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2007年7月23日
TV 夏ドキュ!「テージセー」第1話
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 23日(月)日本テレビ系 夜10:00〜11:00夏ドキュ「テージセー」が放映されました。放送が始まってすぐに 「あっ、平野和弘先生や」 と思わず声を出してしまいました。
 埼玉県立浦和商業高校定時制の平野和弘先生のことは何年も前から知っていました。教育雑誌に平野先生の定時制での体育授業の様子が載っていて 「すごい先生だ」 って尊敬していた先生です。その平野先生と定時制の子どもたちの4年間がなんと4週連続で放映されるのです。今夜はその第1回目でした。
 
 実は昨年3月6日のブログに、私は平野先生と浦和商業定時制のことを書いています。卒業式の様子を書いたブログ(埼玉大学の岡先生)もつけています。その岡先生のブログのアドレスをつけましたので、一度ご覧下さい。
http://blog.goo.ne.jp/sachi99_2005/e/45cd3eda5d9bf8e707e415f297da3699
 
 この生徒たちのドキュメントが今回放送されているのです。たぶん、卒業式の様子も放映されると思います。みなさん、是非見てくださいね。
 実は、平野先生と私は2年前の春、感激の出会いをさせていただきました。それ以来時々メールも交換もさせていただいているんですよ。私は平野先生の授業のことを「体育科教育2005.6月号」で、それは「感動のドラマ」だったと書かせて頂きました。
 
 私が惚れてしまった本物の教師 「平野和弘」 を是非ご覧下さい。
 
 
 

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Posted by naka602 at 23:16 | TrackBack (0)


2007年7月21日
若き先生たちの悩み
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 今日の元気塾は、「夏休みにしておきたいこと」 と 「教師悩み相談」 というテーマで行いました。特に後半の「悩み相談」では、若い先生たちが、日々の悩みを正直に語ってくれました。
 
 5年目に入ったA先生は、今まで無我夢中で何もわからなかったのに、だんだん自分の力のなさを感じ、不安になり自己嫌悪に陥ることがあると語り始めると、実は私も同じように悩んでいますと発言するB先生、私もそうです・・と話し始めると涙がこぼれ、言葉にならないC先生。保護者の対応に悩まされ、日々苦しいんですと正直に話すD先生。不登校の子の指導に悩むE先生に私が言葉をかけると、ごつい顔の目が真っ赤になり、必死でこらえている姿に私も涙が出そうになりました。はじめは静かに始まった 「悩み相談」 も少しずつ心情を吐露しながら熱くなっていく若き先生たちの姿に、感動してしまった私でした。
 若い先生たちも、仲間の悩みに「自分一人だけじゃないんだ」と、ある意味安心し、そして共感し、一緒にまたがんばろうねと励まし合う姿がありました。
 
 いつもとちがう元気塾でしたが、こういう形もいいなあと改めて思いましたし、悩みを吐露する先生たちに、大丈夫や!がんばれ!とエールをいっぱい送りたくなったのです。
 A先生はあとでこんなふうに話してくれました。「今日来てよかったです。心がほぐれました。元気が出ました。資料の最後に書いてあった言葉に勇気づけられました」
〜目の前にあるのは、壁ではなくチャンスだ。そしてその壁はやがて扉にもなるんだ〜

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Posted by naka602 at 23:32 | TrackBack (0)


2007年7月15日
梅雨前線と台風
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 以前、私の唯一のストレスは、講演のある日は絶対に休めない、絶対に遅れてはならないというプレッシャーです、と書いたことがありますが、11日〜13日の福井→広島→高松でそれが現実となってしまいました。
 
 11日夜、福井県高浜町での講演を終えた後、東舞鶴に泊まり、翌朝の特急で広島に移動の予定でした。翌朝舞鶴はたいした雨ではなかったのに、駅に行くと、なんと特急は運休、そして大阪に出る福知山線も京都に出る山陰線も不通。唯一通っている小浜線では、敦賀に出るまでに時間がかかりすぎ、広島にはもう間に合わない。あーどうしよう?もう無理や!と思っていたのですが、冷静にいろいろ考え、情報を入手すると、福知山線の篠山口〜大阪間は折り返し運転をしているのがわかったのです。
 篠山まで行けば何とかなる、そう思い駅前のタクシーの運転手さんに相談すると何とか行けるかもしれないということで、ナント舞鶴から篠山までタクシーを飛ばすことになりました。その間、会社と電話連絡を繰り返し、篠山口を何時の電車に乗れば、新大阪に何時に着き、広島(三原)には間に合う、それをタクシーの運転手さんも聞きながら、篠山まで飛ばしていきました。(でも、私の心とは裏腹にタクシーの運転手さんは制限速度をしっかり守りはるのです。間に合うのかハラハラドキドキですよ) そして、運も味方して、高速道路では雨もほとんどんなく順調に篠山まで行くことができ、新大阪で無事新幹線に乗り換え、広島・三原港にはゆうゆう1時間前に着いたのです。
 絶対に無理や、と思っていたのに、間に合ったことにホッとして、三原港ではドッと疲れが出ましたね。でも講演は頑張りましたよ。あとで大崎上島の人から感謝のメールもいただきました。講演のあとの温泉は本当に気持ちがよかったです。(露天風呂では、雷がしっかり見えました)
 
 翌朝、今度心配だったのは、高松に行くために四国・今治に船での移動でした。雨と霧が心配でしたが、順調に今治港に着き、JR今治駅から特急いしづち号高松行きに乗ったのに・・・・車内放送が「本日は高松行きを岡山行きに変更します」 「えっなんて!なんでや?」 思わず車内を通った車掌さんを捕まえ、「なんで変更?高松には行けるの?」 と聞くと 「もう少し待ってください」 そしてしばらくしてから 「車両故障のため、岡山に行きます。高松へは途中で乗換の臨時列車が出ます」 とアナウンスがありました。いろいろ心配しましたが、高松駅には3分遅れで到着。高松での講演も無事にすることができました。
 
 そんなハラハラドキドキの3日間でした。
そして今朝、そんな影響を与えた台風が関西を去っていきました。その影響で各地で交通網がストップしています。実は昨日今日と久しぶりに講演が休みでした。あーよかった、講演がなくて。 でも、台風の被害が最小限でありますように。

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Posted by naka602 at 10:37 | TrackBack (0)


2007年7月9日
今日もうれしいことが・・・
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 今日は地元のN高校での高校生向けの講演でした。
朝8時半、N高校に到着し、玄関を入ると、若い先生が待ってくれていました。
「仲島先生、お久しぶりです。○○です。私のこと覚えていただいていますか?」
「おぉー○○さんか。覚えてるに決まってるやないか、そうかぁここで先生しているんか。立派になったなあ。そうそう5年ほど前にはお母さんには会ったぞ」
彼女は、手には当時の学年通信「わくわくファイブ」を大事そうに持っていました。
 
 今から14年前、彼女が5年生の時、私は一緒の学年で彼女たちの算数等の授業を担当していたんです。当時の学年通信は私が書いていたのですが、いわゆるお知らせを書く「学年便り」ではなく、学級通信のような学年通信でした。子どもの様子や作文がバンバン載っている学年通信で年間106号発行していました。その学年通信をわざわざ私のために持って来てくれたのです。ホントうれしいですね、こんな再会が、こんな心遣いが・・・。
 
 講演会が終わり、家に帰ってから、彼女からメールが届きました。
「・・・お会いできてよかったです。まだまだ3年目でなんだか気持ちが揺れることだらけで・・・。でも先生にお会いして、自分が先生になりたいと思った気持ちを再確認できました。あの5年生の時に、『目の前にあるのは壁ではなく、チャンスだ』 って教わったんです。40人いたら40通りの答えがあると・・。正解じゃなく、考えたり、友だちの考えに歩み寄ったりすると、壁は案外高いものではなく、意外に扉に変化もするんだと・・。・・・・・・。」
 彼女は、この夏、正規の教員になるために採用試験に挑戦します。彼女ならきっと大丈夫です!きっとそこに扉が開くから・・・。私も宮井先生も小屋敷先生も応援しているぞ!がんばれ上船津先生!
 
 ところで、今日の高校生向けの講演はどうだったかというと・・・。私のギャグにあんまり笑ってくれなかったんですよ。ちょっとショック! でも小さな笑顔を見せてくれた生徒はたくさんいたので、まあウケていたことにしましょう(笑) ここの高校生は恥ずかしがり屋さんなんだ・・って思うようにします。講演後の感想は聞いていないので、全体としてはわからないのですが、一人の男子生徒は、わざわざ校長室まで感想と質問をしに来てくれましたし、家に帰ると、講演を聴いた生徒からメールが届いていました。「・・とても感動しました。特に『優しい』の話が心に残っています。・・・・・・・先生と出会えてうれしかったです・・・」 と。
 
 ここのところ、うれしいことが続きますね。ホント教師っていい仕事です。

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Posted by naka602 at 16:22 | TrackBack (0)


2007年7月8日
出会いと感動
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 5日奈良市大安寺人権文化センター・・・・この人権集会に仲島が来ると知って、わざわざ駆けつけて下さった先生がいました。かつて私が奈良で勉強していた時期にお世話になっていた中井悟先生(現奈良市小学校長)です。中井先生は2年半前、元気塾を始めた時もわざわざ奈良から西宮に車をとばして駆けつけてくださいました。この日も中井先生が後ろの席から、ニコニコしながら私の話を聴いて下さいました。本当にうれしいです。こうやって支えていただきながら私はこれまでやってこれたのです。感謝の一言です。
 
 6日福岡県うきは市(筑後地方)・・・・九州地方は大雨の天気予報。博多に着いた時は小降りだった雨が、うきは市に近づくにつれだんだん激しくなっていきました。そして会場に着く頃には、どしゃ降りというかもう前が見えないのです。こんなに激しい雨は初めてです。これは講演会どころではありません。防災指令?号が出ているのではないかと思えるほどでした。そして講演時間になり、演台に上がってびっくり!なんとこの豪雨の中、約200人の方が集まってくださっていました。「これはしっかりやらなければ・・・・」 そう思いながら話を始めました。そして終了後、大きな拍手を頂きながら退場したのですが、そのあと控え室にわざわざ来てくださった方がいました。「地元のムラの者です」 と言って少し年配のご夫婦が 「今日は感動しました。明日から元気にがんばれます。本当にありがとうございました」 と話して下さったのです。その言葉に涙が出そうになるくらい感激しました。あーよかった、ここに来てよかった、ホントそう思いました。
 講演終了後、雨が小降りになったので、よかったなと思い、うきは市から宿泊先の博多へ戻って行ったのですが、すぐにまた豪雨です。高速道路を走っていましたが、前がまったく見えません。慣れた運転手さんだったので、道がわかってはったと思うのですが、後部座席からの私にはまったく前が見えませんでした。もうとにかく凄い降りでした。ホテルに帰ってテレビをつけると、いたる所で避難命令が出ていましたし、うきは市にも土砂災害警報?のようなものが出ていました。とにかく本当に凄い雨でした。被害がなければいいのですが・・。
 
 7日鳥取県福部町(鳥取砂丘がある町)・・・数日前に、昨年鳥取県PTAの講演でお世話になった方から 「仲島先生、福部町が終わったあと、すぐに西宮に帰るのですか?翌日は仕事が休みですよね。もしよかったらみんなで飲みませんか」 という連絡を受けていました。私の日程までよく把握していただいてのお誘いに、私は夕方の切符を翌日に切り替え、その日は鳥取に泊まることになりました(笑) 阪神ファン店長の焼き肉店から始まり、阪神ファンのスナックを2軒渡り歩きました。知らないお客さんが♪六甲おろしを歌い始め、私がタイガースブレザーを脱ぐと、そのお客さんも大喜び、握手はするわ、ハグもするし・・・大盛り上がり。ホント楽しい夜を過ごすことができました。漆原さんをはじめ鳥取のみなさん、本当にありがとうございました。
 
 そんな 「出会いと感動」 の3日間でした。

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Posted by naka602 at 16:51 | TrackBack (0)