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2005年11月29日
私は、晴れ男
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 北海道にいた3日間は、とっても暖かくいい天気でしたが、今日の北海道は荒れ模様だったようです。黒松内は吹雪、札幌は台風のような天気だったようです。黒松内に電話をかけると「先生、一日ずれててよかったねぇ。今日だったら帰れねぇところだったよ」って言われました。私はやっぱり晴れ男です。ラッキー!
 今日は明石市の幼稚園で9時半からの講演です。実はこの幼稚園からはずいぶん前から依頼があり、事前に資料やお手紙もいただき、私のHPや冊子も研修済のようで、今回の講演会にはずいぶん気合が入っていたようです。だから、私も昨日の北海道からの帰りは大阪行きの最終便だったので、もしなにかのトラブルで欠航になったら困るなあ、明石に行けなくなったら大変だと心配していました。もし欠航の時は羽田に飛んでそのあと夜行で明石に向かおう、なんて真剣に考えていました。だから北海道には、明石の講演資料も一緒に持参していました。でも無事に昨夜西宮に帰ってこれました。
 今朝は、そんな思いだったので絶対に遅れたらいけないと思い、指定された電車より2本ほど早く乗っていきましたが、なんと指定された時間の電車はダイヤが遅れていたのです。冷や汗ものですわ。
 さて、今日の幼稚園は園児がなんと300人、クラスは10クラスもあるのです。まずその大きさにびっくりです。その分、保護者の数も多く、また事前の呼びかけもあり今日の講演会は会場が一杯になる盛況ぶりでした。「いっぱい笑って、いっぱい泣いた講演でした」って感想をいただき、ホッとしました。それにしても今日までの準備は大変だったことでしょうね。PTAの会長の金谷さん、部長の中尾さんはじめスタッフのみなさん、駅までわざわざ送り迎えしてくださった池本さん、藤戸さん、本当にありがとうございました。そしてお疲れ様でした。とっても気持ちのいい明石の講演会でした。

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2005年11月28日
北海道黒松内町 感動の2泊3日
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 26日(土)〜28日(月)北海道黒松内町に行って来ました。黒松内町の社会福祉大会での講演と分科会助言が私の仕事でした。これは仕事なのですが、「こんなに幸せな仕事でいいんだろうか」と思うぐらい感動の2泊3日の黒松内町でした。
 黒松内町は、ちょうど札幌と函館の間にあり、すぐ南に長万部、北東に向かえばニセコに行ける位置です。ブナの北限の里でもあります。人口が3000人余りの小さな町で、主な産業は「酪農」ですが、「福祉の町」とも言われています。町には子どもから高齢者までの福祉施設がたくさんあります。児童養護施設、老人ホーム、特別養護老人ホーム、介護老人保健施設、デイサービスセンター、知的障害児施設、知的障害者更生施設(成人)、身体障害者療護施設、介護支援事業所・・・・など教えていただいただけでも17カ所、それもすべて市街地の中にあるのです。人口の3分の1の人が、この福祉関係の仕事に携わっているというのですから、まさに「福祉の町黒松内」です。それに医療費に関しては高齢者だけでなく、なんと子どもも中学生まで無料だそうです。ここは誰もが住みやすい町なのです。
 26日の夕方に黒松内に着いたのですが、役場の高橋課長と社会福祉協議会の増田事務局長が温かく迎えて下さいました。翌日の打合せと町の様子を聞かせていただいたあと、「ぶなの森」という町の温泉に行きました。むちゃむちゃ気持ちのいい温泉でした。雪景色を見ながらの露天風呂は最高でした。夕食と宿泊は「歌才自然の家」、自然の家といっても、学校が使う自然の家ではなく、自然の中にある宿泊施設で立派な建物でした。レストランの食事がこれまたおいしい。そして部屋にはテレビも何にもなし!でも窓の外は雪の林があり、空には満天の星、向こうには市街地の夜景・・・。そんな中で静かな夜を過ごしました。こんな時間の過ごし方は本当に久しぶりで心が洗われました。
 27日は第27回社会福祉大会。午前中は私の講演。午後は3分科会での協議でした。聞き慣れない大阪弁の私の講演をとっても温かく聞いてくださり、いっぱいの拍手をくださいました。本当に嬉しかったです。午後の分科会でも一緒に過ごさせてもらい、皆さんの考えや悩みなども聞かせていただきました。そして夜は「自然の家」に集まってくださり、私を囲んでの交流会です。いい雰囲気で、黒松内のお酒をいっぱいいただきました。あーおいしかった!あー楽しかった。
 翌28日は、朝から増田局長がわざわざ私のために車を用意してくださり、町の案内と私が希望していた小学校の見学をさせて下さいました。いい笑顔の子どもたちに会うことが出来ました。いいですねやはり学校は・・・。そうそう北海道の学校は全館暖房が入っており、廊下も体育館もすべて暖かいのです。関西の学校の方がはるかに寒いですわ。そしてそのあと、列車までの時間があったので、なんと増田局長は私を洞爺湖まで連れていって下さいました。昭和新山も間近で見ました。そして午後2時長万部駅でお別れしました。
 黒松内町は、子どもからお年寄りまで、障害があるなしにかかわらず、家庭状況がちがっても、みんなが輪になって暮らす本当に優しい町です。そしてみんな温かい人たちです。たった3日間の滞在でもそのことがよくわかりました。
 あーよかったな黒松内町に来れて・・・。 私はこの町が大好きになってしまいました。

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2005年11月25日
KAT-TUNの振り付け師は、教え子です。
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 昨夜は、東京から帰ってきた教え子と一緒に食事をしました。彼は高校の時からダンスを始め、今は東京で振り付け等で活躍しています。今テレビで放映中のバレーボールのグラチャン(ワールドグランドチャンピオンカップ)で、踊っているKAT-TUN(カトゥーン)の振り付けは彼がやりました。東京ではこのKAT-TUNをはじめNEWSとかジャニーズ事務所の人気グループの振り付けを数多くやっています。ベテランの少年隊やSMAPからKAT-TUNまで幅広く活躍中です。昨夜はその裏話などもいっぱい聞くことができ、楽しくすごしました。振り付けだけでなく、自らステージに立ったり、各地でレッスンをしたりと大忙しの毎日のようです。
 私は彼を3年4年と担任したのですが、あの時の学級はなかなかおもしろい学級で、ただ仲がいいだけでなく、授業も自分たちで進めたりする子たちでした。最初の頃は、仲がいいということで「甘え」があり、「こんなのは本当の仲間じゃない!」と私が怒って「支え合う仲間」という学級目標の表示を外してしまったことがありました。その時に、彼が先頭になってその「支え合う仲間」の表示を貼り直したんです。それからクラスがグッと変わっていきました。私が講演会でよく話している「山本さんの作文」はこのクラスから生まれていきました。
 クラスにはいろいろな子がいました。厳しい状況の子もいました。でもこの子たちは決してその子たちを見捨てたりしませんでした。一緒に悩み一緒に苦しみ一緒に泣いてくれる友だちでした。だからこそ今もつながっており、差別に対しても立ち向かう子たちになったのだと思います。私の人権教育の考え方はこの子どもたちから学んだものです。
 午後10時まで一緒にいましたが、私がビールを飲んでいる横で彼はウーロン茶でした。なんとこのあと夜12時から、仲間と練習するのだそうです。さすがです。やはり彼は正真正銘のプロ「SHIN.1」(シンイチ)なのです。

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2005年11月23日
「夢」は原動力
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 2O日の日曜日、ちょうど高橋尚子選手が東京国際女子マラソンを走っている頃、私は福井県の中学校で講演をしていました。 講演の最後に「夢」の話をして終了したのですが、自宅に帰って来て、高橋選手の優勝を知り、そして優勝インタビューを聞いてすごく感動してしまいました。「たとえ暗闇の中にいても悩んでいても、夢を持つことが大切です。1日の目標でもいいし、3年の目標でもいいから、一歩一歩進めばいい。」というようなことだったと思います。そして「みんなに支えられて頑張れた」と感謝の気持ちを述べる高橋選手に大きな大きな拍手を送りました。
 「夢」や「目標」は、やっぱり大切ですよね。講演の中では、私の息子が中学時代に言ってた夢の話をしました。そしてその夢のための高校時代の汗と涙の話をしました。「夢」を持つと人間は頑張れるのです。そして頑張っていると必ず誰かが応援してくれるのです。「夢」は人を輝かせていきます。そして感動を生んでいきます。
 3年前私が家でゴロゴロしていると息子から「お父さん、夢か目標を持たなあかんで」と言われたことがあります。2年前教え子から「先生は僕らに夢を持ってチャレンジすることを教えてくれたのに、先生はチャレンジしないの?」って言われたことがあります。この2つの出来事は私の心に大きく響きました。そして今の自分があります。
  そう「夢」は、未来への原動力なのです。

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2005年11月21日
うれしい再会
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 土曜日は元気塾の後、金沢市で婦人会の研究大会での講演でした。金沢には6月に一度訪れたのですが、その時はとんぼ返りで、金沢市教委生涯学習課の徳田課長が「今度来られる時は、ぜひ一杯やりましょう」って言われていました。今回、金沢に行くにあたり、徳田課長に連絡を入れようか迷いましたが、やはりご迷惑かと思い、連絡は入れませんでした。ところが、金沢の会場に着いてびっくり。そこには6月の時のスタッフの方がみなさんいらっしゃり「仲島先生、お待ちしておりました」と迎えてくださいました。とってもうれしかったです。そして、講演のあと、待望の一杯をやりました。ありがたかったです、本当に。 そしてそれだけではありませんでした。一杯やっている最中に、同じ課の方が車で駆けつけてくださり、一杯の後は、夜の金沢観光に連れて行って下さったのです。ライトアップされた金沢城、兼六園・・・・。卯辰山展望台からの金沢の夜景・・・・。またまた感動してしまいました。野外は少し寒かったのですが、心の中はポッカポカでした。金沢での再会は、本当に本当にうれしいものでした。
 翌日は、金沢から福井県鯖江市に移動し、中学校での講演でしたが、鯖江には電車ダイヤの都合で約3時間前に着いたのですが、ここでも鯖江の人の温かさを感じました。駅から車は学校へは向かわず、「うるしの里会館」などのミニ観光に連れていって下さったのです。そしてその後に学校に着き、約1000人(中学生900人保護者100人)の方への講演になりました。終わったあとはとっても温かい拍手に送られて帰路につきました。とっても心に残る北陸の2日間でした。

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2005年11月17日
「カニ」と「いい景色」に癒されました
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 ここのところハードな日程に追われ、日記の更新が出来ていませんでした。人間はやはり忙しくなると余裕をなくしてしまいますね。7年前、西宮浜小に勤務している時に「マリ子の幸せ」という職員向けの人権通信を出していましたが、忙しくて原稿を書けないという先生には「忙しい時にこそ、自分を振り返って書くことが大切なんですよ」「忙しいからこそ子どものことを書いてみるんです」なんて、偉そうなことを私は言っていました。そう言ってた自分が今同じ状況になっていました。でもこうやって書き始めると、やはり自分を見つめ直すんですね。やはり忙しいからこそ書くことは大切なんですよね。あらためてそう感じます。
 昨日は3つ仕事が入っていました。午前中は西宮で、午後は丹波市春日町、夜は豊岡市竹野町と一日で兵庫県を南から北へと縦断しました。夜の講演が終わって、9時半頃からは民宿で担当の豊岡市教委の福丸先生と二人でカニを食べ始めました。(今年初めてのカニです。あの焼きカニ・・・あーおいしかった!)福丸先生とは初対面なのに、前から知ってたかのように話が弾み、気がつくと夜中の1時半です。あっという間に時間が過ぎていきました。長いハードな一日でしたが、充実した一日が終わりました。そのあと温かい布団に包まれてぐっすり眠りました。
 実は、この日の朝、ちょっと体調が悪くて、このままでは風邪をひきそうな感じだったので、とっても心配でした。でもそのハードな一日が終わったあと、なんと体調は戻っていました。絶好調です。やっぱりカニが効いたのかなあ。
 今日、竹野町からの帰りは、海岸線沿いの道を通りました。日本海の雄大な景色を見ていると、なんだか気持ちが晴れ晴れとしてきました。なんかとっても癒されました。最近忙しくて少しイライラしていた気持ちがすっかり和らぎました。いい景色はいい気持ちにさせてくれます。
 さあ、明日からまたハードな日程です。忙しいけど、心を亡くさないように頑張ります。
 
 

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Posted by naka602 at 18:00 | TrackBack (0)


2005年11月10日
みんなに見せたい授業でした
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 今日は元気塾でも活躍の新任4年目の桔梗先生の6年生国語「やまなし」の研究授業でした。うーん・・・いい授業で感動してしまいました。子どもたちは生き生きと学習し、終わりのチャイムが鳴ってもまだまだ続けたいっていう表情をしていました。 
 「やまなし」といえば、難解な教材として有名です。私もこの教材には苦労しました。その「やまなし」に桔梗先生は敢えて挑戦したのです。だからこそ教材研究も子ども理解も今まで以上に頑張ったんですね。宮沢賢治を知るために岩手県まで行ったというのですから恐れ入ります。そして先生自身が次第に「やまなし」に魅せられていき、その気持ちが子どもにも乗り移ったのでしょう。難解「やまなし」は、楽しい「やまなし」に変身してしまいました。桔梗先生、お見事! みんなに見せたい授業でした。
 
 「やまなし」の感動のあと、夜は、芦原の地域学習講座に参加しました。今回は「子どもたちよ、夢を拓け!」というテーマで、宝塚市の小学校の寺田文子先生の講演でした。寺田先生の熱のある話にすっかり引き込まれてしまいました。心が奮えるお話に会場にいた6年生の子の目も真剣でした。 みんなに聴いてほしい講演でした。

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2005年11月9日
教え子のカミングアウト 「性同一性障害」
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 私が20代の時に担任していた教え子から突然メールが届きました。メールのタイトルには、旧名として当時の男名が書かれていました。ウーン旧名?と思いつつメールを開くと、そこには、次のように書かれていました。

「実は、私は、性同一性障害で、女性として生活してます。なんとなく違和感というものは、あったものの性同一性障害という言葉もまだなかった時代、本当の自分を否定して生きていかざるえなかった時代が続いてました。大学在学中も、ほとんどひきこもり状態でした。そんな中、性同一性障害という言葉をテレビやマスコミなどでとりあげられてるのを耳にして、自分だけじゃないんだ、その人たちも立派に社会の一員になってるんだと、すごく勇気づけられ、とても励まされました。そして5年ほど前から通院し始め、現在もカウンセリングやホルモン注射を行っております。体も姿も女性として見られるようになり、現在では、女性として就職活動中です。」
 
 これを読んで、私は少しびっくりしましたが「あーそうなんや、そうだったんや」っていうぐらいの気持ちで、そんなに驚くことではなかったので、そのことを彼女に伝えると「先生のメールにうれしくて涙してしまいました。」と返事が返ってきました。
 私は、10年前、アメリカに行った時に「同性愛者」に数多く出会い、「性」についてあらためて考え直すことがありました。そして6年前に、人権の講演会で「あべまりや」さんという方のお話を聞きました。普段は男性だけど、週末は女性として生活していますという方でした。正直に言うと最初は「なんか変や」って思っていた感情が、次第に「あーそうなんや、人間ってそうなんや」っていう自然な気持ちに変わっていきました。それ以来、私の中に「性同一性障害」っていうことが、抵抗なく入るようになり、「性」に関するNPOの方とも連絡を取り合うようになりました。でもまだまだ社会での認知度は低く、彼女も偏見や差別にはずいぶん苦しめられたようです。彼女のメールの最後には今後は、一人でも多くの人に人権を尊重し偏見や差別のない世の中を知ってもらい、誰もが人として生きていける世の中を作りあげていきたいと願っております。」というふうに書かれていました。


 私は彼女に「このカミングアウトのこと、ホームページに載せてもいいか?」と聞くと、「性同一性障害で苦しんでいる人のためにも、是非載せてください」ということでした。「誰もが、人として幸せに生きていける世の中」 そんな当たり前の社会にするために、私もがんばりたいと思います。  尚美、一緒にがんばろう!  (尚美は仮名です)
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Posted by naka602 at 13:50 | TrackBack (0)


2005年11月6日
大矢勇気、大会新で優勝!
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 5日、岡山県・桃太郎スタジアムで行われた「全国障害者スポーツ大会」で、大矢勇気さんが、大会新で見事優勝しました。「スラローム」という種目でこのすばらしい成績をおさめました。すごいなあ、ほんまスゴイです。おめでとう大矢さん!よく頑張ったなあ。
 6日の「車いす100m」では、残念ながら優勝を逃しましたが、このレースは他の選手がスプリント用の3輪の車いすを使用していたのに、彼は普通の車いすで走ったんですよ。これは普通の乗用車とF1のフォーミュラーカーで競走したみたいものです。これは仕方ないですよね。レース後、彼は「あの車いすを今度買います」ってちょっぴり悔しそうに話していましたが、表情は晴れ晴れとしていました。「先生、わざわざ岡山までありがとうございました」って言ってくれましたが、ありがとうって言いたいのはこちらの方でした。「大矢くん、本当にありがとう!」
 この「障害者スポーツ大会」には初めて来ましたが、驚きと感動の連続でした。テレビでは、パラリンピック等を見たことはありましたが、実際目の前で見ると、本当に感動してしまいます。レベルもスゴイけど、とにかく一人ひとりの表情がとっても輝いているんです。こちらまで元気をもらえますね。「車いすバスケット」も初めて目の前で見ましたが、ほんとビックリです。スゴイ!の一言です。この「全国障害者スポーツ大会」は来年兵庫県で開催されます。ぜひまた見に行きたいと思っています。

※大矢勇気さんのことについては、このブログの10月8日と20日にも書いています。彼の頑張りを見てやってください。

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Posted by naka602 at 07:17 | TrackBack (0)


2005年11月2日
思い出の地、松江へ再び
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 今日は島根県松江市での講演です。電車が松江駅に近づき、向こうに松江総合体育館が見えてくると、胸がキューッとなりました。昨夏、息子が高校3年間の夢であった全国高校総体(インターハイ)に出場し、この松江でその晴れ姿を見せてくれたのです。その1年前の様子が鮮やかによみがえってきました。あの感動の地に再び来ることが出来、本当に幸せです。
 今日の講演はそのインターハイの話から始まりました。会場いっぱいに詰めかけてくださった方々の反応もよく、本当に気持ちよくしゃべらせていただきました。手話通訳の方や要約筆記の方には、大変迷惑(早口で大阪弁なので・・)をおかけしましたが、終わった後もたくさんの人から声をかけていただきました。所長からは「また松江に来てください」と言われ「ぜひ来たいです!」って応えてしまいました。なんだか松江が好きになりそうです。いえ、もう好きになっています。
 今日はもう一つうれしいことがありました。松江駅に着くと、安来市の小学校の足立先生がわざわざ迎えにきてくださり、一緒にお昼を食べ、一緒に会場入りしました。足立先生とは10年ぶりの再会です。10年前、足立先生は兵庫教育大の大学院に来ておられ、その時に一緒に体育の研究などをさせてもらった仲間なのです。今回のことは、たまたまチラシを見て知ったそうで、今日は私のためにわざわざ安来市からかけつけてくださったのです。こういうのって、むちゃくちゃうれしいですよね。仲間っていいですねぇ、やっぱり。  ありがとうございました、足立先生。
 
※「ひょうごの人権教育」(兵庫県人権教育研究協議会発行)の2005年10月号に私の拙文が載っています。特集は「同和問題に向きあう」ですが、私の拙文の題名は「西光さんからの伝言」です。あの水平社宣言の西光万吉さんと私の先輩の話を絡めて書きました。この冊子は年間購入のものなので、なかなか見ることはないと思いますが、どこかで見た時は一度中をのぞいてみてください。

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Posted by naka602 at 23:17 | TrackBack (0)