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2013年1月24日
これはひどいですよ
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「退職金削減前の教職員や警察官の駆け込み退職者が急増」
 
昨夜からのTVニュースや新聞で、キャスターや知事や大学教授が非難していました。
特に非難されたのが教員です。
担任をしているのに1月で退職するとはどういうことだ。
3月まで子どもをみないのは無責任だ! 仕事放棄! って。
 
この件に関して私は「これはひどいよ!」って思っています。
それは退職した教員にではなく、それをさせた行政側の仕打ちにです。
30数年間、この仕事を一生懸命にやってきて、この3月でめでたく定年退職を迎える
1か月前に退職金を減らすのですよ。これが長年頑張ってきた者に対する行政の
気持ちなのですか。 なぜ3月まで待てないのですか。 と言いたくなります。
 
教師の仕事は年々多忙になっています。昨日行った小学校でも昨日学校を出たのは
夜の9時半だったと言ってました。授業だけでなく、保護者対応にも精力を使います。
勤務時間はあってないようなものです。なのに教師の給料は年々減らされる一方です。
それでも文句も言わずに日々頑張る先生がいっぱいいるのです。
「お金を儲けよう」という気持ちで教師になっている人はいないでしょう。
でもこんなに頑張っているのに給料がどんどん下がっていくのでは、テンションが下がる
のは当たり前です。そして最後の最後に、またこんな仕打ちです。
私は、駆け込み退職した先生を非難する気持ちにはなれません。むしろ同情しますわ。
その先生も本当はきっと3月まで全うしたかったと思います。
これはお金のことより、むしろ「怒り」の表明だと思いますね。
 
私が見たTVニュースでは唯一、木村太郎キャスターだけが
「退職金削減の時期が悪い。こんな時期に実施したらそうなるのは予想できる。
 行政側に責任がある」 が言ってくれました。
 
 
いつもなにかと教員を目の敵にしている大阪は、この退職金削減は、
なんと4月から実施なのです。 
           今回に限り  「よっしゃ!大阪はええぞ!」 です。 
 
(でも大阪は以前から退職金の削減が行われているので実質同じことですけどね)

 
 
 
 

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2013年1月22日
西宮浜小学校 研究発表会
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1月25日(金) 9:40〜17:00 
  「西宮市立西宮浜小学校 研究発表会」
          ↓
http://kusunoki.nishi.or.jp/school/media/nihamae/kenkyu.pdf
 
全クラス公開授業、分科会、提案授業、
西川純先生(上越教育大学)午前、午後2回講演 という豪華版の研究発表会です。
 
先生方、ぜひ参加してみてください。
今回の西宮浜小では 「学び合い」 学習が展開されています。 
黒板の前で教師が一斉授業をするのではなく、子ども同士が学び合いながら授業が
進んでいくのです。そんな子どもたちの生き生きしながらの学習や先生の動きをぜひ
この目で見て勉強してほしいなあと思っています。
 
研究主任は、桔梗友行先生です。 元気塾OBです。 
桔梗先生は、研究報告だけでなく、提案授業も行います。
桔梗先生の「学び合い」の授業は、今、全国から注目を集めています。
提案授業は13:45〜ですが、時間ギリギリに行くと、人が多くてきっと教室に入れませ
ん。30分前には教室に入って待機しておいてください。その分、桔梗学級の給食とかも
見ることが出来て、それも勉強になると思います。
 
西川先生は、「学び合い」学習の第一人者です。
午前中の講演は、子どもも一緒に聞くという形です。(こんな講演は珍しいです)
午後の講演は、通常の教師向けです。ぜひとも2回、聞きたい講演です。
 
参加申込み期限(1/18)は過ぎていますが、きっと大丈夫です。
23日、24日までに西宮浜小にFAXかTELを入れるといいと思います。
(当日申込みだと、資料がなくなるかもわかりません)
 
 
西宮浜小学校は、あの阪神大震災で出来た学校です。
震災後、西宮浜という埋立地に震災復興住宅がたくさん建ち、さらに新築マンション
も建ち、西宮浜マリナパークという新しい街が出来て、学校も新設されました。
1998年開校で今年で15年目の学校です。
その新設1年目2年目に私はこの学校に勤務していました。私もこの学校で研究発表会
を経験しています。そんな思い入れのある学校です。
 
 
※このことはホンマは隠しておきたかったのですが・・・・・・いずれバレるでしょう。
今回の研究発表会の公開授業の中に私の息子も入っています。
小学校教師1年目のまったくの新任として公開授業をします。
なので私は、今回の研究発表会に参加しません。だって恥ずかしいもん(笑) 
 
 

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2013年1月19日
やっぱり学級通信はいいですね
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今日の元気塾のテーマは 「学級通信のすすめ」。
2年前の元気塾でもこのテーマで話していますし、普段の元気塾でもよく学級通信の
話は出ていますので、若い先生たちにとっては、私の定番話です。
 
そんないつもの話とともに今日は、学級通信を製本にする方法も伝えました。
実際の紙を使って、ここにホッチキスをし、ここを金づちで叩き、ここを揃えて、ここを
切って、ここを折って、ここに糊をつけて、ここを切る・・・・・・という手順を見せながら
説明しました。
元気塾が終わってから 「やってみます!」 と若い先生から声をかけてもらいました。
ぜひやってみてほしいですね。 
自分で製本すると、ホンマいいですよ。 学級通信が光ります!
 
 
昨夜、元気塾の前に、過去の学級通信をいろいろ読み返しました。
読み始めると懐かしくて、面白くて、なかなか寝れませんでした。
忘れていることがいっぱいありました。
ある学校の2年生を担任した時の学級通信です。当時、1学期は保護者向け、2学期
からは子ども向けに書いていましたが、その1学期の保護者向けの文章の中から
おもしろいエピソードを少し紹介します。 
 
★火曜日、しゃべってばかりで給食を食べるのが遅い子がいたので、
「先生の机の横にあなたの机をつけてここで食べなさい!」 と叱ったのですが、
その子は、なんかうれしそうなのです。
 水曜日、「ぼくは、食べるのが遅いので、先生の机の横で食べさせてください」
と言うので、私の横で食べさせました。なんかうれしそうでした。
 木曜日、私が給食室から戻ってくると、先生の机の横に6つ机が並んでいました。
6人ともうれしそうな顔で待っていました。えーーー。
 
★遠足のおやつの時のことです。わたしが空っぽの袋を持っていると、子どもたちから
おやつのプレゼントです。みるみるうちに袋はいっぱいになりました。
それを見ていたある男の子が
「先生っていいなあ、おやつをもらえるから・・・」
「じゃあ、先生になったらどう?」
「うん、ぼく先生になる!」 と強い口調でこたえるのです。なんてかわいいのでしょう。
学校に戻ってからも、私のそばに来て
「ぼく、先生になるで!」 と言って帰っていきました。
  
(※この子は、3月の文集に「大きくなったら小学校の先生になる」って書いていました。
 ・・・・・そして今、この男の子は本当に先生になりました。
 ただし高校の先生です。 (高校生は先生におやつくれへんやろうな))
 
 
(※連絡帳に保護者がいろいろ書いてきてくださるので、それも学級通信に載せます)
    ↓
★こんな連絡帳が届きました。
「仲島先生、今日の夕焼け見られましたか?私が見たのは7時すぎだったのですが、
影絵のような六甲山と、本当にきれいな水色の空とピンク色の雲。あまりにきれいなの
で、テレビを見ていた我が子を呼んで二人でしばらく見ていました。夕焼けの映った息子
の顔をみてすごくいとおしくなりました。
最近、何かとバタバタとしていて、大切なものを忘れかけていたのかもしれません。
今日は久しぶりにゆったりとした心で一日が終われました。
夕焼けと、大好きなドラゴンボールを中断して、つきあってくれた息子に感謝」
 
(※上の通信から10日後、ほかの保護者の方からも同じような連絡帳が届きます)
        ↓
★「日曜日の夕方、自転車に乗っていると、わが子が「お母さん、山の方がきれいな〜」 
と言うんです。いつも前ばかり見ている子が遠くの方を見て、私に言うのです。私は
なんか感動しました。あの子の中で、何かが変わっていっているのかなと思いました。
先生、いつもありがとうございます」
 
(※母子の二人暮らし。ちょっとやんちゃな子でしたが、その後変わっていきました)
 
 
やっぱり学級通信はいいですね。
子どもも親も教師も、みんないい気持ちになるのですから・・・・
そしてそれは、
数年後、読み返すと、またいい気持ちになるのですから・・・・
 
そんな学級通信が製本されて、私の本棚にたくさん入っています。
                         私の大事な大事な宝物です。
   
 
   「がんばれ若い先生たち!」 「3月には製本するんやで!」
 
 

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2013年1月17日
あれから18年
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阪神・淡路大震災から18年です。
       1月17日午前5時46分 黙とう。 
                   涙があふれます。
 
 
今日は、名古屋で仕事でした。
講演のスタートで、阪神大震災のことにふれました。
そして用意していった「♪しあわせ運べるように」をかけるつもりでしたが、
・・・・このままでは泣いてしまう ・・・ そう思って、やめてしまいました。
 
 
夕方、家に帰って、テレビをつけると、
阪神大震災のことが流れていました。
みるみる涙があふれてきました。
 
なんで?なんで?なんでこんなに涙が出るの・・・
もう18年も経ったのに・・・・。
 
 
1.17 は やはり辛いです。
 
 

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Posted by naka602 at 23:06 | TrackBack (0)


2013年1月15日
美咲ちゃん、宏樹くん楽しかったですか
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12日〜14日の3連休に沖縄から、岡さんファミリーがやってきました。
沖縄に行くといつもいつもお世話になっている岡さんです。
少しはお返しをしないといけないので、張り切って神戸・大阪を案内してきました。
そこには仲島ファミリーだけでなく、
岡さんにお世話になった奥田夫妻、大路先生、曲里先生も加わりました。
 
美咲ちゃん(小2)と宏樹くん(年中)の2人のリクエストにこたえる行程です。
「パンダが見たい」 と 「雪にさわりたい」 と 「電車に乗りたい」 です(笑)
 
★11日(金)夜、伊丹空港お迎え・・・奥田夫妻と仲島夫妻でにぎやかに歓迎です。
           岡さんは伊丹空港初体験です。(仕事では関西空港を使うそうです)
           名神と阪神高速で、あっと言う間に神戸・元町のホテルに到着です。
           さあ、明日から3日間楽しいスケジュールが始まります(笑)
 
★12日(土) 添乗員(笑)は、仲島、仲島真悠子、奥田勝彦、良子
 ・王子動物園・・・・パンダがよく動きました!大きなカバに興奮。乗り物にも大喜び!
 ・ポートタワー・・・・岡さん妻は、高い所が怖いって端から見てました(笑)
 ・神戸港めぐり・・・・・・・宏樹くんは初めての船です。神戸大橋もくぐりました。
 ・神戸で一番おいしい洋食屋さんで夕食・・・・沖縄には洋食屋というのはありません。
 ・ビーナスブリッジ・・・岡夫婦は百万ドルの神戸の夜景にうっとりです。
 
 
★13日(日) 添乗員は、仲島、仲島マリ子、真悠子
 ・阪急電車、市バス、ケーブルカー、山上バス乗車・・・・ケーブルカーは貴重体験です。
 ・六甲山人工スキー場・・・・・雪そり遊びを満喫し、吹き上げる雪に大はしゃぎです。
               宏樹くんは、なんとバスで立ったまま寝てしまいました(笑)
               岡さん妻には、「冷える」という体験をしてもらいました。
    ※夕方は、三宮のディズニーショップでお買い物です。美咲ちゃん大喜び。
     でもホテルに帰ると、みんなグッタリ、すぐに寝たそうです。 
 
★14日(月) 添乗員は、仲島、仲島真悠子、曲里先生、大路先生
 ・新神戸から新大阪まで、新幹線に乗車(たった14分間)・・・・走ってくる新幹線と一緒
        に写真を撮るためにお母さんは連写です(笑) いい写真が撮れました。
        宏樹くんは新幹線のおもちゃを購入しました。
 ・梅田散策・・・大阪駅前の時間表示のある横断歩道を渡ってもらいました。それでも
          フライングする大阪人です(笑) ややこしい梅田地下街も歩きました。
          ヘップの観覧車・・・・ビルの上を回る観覧車、大阪城も見えました。
          阪神梅田駅・・名物のミックスジュース初飲みです。「おいしい!」って。
                   沖縄にはミックスジュースは存在しません(なんで?)
          阪神百貨店・・名物の「いか焼き」「ちょぼ焼き」「たこ焼き」
                   美咲ちゃん「大阪では立って食べるの。沖縄は座るよ」
 ・交通科学博物館・・・・実物の運転席に乗ったり、運転シュミレーターで疑似運転をして
               大喜びです。 長時間、いっぱい遊びました。
 ・地下鉄の乗車・・・・・地下を通らない地下鉄(中央線)にも乗りました。
 ・道頓堀・・・・お母さんが行ってみたいという「グリコ」や「かに道楽」で記念撮影。
 ・最後は・・・・・・・・・南海電車特急ラピート号で、関西空港へ。 「さようなら」
 
  
 
3泊4日の旅、本当にお疲れ様でした。
美咲ちゃん、宏樹くん、今日はちゃんと学校や保育園に行ったかな(笑)
お友達におもしろいお話をいっぱいしてあげてくださいね。
 
岡さん夫婦は体調はいかがですか。
寒さに鼻がズルズルなっていましたが、大丈夫かな(笑)
 
また来てくださいね、関西に。
 
 
  
                
 
 

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Posted by naka602 at 13:54 | TrackBack (0)


2013年1月10日
福男になりました
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1月10日(十日戎)午前6時、西宮神社の開門神事「福男選び」に参加してきました。
ここ数年全国にテレビ中継され有名になっている「福男」を決める神事です。
赤門から本殿までの230mの「ドラマ」(笑)です。
 
午前5時40分、私も西宮神社に到着。すでに1000人ほどが並んでいます。
その後、どんどん人は増えて、参加者は4500人になりました。
 
午前6時、太鼓の大きな音でスタートです。大歓声とともにみんなが走り出しました。
私のはるか前方で、「一番福」は25秒ほどで決まったようですが、私はまだ赤門にも
達していません。 5分後やっと赤門を通過し、私が本殿に走りついたのは6時10分。
私も走り通しました(笑) 
本殿では、「一番福」のお祝いが行われていました。
今年の「一番福」は、市立尼崎高校3年生の生徒でした。(息子が卒業した学校です)
 
私の順位は1000番ぐらい? でも開門神事参拝証をいただきました。(うれしい!)
 
実は福男は、
1番になった人だけでなく、この神事に参加した全員がなるそうです。
ということは、私も今年「福男」ということです!
 
仲島は今年「福男」です! 2013年きっといいことがあるでしょう(笑)
 
 

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Posted by naka602 at 08:35 | TrackBack (0)


2013年1月7日
幼児期は自由に遊ぶ
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朝日新聞1月1日 「子どもとスポーツ」欄より
 
 子どもの運動能力を伸ばすには、どんなスポーツ環境がふさわしいのだろう。
幼児期には、特定の運動を教わるより、自由に体を動かして遊ぶ方がいい、というデータがある。杉原隆・東京学芸大学名誉教授(スポーツ心理学)らが2008年に全国65カ所の幼稚園で調査した。派遣講師やクラス担任が指導する形で体操、水泳、マット、跳び箱、サッカー、マラソンなどの運動をする頻度と、幼児の運動能力を調べた。
 すると、指導は行わずに砂場、ブランコ、ボール遊び、鬼ごっこなど外で活発に遊ぶ園の能力が最も高かった(図、数値参照)
 杉原名誉教授は「みんなに同じことをやらせる一斉指導がよくない」という。好きなことを自発的にやりながら、様々なことを学ぶ幼児期の成長に合わず意欲が低下するからだ。
 「やらされても子どもは大人に気をつかって『楽しい』と言う。でも、自分で行動を決めてやり遂げる遊びの方が意欲が育つ」
 サッカーならボールの蹴り方、コートの大きさやゴールの場所をどうするか。遊具ならそれをどう使うか。そうしたことを子どもが自己決定する頻度が高い園ほど、運動能力が高いというデータも出ている。
 さらに、特定の運動指導は、この時期の発達の特徴とも合わないという。
「幼児期は、体を思うように動かす神経回路を脳にたくさん作り、大人が持つ運動パターンをすべて習得する時期。例えば、跳び箱を頻繁に練習させると、動きが偏る。それよりいろんな動きを経験する方がいい」 と杉原名誉教授は話す。
 子ども自身が人との成績の違いを客観視でき、上達を目指せるようになる10歳前後からが、ある競技に特化していい時期となる。ただ、この時期も競技の選択肢はいくつか持っていた方がいい。
 
 
 
こういう新聞記事が出るとうれしくなります。
こういうデータをもっともっと出してほしいのです、子どもたちのために。
 
実はこういうことはずっと昔からわかっていることで、私も大学で体育を専攻していた者
としては常識的なことなのですが、世間ではなかなか理解されていないのです。
特に保育園や幼稚園で、跳び箱や逆立ちが出来たり、ラグビーの試合をやっていると
「凄い!」とマスコミが騒ぎ立てるのです。テレビで紹介されるのです。
それを見て私はマスコミ関係者に「もっと勉強せい!」 と思うのです。
またその幼稚園に体育講師として派遣される体育大学卒業の先生にも
「今まで何を勉強してきたんや」 と言いたくなるのです。
 
少子化で幼稚園経営も大変な状況です。 だから園の売りとして
「全員跳び箱や逆立ちが出来ます」「ラグビーをやります」「体育講師がいます」
と宣伝しないと子どもが集まらない現状や、園の特長を出そうとする気持ちは理解でき
るのですが、やはり「子どものため」の原点に立ち返ってほしいのです。
親の方も、外遊びがなかなかできない環境の中、幼稚園で運動させてもらえると助かる
という気持ちもわかりますが、子どもにとっての本当に大事な環境は何かをもう一度考え
てほしいのです。
 
これは小学校の先生にもわかってほしいことです。
小学校の低学年では、最初から手の付き方や回り方がきれいな前転を1回させるよりも、
変な前転でも5回連続して回る方がいいし、前転だけでなく後ろ向けに回ってマットから
はみ出したりする方がいいのです。
跳び箱もそうです。最初から正しいフォームで跳ばせるよりも、横から跳んだり、上で跳
ねたり、多様なやり方で跳び箱を越える動きをさせてやることが大事なことなのです。
動くことや動きづくりが楽しい!と言う子どもを育てていくのです。
子どもがそんないろいろな動きをする中で、自然に回転感覚や平衡感覚、高さ感覚等を
身につけ、巧緻性を伸ばしていきます。調整力がついていきます。自分で自分の体をコン
トロールできるようになるのです。いいフォームが出来上がっていきます。
そして高学年や中学生の時期からだんだんと専門的なスポーツに特化していくのです。 
それが発達の流れなのです。
 
 
 
子どもの下校風景も変わりました。
時間通りに学校を出て、寄り道をすると見守り隊のおじいちゃんに怒られ、まっすぐに家
に帰らされます。立ち止まって友達とおしゃべりもできないし、田んぼにいるおたまじゃくし
もゆっくり見れないし、工事現場のブルドーザも眺めることができなくなりました。
親も時間通りでないと学校にクレームをつけるし、子どもにGPSをつけようとします。
これが一番安全で安心とはわかりますが・・・、
子どもをもっと自由にしてやりたいですね。
 
 
 

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Posted by naka602 at 08:06 | TrackBack (0)


2013年1月1日
謹賀新年
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あけましておめでとうございます。
    旧年中はいろいろとお世話になり
          本当にありがとうございました。
    
     
今年で私も57歳になります。
一昔前は、55歳定年、57歳定年でしたから、そう考えると
ずいぶん歳をとったことになります。
あんなに他人事だった還暦も目の前に迫っています。
自分では信じられないことですが、
それを事実としてしっかり受け止めて、
毎日を充実したものにしていきたいと思っています。
 
  本年もどうぞよろしくお願いします。
 
       2013年1月1日    仲島 正教
 
 

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