« 2015年12月 | Main | 2016年2月 »


2016年1月27日
嬉し過ぎ
fjrigjwwe9r2mt_entry:entry_text
ここ何回かの講演会は嬉し過ぎです。12日の武庫地区会館で段上西小の教え子の澤さんが来てくれたことをこのブログに書きましたが、
19日の三田市すずかけ台小の講演会では、段上西小の教え子の荒木さん母娘と
平木小の教え子の津曲君のお母さんが来てくれました。
また21日の西宮市広田小の講演会には、平木小の教え子の大平さんと池田さんが
来てくれました。みんな立派なお母さんになっていました。

そして今日は西宮市山口小の講演会でした。
まずはこの講演会の企画をしてくれたPTAの正垣さんは
須南小の私の隣りのクラスにいた女の子です。
そしてこの正垣さんの夫は、私の教え子のお兄ちゃんです。
そんなつながりもあり、今日の再会が楽しみでした。

その講演会も無事に終わり、帰りに正垣さんの家に寄らせてもらいました。
「今夜は仲島が来る」ということで「正垣ファミリー」が勢ぞろいです。
正垣さんのお母さん妙子さん(00歳 ヒミツ)
正垣さんの夫の翼さん(31歳)
正垣翼さんの弟の大地さん(27歳)←この大地さんが私の教え子です。

大地さんは、淡路島で県立高校の教師をしていますが、仕事が終わった後
淡路島から車を飛ばしてここまで会いに来てくれました。
なんて嬉しいねん。
そんな正垣ファミリーと約2時間、いろんな話をして、いっぱい笑って、
もう楽しくて楽しくて、ホンマ幸せな気持ちになりました。
教師になってよかったと思えるひとときでもありました。

大地さんは私の教え子(高須南小2年)ですが、兄の翼さんは当時6年生で
私の直接の教え子ではありませんが、小学校卒業後もバスケットつながりで
なんやかんやと関わっていました。4月からはメキシコに3か月の長期出張
に行きますので「2月中に絶対飲みに行こうな」と約束してきました。
私には、直接の教え子か教え子でないかは、まったく関係なしです(笑)
私のクラスでなくても、教え子みたいなもんです(笑)


もうホンマ嬉し過ぎの毎日です。
ホント私は幸せ者です。



続きを読む...
Posted by naka602 at 22:50 | TrackBack (0)


2016年1月26日
大人の塗り絵
fjrigjwwe9r2mt_entry:entry_text
母(91歳)は、昨年3か月ほど入院して以来、弱気になって元気がなく心配していましたが、最近は折り紙や編み物もするようになり、少しホッとしていました。

一昨日、母の所に、新聞広告に載っていた「自律神経を整えるぬり絵」という
「大人の塗り絵」を持っていきました。この塗り絵はすごく売れているようです。

色鉛筆は、娘が「おばあちゃんはきっとこういうのは凝るから24色ではなく、
60色の方がいいよ。おばちゃん絵うまいから」
と娘が小学校の時から大事に使っていた60色の色鉛筆を差し出しました。

※この60色色鉛筆は、娘の1年生入学祝に伯母(私の姉)からもらったものです。
それをずっとずっと大切に使ってきた娘にもびっくりです。
ちなみに娘は1年生入学祝に祖母からもらった革の筆箱は6年間使い続けました。
きっとキャラクター筆箱も欲しかったと思いますが、おばあちゃんからもらった
革の筆箱を大事に使っていたのです。我が娘ながら、ホンマ感心しますわ。


さて
そんな「大人の塗り絵」と「60色色鉛筆」を母の所に持っていくと
母は「うれしいわ」と言ってくれたのですが、
本当にしてくれるかな? やる気は出してくれるかな?
と少し心配しながら、私は母のもとを後にしました。


そして
先ほど、姉のフェイスブックを見ると
今日姉が母の所に行った時に撮った写真が載っていました。
そこには、母が塗った「大人の塗り絵」が写っているではありませんか。
それはそれはすごくきれいにていねいに塗ってありました。
さすが母です。やっぱり母です。
娘が言った通りでした。
そして横には60色色鉛筆が置いてありました。


この姉のフェイスブックは嬉しかったですね。
母の元気な姿と娘の優しさにホント感動です。

姉も感動していたようです。
母の頑張りと、姪(私の娘)が自分がプレゼントした60色を今も大切に
していてくれたことに。


外は寒いけど、温かい気持ちでいっぱいです。





続きを読む...
Posted by naka602 at 21:10 | TrackBack (0)


2016年1月17日
平木小・追悼集会
fjrigjwwe9r2mt_entry:entry_text
1月17日午前5時46分、またこの日がやってきました。21年経ってもまだまだ辛い日です。一昨日(15日)私が震災の時に勤務していた西宮・平木小学校の追悼集会に参加してきました。智恵ちゃんから「仲島先生、平木に来てね」って電話があったのです。


今回の追悼集会には、震災当時3年生だった智恵ちゃん(現在30歳)と
2年生の瞳ちゃん(現在29歳)が語り部として招かれました。

智恵ちゃんは大学を卒業後、母校平木小に図工教師として赴任しました。
その後結婚し平木小を離れましたが「あの震災をけっして忘れない」ために
「じしんがおきた日」という絵本を制作しました。(西宮市内配布)
今回の追悼集会でもその絵本が大きく映し出され、智恵ちゃんの朗読で
全校生に読み聞かせされました。体育館の空気が急に変わりました。

その絵本の中に、瓦礫の下敷きになり両足切断になりかけた女の子の話も
出てきますが、その女の子が瞳ちゃんでした。

絵本の読み聞かせのあとに、
「その下敷きになった女の子が今ここに来ています」のアナウンスに
体育館はざわめきました。
そして瞳ちゃんが登場し、当時の様子を平木小の子どもたちに語り始め
ました。400名の子どもたちの目が瞳ちゃんに注がれました。

瓦礫に挟まれ動けなくなり、このまま死ぬんだと思ったことや
数時間後に助け出され、お兄ちゃんに抱かれて病院に行ったこと、
両足切断寸前までいってたことも話してくれました。
そして仲よしの白瘁iしらすぎ)さんが亡くなったことを話し始めると
こらえ切れずに涙がこぼれてしまいます。21年経っても悲しみはまだまだ
癒されていません。
そして最後に「命を大切にしてね」というメッセージを送りました。


智恵ちゃんも瞳ちゃんもみんなの前であんなに堂々としゃべっている姿に
感動してしまいました。特に瞳ちゃんは、ひ弱い女の子って感じだったので
しっかりと強い人になったなあと感心しました。

当時、瞳ちゃんは、瓦礫から助け出されましたが両足のダメージが大きく、
長い間学校へ来れませんでした。ようやく登校してきたのは3年生になって
しばらくしてからでした。松葉づえを使いながら登校してきました。
遠足には私がおんぶして連れていきました。
その後、ずいぶん歩けるようになり、高学年の時はもうわからないぐらいに
回復していたので、これで大丈夫と思っていたのですが、
実はついこの前までは足のことがずっとコンプレックスだったという話に
心の傷も深かったんだと涙が出ました。


瞳ちゃんと智恵ちゃんとは、平木小の教え子になりますが
その後のつながりにも不思議な縁がありました。

瞳ちゃんは仮設住宅から復興住宅に移る時に転校し、
深津中学校では、私の息子と同じクラスになるのです。
息子と瞳ちゃんは今もフェイスブック等でつながっています。

智恵ちゃんも仮設住宅から復興住宅に移る時に転校します。
西宮浜に引っ越しです。そこで智恵ちゃんの妹のみかちゃんを
私が担任することになったのです。(私も西宮浜小に転勤)
そうして智恵ちゃん、みかちゃん、お母さんとは今も
つながっているのです。



阪神淡路大震災から21年。
涙が枯れることはありません。
5時46分 黙とう。





続きを読む...
Posted by naka602 at 23:13 | TrackBack (0)


2016年1月14日
教え子からの手紙
fjrigjwwe9r2mt_entry:entry_text
一昨日、尼崎市の武庫地区会館での講演のあと、一人のお母さんが控室まで来てくれました。そして私に手紙をくれました。
「私、30年前に段上西小で仲島先生に担任していただいたSです」
「あっ、Sさんかぁ、Sさんかぁ、よう覚えてるで〜」
と嬉しい再会になりました。

実は宝塚方面に車で行く時は、いつもSさんの家の前を通っていたのです。
Sさんのおうちの2階には商売をしているので大きな看板があったのです。
いつの頃からかその看板がなくなり心配していると、今度は違う場所に
その看板が出ていたので、移転したのかなって気になっていました。

Sさんはとっても素直で優しい子でした。動物も大好きな子でした。
何か嬉しいことがあると私に手紙も書いてくれました。
その時と同じように今回も手紙を手渡しに来てくれたのです。
Sさんは昔のまんまでした。

Sさんに許可ももらったので、その手紙の内容を添付します。
ホント嬉しい!教師冥利に尽きます。


仲島先生へ

あれからもう30年も経つんですね。
私は段上西小学校で2年生の時「太陽の子」でした。
毎朝大きな声で、先生が作った「太陽の子」を歌ったことを
覚えています。今もサビの部分は歌えます!
まだ7歳だったけど、あの頃の記憶は小学校の中で一番心に
残っています。体育館でゴムを張り巡らして体育の授業をしたこと
もよく覚えています。
私は10年前に結婚して7歳と4歳の娘2人の家族が出来ました。
ある日、娘が学校から講演会のプリントを持って帰って来て
そこに仲島先生のお写真が入っていて本当に驚いて、娘と主人に
「ママは太陽の子だったんだよ」と早速自慢しました。
あの時、仲島先生から頂いた太陽のパワーが私の人格形成の一部に
なっていると感じます。担任の先生からの温かい愛情のあるクラスで
過ごせたことが私の宝物です。
私が仲島先生と出会えたように、娘にもいつか恩師と思える素晴らしい
先生と巡り合ってほしいなと心から願っています。
仲島先生、太陽の子として1年間育てて下さったこと、30年越しと
なりますが、本当にありがとうございました。 (S)


手紙を読みながら涙が出てしまいました。
本当に私は幸せ者です。
Sさん、ありがとう本当に。


続きを読む...
Posted by naka602 at 07:37 | TrackBack (0)


2016年1月11日
腹筋マシンの効果
fjrigjwwe9r2mt_entry:entry_text
先日このブログに「腹筋マシン」のことを書いたら、2人の方から「効果はどうですか?」のメールが届きました(笑)・・・ということは他にもそれが聞きたい人もいるかもしれないので、ここ4か月の私の取り組み?を報告しますね(笑)

まずは私のお腹がどうなったかという結論から言いますと、4か月が経ち
ナント腹筋が少しですが「割れてきた」のです。少し硬くなってきたのです。
自分でも信じられませんが「効果あり」のようなのです。

で、どうやって取り組んだかというと
以前の失敗(通販で健康器具購入は今回が4回目(笑))
をしないために実践していることは次の3つです。

★「けっして無理をしない。頑張らない」
 この腹筋マシンを使うと腹筋が楽にできるので、ついつい回数を重ねようと
 するのですが、最初は10回か20回で止めたのです。物足りないぐらいが
 ちょうどです。
 「もう終わり?」と家族から非難されるぐらいがいいのです(笑)
 頑張らないで楽するのがミソです。
 回数が30回に増えたのは1か月後で、3か月後から50回になり、今に至って
 います。まだまだ増やせそうな気はしますが50回ぐらいが適度でしょう。
 でもしんどいと思った時は20回でもOKです。

★「すぐ近くに置く」
 通販番組では「置き場所も小さく出来るので便利」がうたい文句ですが、
 これがダメ(笑)小さくしないでそのままで近くに置いて、邪魔になる
 くらいがちょうどです。すぐに出して出来るのがミソです。

★「毎日この時間にする、と決めない」
 本当は習慣化するのが一番いいのでしょうが、それが一番難しいのです。
 だから習慣化しないのです。気が向いた時にだけするのです。
 なので3日間何もしない時もありました。私の場合、時間はバラバラです。
 朝一番にしたかと思うと、テレビを見ながらしたり、夜みんなが寝静まった
 後にギーギーと音を鳴らしながらやりました。
 テキトウにするのがミソです。 


このええ加減な取り組みでも、続くと効果が出るのですね。
「継続は力なり」と言いますが、大事なことはやっぱり「続ける」なのですね。
こうして少し腹筋がついてくると嬉しくなって、またやりたくなるのです。
嬉しくなるまで3か月、これが正念場ですね(笑)
この嬉しくなるまで続ければもう大丈夫でしょう。


今、私は調子に乗って、マンションの階段を上っています。
エレベーターを使わずに階段を上がります。
たかが5階ですが、これもなかなかいいものです。
足の調子が少しよくなってきた気がします。

そして最大の効果は
腹筋マシン、階段上りもいいのですが、
一番嬉しいのは、気持ちが若返ったということです。
「なんかやれそう」「なんかイイ感じ」「まだまだいける」

今年は元気に60歳を迎えられそうです。



※追伸・・・ 実は私の腹筋マシンは
テレビで盛んに宣伝している「ワンダーコアスマート」ではありません。
同じ形ですが、健康直販の「ワンダフルシェイプ」です。
実は値段が半額です(6500円)
これなら失敗しても許せる値段かなと(笑)



続きを読む...
Posted by naka602 at 20:09 | TrackBack (0)


2016年1月10日
福男になりました!
fjrigjwwe9r2mt_entry:entry_text
商売の神様えべっさんの総本山である西宮神社の開門神事「福男選び」、今年も1月10日午前6時、太鼓の大きな音とともに約6000人が走り出しました。テレビカメラもいっぱい設置され全国に放送されました。

今年の
一番福は、明石市の高校生(16歳)
二番福は、愛知県の会社員(28歳)
三番福は、地元西宮市の会社員(25歳)

私はたぶん3000番くらいの福男です(笑)
59歳で3000番、これで十分です(笑)
とにかく赤門から本殿まで走れば(歩けば)福男福女です!
参加することに意義があります(笑)

今回は
先生、仕事仲間、家族と合わせて14人で参加しました。
神奈川県茅ヶ崎市から来た先生も大喜び。
「本場の福男選び参加」に感動してもらいました。
みなさん朝早くからホンマお疲れ様でした。

これで今年もいい一年になりそうです。


ちなみに本当の福男福女とは
「自分に福を集めるのではなく、周りに福を与える人」
ともいわれます。

私もたくさんの方々に
福をもっていけるように頑張りたいと思います。



続きを読む...
Posted by naka602 at 09:36 | TrackBack (0)


2016年1月8日
今年も走ります
fjrigjwwe9r2mt_entry:entry_text
今年も「走ります」いえ正しくは「歩きます」(笑)1月10日午前6時、西宮神社の開門神事「福男」選びです。今回で4年連続参加です。

昨年友人たちに呼びかけると「私も行く行く」って
先生、PTA、一般、子どもと7人も集まりました(笑)
そして、その人たちから「今年も参加するよ」ってメールがきました。
それならと思って、ほかの人にも声をかけてみると
西宮からも芦屋からも、そして明石からも「参加します」って(笑)
明石の先生は、今兵庫教育大で学んでいますが、その研究室仲間も一緒に
参加するそうです。神奈川県から来ている先生は、いつもテレビで見ていた
あの福男選びに参加できるのをすごく楽しみにしてるそうです(笑)


もし、このブログを読んで「私も参加したい」という方は
どうぞ気楽に来てくださいね。
一応集合場所を書いておきますね。そこに私はいますので。

・集合は、阪神西宮駅南の「いぬづか写真館」前に、5時45分です。
・6時開門です。一斉に走ります、いえ歩きます。(約15分)
(赤門から本殿までの距離は230mです)
・本殿に到着し、全員に「参拝之証」がもらえ、全員が「福男」「福女」
 に認定されます。
・6時半ごろ、解散です。

テレビでは、必死で走る100人ぐらいが映りますが、あの後ろに約5000人の
参加者がいるのです。まったく走ることは出来ません。歩くだけです。
なので暖かい服装で来てくださいね。

さあ、
今年も走って(ホンマは歩いて)「福男」「福女」に認定してもらい、
いい年にしましょう。




続きを読む...
Posted by naka602 at 10:38 | TrackBack (0)


2016年1月6日
アホな姉弟
fjrigjwwe9r2mt_entry:entry_text
前回「さすが姉貴」を書きましたが、もう一つ面白い話がありました。姉貴が深夜に通販番組を見てて、あの腹筋マシン(ワンダーコアスマート)をつい買ってしまったという話です。深夜の通販番組はホンマあきません。私も通販で買うのはいつも夜中です。深夜の通販番組には魔力があるようです(笑)

私の4つ上の姉貴も、その魔力に引っかかって電話をしたようです。
それも「今から30分以内なら8000円引き」という甘いお誘いに完全に
引っかかり、電話をしたそうです。すると
「只今、申込が殺到しているので、後でこちらからお電話します」
という対応に姉貴はブチッ!
何度も何度も見て、迷って、ヨシッと決断して電話したのに・・・
そして、
「じゃあ、もういいです。もう寝ますので」
すると向こうは慌てて
「いえ、お待ちください!わかりました。すぐに対応します」
とすぐにOKになったそうです。
「さすが姉貴」です(笑)

ちなみに過去、私はその対応に電話を待ってしまいました。
アカン弟です(笑)

それにしても面白いのは、私も4か月前に腹筋マシンを買っていた
ことです。姉弟とも同じものを買っているのです。
ほんまアホな姉弟や(笑)




続きを読む...
Posted by naka602 at 07:12 | TrackBack (0)


2016年1月3日
今年も「さすが姉貴」
fjrigjwwe9r2mt_entry:entry_text
1年前の2015年1月2日のブログは「さすが姉貴」というタイトルで「富士山ツアー」でのバスでの行動を書いたのですが、今年は「湯布院方面・九州北部ツアー」です。
今回も昨年に続き、アクシデントです(今年もか!)
そしてまたまた姉貴の活躍です(笑)


最終日、黒川温泉から博多に帰る途中のバス車内での添乗員さんと姉貴との
やり取りです。

状況はこういうことです。
お正月で博多近辺は大渋滞だったようです。このままで行くともしかすると
博多駅からの新幹線に乗り遅れる可能性もあります。もし間に合ったとしても
博多駅ギリギリではお土産も買えないばかりか、構内を走らないといけないかも
しれません。ツアーには金沢など遠くから来ている人もいます。もし新幹線に乗
り遅れると乗り継ぎもうまくいかずに大変なことになってしまいます。

姉貴はたまたま一番前に座っており、添乗員さんがバタバタしながら会社と連絡
をしているのを目の前で聞いていたようです。
このまま予定通りの行程でバスを走らせるか、渋滞をさけて、手前の鳥栖ICで
降りて「新鳥栖駅」から新幹線で博多へ向かうか、の判断に迷っていたようです。
どうやら会社の判断は「そのまま行け!」だったようです。一か八かで渋滞に
突っ込めです。新鳥栖から乗車すれば、その運賃は会社負担になりますので、
それは会社としては避けたい様子でした。
そんな会社の対応と、それをしぶしぶ聞いている添乗員の姿勢に姉貴のスイッチ
が入ってしまいました。ブチッ!

(姉貴)このまま心配しながら博多駅に向かって、もし間に合わなかったら
    どうするつもりですか? 金沢の人は今日中に帰れますか?
    ギリギリだと構内を走らせるのですか?トイレは?お弁当は?
    お土産は? それより安全策をとって、鳥栖ICで降りて新幹線に
    乗る方がいいのではないですか?
(添乗員)私も安全策をとって新鳥栖駅乗車がいいと思うのですが・・・。
(姉貴)だったら、そうしたらどうですか?
(添乗員)でも会社の方が・・・
(姉貴)こういう時は遠くにいる会社の判断ではなく、現場にいるあなたの
    判断こそ一番だと思いますよ。
(添乗員)・・・・・(悩む)・・・・・

鳥栖ICが近づいてきました。時間はありません。そして
(添乗員)運転手さん、鳥栖ICで降りてください。そのまま新鳥栖駅へ。
    
添乗員さんは鳥栖ICを降りると決断したのです。
そしてツアー客25名は、新鳥栖駅から新幹線に乗車し、博多駅では予定の
新幹線に無事に乗れたのです。
急きょ乗ることになった九州新幹線800系のきれいな車内に、みなさん感動し
博多駅では余裕を持ってトイレも買い物も出来たそうです。
「添乗員さん、ありがとう! いい旅行でした」
の声に添乗員さんもホッとされていたようです。

添乗員さんは、別れ際に姉貴に
「ありがとうございました。なんだか自信がつきました」
と話したそうです。


さすが姉貴です。




続きを読む...
Posted by naka602 at 19:50 | TrackBack (0)


2016年1月2日
年賀状の楽しみ
fjrigjwwe9r2mt_entry:entry_text
お正月の楽しみの一つは、やっぱり年賀状でしょう。世の中はもうSNSの時代で年賀状はどんどん減っているようですが、1年に一度、年賀状を読みながらその人のことを思い出すのはいいもんだなあと私は思っています。

元日にもたくさんの年賀状が届きました。
本当にありがとうございました。
昨夜は、その一枚一枚に返事を書いていましたが、だんだん手首が痛くなり
腱鞘炎になりそうでした。これは毎年のことですが(笑)


たくさんいただいた年賀状の中で、とっても心に残った言葉がありました。
教え子からの一枚です。家族の写真と共にこんな一言が書いてありました。

「テレビ見たよ。先生の授業また受けたいなあ・・!」


あの「ジョブチューン」を見ていてくれたんですね。
多分テレビの前で私の姿を見つけて、びっくりポン!
「あっナカジマセンセーや!これ俺の担任、俺の担任やねん!」
と奥さんに興奮してしゃべっている様子が想像できるのです。
そして、ちょっと落ち着いてから3人の子どもに
「この人、お父さんの先生やねんで」
って紹介してくれていると思うのです。
そのあと、
今度は多分いろんなことを思い出してくれていたと思うのです。
あの時あんなことしたとか、あれで怒られたとか・・・。
そして
「また先生の授業受けたいなあ・・!」
って。


彼は25年前に3年4年と2年間担任した子です。
彼の家は阪神大震災で全壊しました。
家自体は立っていたのですが大きく傾き、もう住めない状態でした。
避難所生活をしていたのですが、2か月後、重機が入り、家を完全に
つぶす日が来ました。
その場で彼の家族4人も見守りました。その横に私もいたのですが、
長い間住んでいた我が家が重機で壊されていく様子は本当に辛いものです。
彼とお姉ちゃんとお父さんは、ただ茫然と見つめていましたが、
お母さんの目からは大粒の涙がこぼれていました。
あの光景は今でも忘れることができません。


年賀状の息子の写真は彼そっくりです。
彼は現在34歳。私が彼を担任した時も34歳。

時代は流れていきます。
歳もとっていきます。
でも幸せな思い出がいっぱい増えていくのですね。


続きを読む...
Posted by naka602 at 09:38 | TrackBack (0)


2016年1月1日
2016年丙申(ひのえさる)
fjrigjwwe9r2mt_entry:entry_text
2016年あけましておめでとうございます。旧年中は大変お世話になりました。今年もどうぞよろしくお願いします。

今年の干支(えと)は、丙申(ひのえさる)。
私が生まれた1956年(S.31)も丙申(ひのえさる)。

干支(えと)というと「ねずみ」「うし」「とら」・・・などの十二支と
思いがちですが、本当はそれに十千(じっかん)「きのえ」「ひのえ」
「つちのと」・・・などが組み合わさっていきます。
その組み合わせは60通りです。

干支とは、その十千十二支(じっかんじゅうにし)が一回り、つまり60年で
最初の干支に戻ってくる。それを「還暦」というそうです。
昔は人生50年と言われていたので、それを越えて60年「還暦」というのは
本当にめでたいことだったようです。


前置きが大変長くなりましたが、
そんなめでたい還暦を今年迎えることになりました。
私は今年で60歳になります!(あと6か月)

でもまだまだ元気です。
定年退職もない私にとっては、60歳は一つの通過点です。
いつもと変わりなく元気いっぱいに頑張りたいと思っています。

みなさん今年もどうぞよろしくお願いします。


       2016年1月1日  仲島 正教




※豆知識
我が阪神タイガースの甲子園球場の名前の由来は
甲子園球場が出来た年(1924年)の干支が「甲子(きのえね)」だったので
「甲子園球場」と名付けられました。
また干支の1番目が「甲子」なので縁起のいいということだったらしいです。
ちなみに「丙申」は33番目です。



続きを読む...
Posted by naka602 at 00:51 | TrackBack (0)