OBにはあの陸上の末續選手もいますし、プロ野球選手も多く輩出しています。
あの柔道の山下泰裕も九州学院の名誉卒業生です。
また進学面でも、有名大学に数多くの生徒が合格する文武両道の学校です。
施設面もすばらしいし、よき伝統を感じる学校です。 (来年100周年です)
 
そんな学校で、それぞれが目標を持って学校生活をしているからこそ、
生徒の表情があんなにいいのでしょう。先生たちも元気です。
もし、この学校に見学に来たら
「この学校に、我が子を通わせたい」
そう思う保護者はきっと多いだろうなと思いました。 私もそう思いました。
事実、親子とも九州学院という生徒もけっこういるようですし、
先生たちも九州学院の卒業生がほとんどだそうです。
同窓会も盛んですし、みんな九州学院が大好きなんですね。
 
 
実は「拍手を1回!」は、小学生や大人は、しっかりやってくれるのですが、
中学生や高校生は、思春期の照れもあるのか、なかなかうまく乗れないことが
多いのです。だから最近は、中高校生の講演ではやっていませんでした。
でも今回は講演前に校内を回って
「この生徒なら必ずやる」
と確信をもって講演会に臨みました。
そして、
あの1400人の心が一つになった大きな音が響き渡ったのです。
 
「九州学院は、ホンマええ学校や!」 
 
九学祭 (仲島講演) ↓
http://kyugaku.ed.jp/hs/news/2010/10/post-233.html
 
 

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2010年10月26日
九州学院 甲子園へGO!
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高校野球の九州大会で、熊本・九州学院高校がベスト4に入りました。
春のセンバツ高校野球では、九州からは4校または5校が選出されますから
ベスト4に入ったということは、当確ラインです。
 
今朝の新聞で、九州学院がベスト8に入ったのを読んでいたので、
「あと1勝で甲子園だ!」とワクワクしていました。
夜に帰ってきて、ネットで調べて、沖縄・興南高校を6−5で破っているのを見て
思わずヤッター!と叫んでしまいました。
 
熊本の高校になぜそんなに入れ込むのか?
それは明後日28日に、九州学院に行って高校生と中学生に話をするからです。
 
 
実はこの文章は、1年前と同じなのです(笑) 
 (2009年10月28日のブログはこんな文章でした)
 
 「嘉手納高校 甲子園へGO!」
  高校野球の九州大会で、沖縄・嘉手納高校がベスト4に入りました。
  春のセンバツ高校野球では、九州からは4校または5校が選出されますから、
  ベスト4に入ったということは、当確ラインです。
  今朝の新聞で、嘉手納高校がベスト8に入ったのを読んでいたので、
  「あと1勝で甲子園だ!」 とワクワクしていました。
  夜に帰ってきて、ネットで調べて、佐世保実業を5−4で破っているのを見て
  思わず 「ヤッター!」 と叫んでしまいました。
  遠い沖縄の高校になぜそんなに入れ込むのか?
  実は昨年12月に、嘉手納高校の高校生に講演をしたのです。

 
そうなんです2年連続で、まったく同じことが起こったのです。
自分が講演に行った高校が、2年連続でセンバツ当確になったのです。
このすばらしい縁に驚くばかりです。
 
明後日28日の九州学院での講演は、「センバツおめでとう!」の挨拶からです。
 (センバツ正式決定は、来年1月末です)
今回の講演では、ファンキーモンキーベイビーズの「♪あとひとつ」という今年の夏の
甲子園のテーマ曲を用意しているのですが、ナイス選曲になりました(笑)
 
いやーホンマに凄いことです。 九州学院バンザイ!
 
 

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Posted by naka602 at 21:33 | TrackBack (0)


2010年10月25日
過去にとらわれず
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Number というスポーツ雑誌があるのですが、
私はこの雑誌でけっこう好きで、創刊当時からよく読んでいます。
 
先日、この雑誌でプロ野球のドラフト特集が載っていたのですが、
今回の目玉である早稲田大・斎藤佑樹を例に出しながら、過去のドラフトの選手の
ことがいろいろ書いてありました。
 
その中でこんな記述がありました。
甲子園で活躍した選手がドラフトで指名されてプロ入りするが、その後に活躍できない
要因として、甲子園で活躍した自分のイメージから脱せずにいるというのです。
甲子園という特別の舞台で、一種の興奮状態の中で普段の自分の力以上を発揮し
活躍してしまうと、そのたまたま活躍したことが 「自分はここまでできる」 という
イメージになり、その後それが超えられなくて悩んでしまうのというのです。
斎藤佑樹も甲子園の大活躍のイメージが残ったままで、大学野球をしていたから
ある程度の活躍をしつつも 「自分はこんなものではない」「もっとやれるはず」 という
気持ちが抜けきれなかったというのです。
 
そんなことを考えながら読んでいると、
過去の栄光にとらわれないのが、あのイチローであり、石川遼であり、杉山愛なのかな
と思うのです。
イチローは、振り子打法で200本安打を打ったのに、振り子打法をあっさり捨て、
毎年自分の打法を変えて進化しています。 石川遼も15歳のアマチュアで日本一に
なったのに、もうそんなことは忘れて、よりよいフォームを毎回追い続けています。
杉山愛は引退試合の日にも、新しい打ち方を試していたというのですから驚きます。
 
 
もしかしたら・・・・・教師にもそんなことがあるのかもわかりません。
学級づくりもうまくいくと 「あの方法でうまくいった」 というイメージが残ってしまいます。
すると、今度のクラスではなぜうまくいかないのか、と悩むのです。それどころか
「最近の子どもは変わってしまった」 と学級がうまくいかないことを子どものせいに
してしまいます。それは子どもが変わったのではなく、自分が変わらなかったのです。
「ベテラン教師の学級崩壊」はこういう事が要因の一つになっているのかもしれません。
 
そう考えると、今の自分はどうか。 過去のイメージにとらわれていないか。
変わること、進化することへの勇気を持っているのか。
そんな自戒の意味を込めて、Number を読んでいました。
 

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Posted by naka602 at 07:18 | TrackBack (0)


2010年10月22日
大川知子先生のこと
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16日の元気塾は、6年目の大川知子先生の「大川知子2時間講座」でした。
「そんなにしゃべれません」と言っていた大川先生でしたが、たっぷり2時間しゃべって
くれました(笑) 実は・・・・まだまだしゃべり足りなかったようです(笑)
 
そんな生き生きと楽しそうにしゃべる大川先生の実践発表を聞きながら、
私は不覚にも 「また自分も担任をやってみたい」 と思ってしまいました。
そんな魅力ある大川講座でした。
 
 
大川知子先生の新任1年目の4月、まわりの先生方から
 「この子たちは大丈夫。いい子たちだから新任さんでもいけるよ」
そう言われて担任した4年生に大苦戦。 自分は教師には向いていない。
もう辞めよう。研修もどうせ辞めるのだから行ってもしょうがない。
そんな心境になっていたそうです。
 
そんな大川先生の心を動かしたのは、JICA2泊3日研修でした。
「教育以外の研修はおもしろい」「教師というものを知っているのは教師以外の人」
そんな気づきの中で大川先生は、三重県の一般の人と知り合い、教師の魅力を
再発見し、自分の進むべき道をみつけるのです。
(今回の元気塾には、その人が応援しに、三重からわざわざ来てくれていました)
 
大川先生は、忙しい合間をぬって、生け花を習いに行ったり、スポーツジムにも
通います。大川先生は、長期休みには海外に一人旅に出かけます。夏も冬も
そんな一人旅をしながら、いろんな人に出会い、いろんな体験をし、いろんな考え
を知るのです。人間の喜びや悲しみにも敏感になっていきます。
 
大川先生は、いつも3月に、1年間の子どもの記録 「フォトストーリー」 をDVDに
してつくるのですが、ここに「大川らしさ」が出ています。
大川先生が撮る写真は、「正面向いてピース」そんなアングルはありません。
子どもたちが一生懸命に何かをしている「後ろ姿」の写真が多いのです。
顔は見えないけど、なんだか嬉しそうに作業している様子が想像できるのです。
そう、後ろ姿に笑顔が見えるのです。
 
   そんなステキな感性の持ち主の大川先生です。 
      今回は、本当にありがとうございました。お疲れ様でした。
 
 
 
 
 
※余談です。
大川先生の2時間講座のあと、私がまとめの言葉を5分ほど話して、この日の
元気塾を終わりました。参加者は感想を書いてから帰っていくのですが、
ある先生が大川講座の感想を書いたあとに、こんなことを書いてくれていました。
「最後の仲島先生の5分の話は、まるでAスタジオの鶴瓶のようでした」
・・・・これは最高の褒め言葉です(笑) めちゃ嬉しいです。
(※Aスタジオ 金曜夜11時毎日放送)
 
 

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Posted by naka602 at 01:29 | TrackBack (0)


2010年10月18日
プライド捨て泥まみれ 今岡誠
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10月に入ってから、新聞のスポーツ欄の片隅を心配しながらいつも見ていました。
「オリックス戦力外通告○○○○  横浜戦力外通告○○○○ ・・・・・・・・・・・」
 
そんな記事を見ながら、「ロッテ戦力外通告 今岡誠」 がいつ載るかドキドキして
いました。阪神をクビになりロッテに拾われましたが、開幕1軍を果たすも結果が
残せずに5月下旬から2軍に落ちたままでした。 
今岡ファンの私としては、これはもう無理、きっと今シーズンで終わりだと覚悟して
いました。
 
その今岡が、クライマックスシリーズに先発で出場していたのです。ビックリです!
そして、ヒットも打ち、ホームランまで打ったのです。おまけに、阪神時代はほとんど
やったことのない送りバントも成功させました。
ロッテ西村監督も、「さすがですね」 と今岡を称えていました。
来季も現役続行が決まったようです。 よかったよかった本当によかった!
 
今岡は、阪神時代の2軍生活では、元首位打者、打点王のプライドが優先して練習
時間は短かったようですが、
ロッテの4ヶ月間の2軍生活では、若手に交じりフルメニューをこなし、居残り特打も
行い、阪神ではやらなかった送りバントの練習もみっちりやったようです。
 
「プライド捨て泥まみれ 元打点王今岡の4ケ月」
こんな見出しの記事を見つけ、本当にうれしくなりました。
2軍の高橋慶彦監督は、そんな泥まみれで頑張る今岡を認めてくれたのですね。
うれしいですね、こういうのは。
そんな今岡の姿を見て、元気をもらいました。
 
 
それに比べて
大事な場面で連続4球、そして逆転打を許したのに、
「自分のやれることはやった。悔いはない」 と言う藤川球児。
本当にやれることはやったのか、って言いたくなります。
「俺が打たれたならしょうがない」 そんな態度ではだめでしょう。
藤川、もっと謙虚になれ。
 
 
 
 

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2010年10月17日
頑張れ藤川!
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2010年 阪神タイガースのシーズンが終わりました。
終わり方は「悔しい!」の一言です。
 
今シーズンを象徴するような負け方でした。
ここという時に、勝てない。
ここという時に、打てない。
ここという時に、抑えられない。
 
今シーズンのタイガースの選手の成績はけっして悪くありません。
選手一人一人の数字もけっして悪くありません。
打率も打点も本塁打も・・・いい成績なのです。
でも勝てなかったのです。 ここ一番の時の勝負強さに欠けたのです。
 
悔しいなあ本当に。
 
 
藤川球児も悔しかっただろうと思います。真弓監督の信頼に応えられなくて・・・。
久保の続投でもよかったのに、真弓監督は「これがうちの勝つパターン」と
藤川を信頼して投げさせました。
その結果・・・・見事な逆転負け。 あの矢野の引退試合と同じでした。
 
 
藤川は、2009年のWBCの直前に、「未熟者」という本を出しました。
そこには、北京五輪で星野監督に信頼されていなかった悔しさを綴っていました。
「信頼している」と言われながら、結局抑えは、上原が投げたのです。
そして第2回WBCでは、JAPANの原監督から「おまえしかいない」と絶大な信頼の
言葉をかけてもらい、藤川もその気になっていたのに、WBC本番では、結局
抑えはダルビッシュだったのです。
 
ここのところの藤川の調子の悪さは、真弓監督もわかっていたと思います。
でもあえて「藤川」を信頼して使った真弓監督に
藤川は応えられなかったのです。
真弓監督もそして阪神ファンもみんな悔しかったですが、
藤川本人が一番悔しかっただろうと思います。
その悔しさをバネに、もっともっと大きな藤川になってほしいと思っています。
 
 
こんなことを書くと、仲島は、なんで藤川を弁護するんや、と言われそうですね。
たぶん今阪神ファンは、藤川バッシング で盛り上がっているところですからね。
 
実は、そんな私は、2年前から「藤川バッシング」です。
藤川球児が書いた本「未熟者」を読んで以来、ちょっと腹がたっていたのです。
題名は、「未熟者」〜悩んで僕は前に進む〜 とカッコよく書いてありますが、
内容は、私は「未熟者」ではなく、私はもう「完成者」というふうに読みとれるのです。
自信たっぷりの文に、「慢心、おごり」を感じたのです。
たかだか28歳の投手が、もうすべてわかったというふうに書くのは「まだ早い!」と
感じたのです。47歳の工藤投手が書くのならわかりますが、まだほんの数年活躍した
だけで、「わかったつもり」の文は、読んでいて気持ちのいいものではありませんでした。
同時期に出版された金本選手の「覚悟のすすめ」の中での、金本選手の謙虚さや
ひた向きさに感動したのとは大きく違いました。
 
「未熟者」の中に、こんな文章がありました。
 
先発をしたい、というくだりの中で、自分のことを
「2ケタ勝つ自信はある。狙って三振が取れる。球種が豊富。フィールディングがいい。
先発投手としての条件は備えていると思う」
と藤川自身が書いているのですが、
これは本人じゃなくて、周りの人間が言う言葉だと私は思うのです。
本人なら、2ケタ勝つようにがんばりたい、変化球もまだまだ磨きたい、
フィールディングももっとうまくなりたい。と書く方がいいなと思うのです。
 
こんな文もありました。チームリーダーとして頑張りたいというくだりの中で、
下柳投手から、こんなことを言われます。
「おまえがそこまでやる必要はない。今、そんなことをしていたら、伸びしろが少なくなる
かもしれない。それよりも、トレーニングをして、頭を使って野球のことを考えろ。チームの
ことはオレらがやるから、おまえはもっと自分を磨いて、最高のピッチャーになってくれ」
 
その言葉に対して、藤川は
「その言葉はうれしかったけど、そうはいかない。ほかの誰でもない僕自身がこのチーム
で・・・・」 と反論しているのです。
藤川の自覚はよくわかるし、彼にそういうチームリーダーになってほしいと周りの願いも
あるでしょう。でも、これも私には「おごり」と感じたのです。
 
そんな藤川バッシングの私ですが、藤川には絶対に復活してほしいのです。
藤川は頭のいい投手です。投球術はすばらしいものを持っています。
だからこそ江夏のように息の長いクローザーとして頑張ってほしいのです。
来季の阪神は藤川にかかっているのです。
頑張れ藤川!
 
 
 
 

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Posted by naka602 at 23:47 | TrackBack (0)


2010年10月14日
今度の元気塾は、大川知子講座
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今度の元気塾(16日)は、大川知子講座です。
大川先生(川西・加茂小)は、6年目のフレッシュな先生です。
 
5年前から元気塾に通い、そこで学んだことを自分なりにアレンジした実践は
本当にすばらしいものばかりです。
学級通信の書くコツを元気塾で学ぶと、それを生かした大川流学級通信が
子どもの心を見事につかみました。
私がかつて担任した学級の記録ビデオを見ると、今度はそれを大川学級でも
試してみるのです。そして3学期の終わりには
「1年間の子どもの成長記録DVD」を制作します。
このDVDの制作は、元気塾の仲間に大きな影響を与えます。多くの先生が
大川先生に教えてもらいながら、自分のクラスでもDVD制作に取り組みました。
愛知県でも元気塾に参加した一人の先生から、町内の学校に広がっていくのです。
今度の元気塾でも、そんなDVDを見せてくれると思います。
 
また授業研究にも一生懸命に取り組み、私の所へ何度も指導案を送ってきて、
私の指摘を受け、書き直し、また指摘を受け、書き直す。
そんなことを繰り返しながら、大川流の指導案を完成していました。
 
そんな大川先生が、この6年間の実践を2時間話してくれます。
どうぞ楽しみにして来てください。
絶対いいですよ。
 

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Posted by naka602 at 23:08 | TrackBack (0)


2010年10月13日
西宮東高校ホール
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私が住んでいる西宮市には、市立高校が2校あります。
市立西宮高校と市立西宮東高校です。
 
市立西宮(通称イチニシ)は、夏の甲子園大会のプラカードを持つ学校です。
あのプラカード嬢になりたくてイチニシに来る生徒もいるくらいです。
今年の大会では、おばあちゃん、お母さん、娘と親子3代がプラカード嬢という記事も
出ていました。 (私の教え子も何人かプラカードを持ちました)
 
もう一つが市立西宮東高校です。
(私の娘の出身高校です。俳優の堤真一、常盤貴子もかつて通っていました)
そしてここが、日本で一番甲子園球場に近い高校です。(約500m)
西宮東高校の野球グランドはなんと甲子園と同じ土になっていて、甲子園出場校が
練習に来たりします。 ちなみに西宮東高校は甲子園出場はなしです(笑)
(イチニシは一度甲子園に出ています)
 
この西宮東高校の施設は本当にすばらしいのです。図書館は453uの広さがあり
蔵書数も凄いです。プールは50m公認プールで、あの五輪金メダリストの旧姓青木
まゆみさんが体育教師として勤めています。またサッカー専用グランドもあります。
そして一番の自慢の施設が、東高校ホールです。芸能人も使用することのできる
本式のホールなのです。(644席) そんなホールがある公立高校は多分日本では
ここしかないと思います。(すみません、調べてないので本当はわかりません)
娘の卒業式は、この東高校ホールで行われました。
でも年中、高校が使うことはないので、高校が使わないときは「なるお文化ホール」
という別名の市立ホールとして一般にも開放されています。
 
 
・・・と前置きがめちゃめちゃ長くなりましたが、先日この「東高校ホール」で、
西宮東高校の3年生全員対象に
「こんなお母さん、お父さんになりたいな」
というテーマの「家庭教育講座」をしてきました。
これは「西宮市家庭教育振興市民会議」主催の出張講座で、今現在の親にではなく
数年後、親になるであろう高校生に、今のうちに親の心構えを話そうという試みなの
です。3年前からイチニシで始めたのですが、今年から東高校もすることになりました。
 
その高校生の感想が届きました。
 

○今日は休まないで来て良かったと思いました。何度か自分の経験と気持ちが重なり、泣きそうになりました。自分のためにも人のためにもなる話で本当に感動しました。今から習った事を始めようとも思いましたし、大人になってから自分の子どもにもしてあげたいと思うことがいくつもありました。私は早く自分の子どもが欲しいので、このことを大切に心に留めて、生まれてきたらわが子にたくさんの愛情を与えたいと思いました。そして、今私を本当に支えてくれている家族に感謝の気持ちを込めて、家に帰ったら「ありがとう」と、一言言おうと思います。

 

○今まで聞いた講座で一番よかった講座だなぁと思いました。これから自分も人を「幸せ」にする人になりたいと思います。「仲間がいてくれてよかったなぁ。家族がいてくれてよかったなぁ。」と言えるようになりたいです。お母さんに「ありがとうございます」を伝えなければならないなあと思いました。いつも、朝早く起きて、弁当を作ってくれることに本当に感謝の気持ちを込めて、これから家族と接したいと思います。

 

○今、受験生で親とけんかすることがとても多かったけれど、今回の講座で家族の大切さを改めて知りました。先生の話を聞いて、教師っていいなあ、と思いました。今日、先生に出会えてよかったです。私の名前に「優」が入っていて、今日、その意味を知ったので、親に感謝したいです。

 

○今日の話を聞いて、たくさん感じるものがありました。今まで親に迷惑かけたり怒らせることばかりしていたけど、いつも心配してくれて、アドバイスをくれて、本当に感謝しないとだめだと改めて思いました。本当に今日の話を聞いて、考え方とか変わりました。これからは人に「優しく」なれるよう心がけようと思います。いつか自分が子どもを持つようになったときは、たくさんの愛情を注ぎ、たくさん抱きしめようと思います。

 

○「家庭教育」というのは、どういうことをおしえてくれるのだろう?と思っていましたが、とても身近なお話で、興味深く聞くことができました。私は母からたくさん心の貯金を貰いました。何でもないこともとり上げて、「いつも洗濯物干してくれてありがとう」や、「助かるわあ」など、いつもやさしい言葉をかけてもらいました。おかげで、人にめっちゃ優しいまではいかないまでも、人の悪口をいったり、いじめをしたりするような人間にはならずにすみました。やっぱり、人格を決定するのは家庭での生活が大きいと思います。私も家庭をもつようになったら、子どもに無償の愛を与えられるような親になりたいと思います。

 

○今日は本当によいお話を聞けてよかったです。小・中学校の道徳の授業や学級会があって、その度に「優しい人になりたい」などと書いていたけど、正直、本当の「優しさ」とは何か、よくわかっていなかったように思います。私は普段、恥ずかしくて「いつもありがとう」「あの時支えてくれてありがとう」と家族や友だちに言えていないので、さりげなく言ってみたいと思います。私はたくさんの愛をもらうことができました。将来、自分の子どもにもたくさんの愛をあたえてあげたいです。
 

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2010年10月5日
運動会って、やっぱりええなあ。
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運動会の前夜、明石市・中崎小の田淵先生からメールが入ります。
「明日はいよいよ運動会です。今日はクラスで壮行会をしました。
子どもたちはきっと感動のドラマをつくってくれることでしょう。
仲島先生、うらやましいでしょ(笑)」
 
同じく明石市・明石小の横田先生からはこんなメールが届きました。
「今年もすばらしい運動会になりました。早朝のリレー練習、放課後の組体操の練習等
子ども達のがんばりや仲間との熱いつながりや優しさにとっても感動しました」
 
昨年まで研究会で関わっていた宝塚・安倉小の西尾先生からは、
「今年も感動の運動会でした。低学年が憧れる6年生の組体操、5年生の南中ソーラン
は安倉小の誇りです。演技を終え、涙を流しながら退場して行く子ども達、
そして指揮台の上では、初の6年担任の紙谷先生が泣きながらの号令・・・・・・」
 
運動会って、やっぱりいいですね。
暑くて大変だったでしょう。トラブルもあったことでしょう。
でもそんな苦労があったからそ、感動があったのだと思います。
「しんどいことしたら、ええことあるで」 は本当ですね。
運動会は春開催ではなく、やっぱり秋開催がいいです。
 
 
今回、私の姉が、宝塚・安倉小の運動会を見に行っていましたが、
その感想を自分のホームページに載せていました。
その中から一部抜粋して紹介します。
 
「・・・運動会最後の演目、全校生のあこがれの的 「6年生の組体操」 です。
白の体操服から黒いTシャツに着替え、背中には「結道」の文字。
入場門で、全員肩を組み円陣。
・・・心が離れていたら絶対にできない・・・その姿を見ただけで、もうどんな演技
になるかが私にはわかり涙があふれました。
静かな入場。 胸をはって歩いています。 緊張した いい表情です。
次々に演技が進んでいく中で、みんなの心がつながっていること、
誰もが精一杯取り組んでいることが、ビシビシ伝わってきます。
 
自分が誰かを支え、役に立っているという体感。
自分は誰かに支えられているという体感。
ひとりでは決してできない体験。
友だちとともに味わう達成感。
怪我している子も、指導してきた先生たちも、
同じ緊張と集中の世界にいるのだと確信。
 
保護者も地域の人も精一杯の拍手と涙で見守りました。
子ども達の未知の力を引き出せる 「運動会」 という舞台はやっぱり最高です。
 『6年生退場します』の声がなかなか出せなかったK先生。あなたの涙が
うらやましかったです。
やっぱり学校はいい。」
 
 
そしてこんなことも書いてありました。
 
「  〜驚異のピラミッド攻撃〜
最近ここまで挑戦する組体操は、見たことがありません。
練習時間の問題や怪我の恐怖やらで、全体的に短縮バージョンの組体操になる傾向
があるのですが、安倉小学校のチャレンジはすごかったです。
なかでも感心したのは『4段ピラミッドつぶし』です。
一斉につぶれるのは簡単そうでしょ。しかし実は恐怖心を克服して全員が手足も体も
伸ばし飛ばなければならないのです。そうすればお互いがクッションとなって安全なの
ですが、誰かがひざを曲げたり手を曲げてついたりすると怪我をするおそれがあります。
体と心の集中がなければ絶対にできないことです。
『つぶし』をやらさない学校が多くなってきているのですが、安倉はチャレンジャーでした。
教職員みなさんのチームワークもヒシヒシと感じ取ることができました。
子ども達も今日のことは、一生忘れないだろうと思います。
すごい取り組みを見せていただき、ありがとうございました。」
 
 
※姉のホームページには、
そのスゴイ写真(3段ピラミッド、4段ピラミッドつぶし、6段ピラミッド)も
載っています。この写真も見てほしいのですが、それは
「北野さと子」で検索し、「活動日記」をクリックすると出てきます。(10月2日分)
 
 
 

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