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2008年5月27日
仲島ちりとてちん外伝〜小浜編〜
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今日は、福井県小浜市で、嶺南地区の小・中・高教員人権研修会でした。
その冒頭です。
 
「ようこそのお運びで、厚く御礼申し上げます。
 兵庫・西宮からやってまいりました徒然亭仲島と申します。
 本日は、わたくしの「憧れの地」小浜での初高座(講座)でございます。
  しばらくの間、どうぞおつきあい ねぎゃぁ・・ 願います」
             (※ねぎゃぁ の意味がわかる方は、相当なちりとてちん通です) 
「・・野辺へ出てまいりますと春先のことで、
  空にはヒバリが、ピーチクパーチクさえずって
  下には、レンゲ、タンポポの花盛り・・・・・・・・・・・・
  やかましゅう言うて、やってまいります
  その道中の陽気なこと!」   (※落語「愛宕山」より)
 
せっかく、ちりとてちんの地元小浜にきたので、落語風に講演を始めましたが、先生方のウケはもう一つでした(ガックリ)。 そりゃぁそうでしょ、だって先生達はこのドラマを見る時間はもう必死で働いていますからね。
でも、ウケなくても自分自身は大満足でした。(ほんまにアホや!)
 
今回の小浜講演は、本来は日帰り仕事ですが、それでは「ちりとてちんファン」の私としてはとっても残念なので、昨日の夕方に小浜に入り一泊し、今日の朝一番から午前中ずっと一人で自転車こいで 「ちりとてちん巡り」 をしてきました。以下その報告です。(見ていない人にはまったくわからないと思います。すみません)
 
昨日の夕方小浜に着き、まずは歩いて、鯖街道の起点がある市場、そうですあの焼き鯖を売っている「魚屋食堂」に行ってきました。ありましたありましたテレビで見たのと同じ焼き鯖が・・・。でももう売り切れて、残りたった1匹だけです。
「この焼き鯖くださ〜い」
「最後の一匹やから、おまけで700円にしますね」
通常1200円の焼き鯖を冷えていたとはいえ半値近くの700円でゲット!ラッキー!
ホテルに帰って食べると、まさに「サバ!」の味でした。おいしかった!
 
そして今日は、朝からレンタサイクルで、
まずは、喜代美が高校へ遅刻しそうでダッシュしている橋の場所へ、
次は、糸子母さんが喜代美へ小包みを送ろうとした郵便局へ、
そして和田塗り箸店と、喜代美の小学校への通学路を見て、
今度は、喜代美が小浜に来て、清海と初めて出会った海岸へ行き、
そして喜代美が、清海からもらったペンダントを海へ投げた堤防、
喜代美が通っていた高校のロケにつかった小浜中学校、
若狭塗り箸製作所に、喜代美が五木ひろしと出会った海岸、
草々が喜代美を迎えにきた人魚の像の所、
小梅おばあちゃんが芸者として働いていた3丁町、
喜代美が順子と将来のことをしゃべっていたJRのすぐ下の石段、
そして最後にもう一度、焼き鯖が売っている市場に寄って、
小浜駅前でレンタサイクルを返却し、講演会場に向かいました。
 
ようけ行ったでしょ。でもその間に、若狭塗り箸の店にも寄っているし、セットも見たし、お昼御飯も食べたし、ホンマ走り回っていました。暴走自転車ですわ。講演に行ったのか、ちりとてちんを見に行ったのか、わからないですね(笑)
 
人権研修会の冒頭は先ほどの落語風でしたが、
研修会の最後は、若狭塗り箸職人の正太郎おじちゃんの言葉でしめました。
 
「教師も箸とおんなじや。研いで出てくるのは塗り重ねたもんだけや。
 一生懸命さえ生きておったら、悩んだことも落ち込んだことも、
 きれいな模様になって出てくるんや」
 
これで、仲島ちりとてちん外伝〜小浜編〜の終了です。
ご精読ありがとうございました。(誰も真剣に読んでへんわ!)
 
 
※本物の「ちりとてちん外伝〜まいご3兄弟〜」は、NHK7月25日(金)20時〜に放送決定です。草原、小草若、四草の3兄弟が小浜から大阪に帰る道中のオモロイ物語です。
こんなこともよう知ってるでしょ(笑)
 
 
 

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2008年5月25日
Hip Hop Dance
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 昨日、ヒップポップダンスのレッスンを受けてきました。(今NHKの朝ドラ「瞳」の中で主人公が夢中になっているのがヒップホップです)
 
 私の教え子で、プロのダンサーであり、プロの振り付け師(ジャニーズ等の振り付け)もやっているシンイチ(shin1)が、普段は東京で活動しているのですが、久しぶりに関西、それも西宮でレッスンをするという知らせを聞きました。
それで、「よし、あいつがどんなレッスンをするのか一度見に行ってやろう」 と見学だけのつもりでスタジオに行ったのですが、結局一緒に80分のヒップホップのレッスンを受けてしまいました(笑)
 スタジオには、若い女性だけではなく、小学生の子、結構年配の女性、男性も混じっていました。私は恥ずかしいので一番後ろで小さくなって踊っていたのですが、速い動きには全然ついていけないのです。かつては「運動神経バツグンね」とも言われていた自分が、あんな女の子にも動きで負けるなんて・・・・くそーと思いながらも、体が重いのです! 
「先生、なんとなく感じは出来ていましたね(笑)」 だって、・・それは誉め言葉か!
 
でも久しぶりにいい汗をかいたし、教え子にレッスンしてもらう幸せも感じて、ホンマええ時間でした。そして夜は、シンイチは神戸で次のレッスンがあったので、シンイチと同じクラスだったヨシノリと一緒に飲みました。 そんな教え子たちに感謝です。ホントありがとう!
 
明日から、「ちりとてちん」の福井県小浜市(1泊2日)に行ってきます!

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2008年5月23日
池田・未来塾
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 今夜は、大学のバスケット部の先輩(現小学校校長)からの依頼で、池田・未来塾で話をさせてもらいました。「人権教育と学級づくり」をテーマに2時間ぶっとおしでしゃべりまくりましたが、最後の方で、涙を流しながら聴いてくれている大柄な若い男性教師に気がつきました。
 
 研修が終わり、参加した先生達は感想を書いてくれたのですが、その若者は用紙いっぱいになるまで書いていて、とうとう最後の一人になってしまいました。提出と同時にその感想を私は読ませてもらいました。
「・・・・・仲島先生のお話を聴きながら、自分のクラス(6年)のある子のことが思い浮かびました。あの子に今日も声をかけてやらなかった。あの子に早く声をかけてやりたい・・・・そう思うと涙が止まらなくなってしまいました。・・・・・・・」
そんな内容でした。すぐさま私はその先生に
「こんなことを思い浮かべるあなたは本当にいい先生ですね。きっとその子にも先生の心が通じますよ。がんばって!」
そう言うと、187cmの長身の頬にまた一筋二筋と涙が流れました。
そして、帰っていく彼の後ろ姿を見ていると、また右手で顔を拭いているのです。
 
なんかそんな姿に感動してしまいました。
 
未来塾が終わったあと、スタッフを含む6人で飲み会をしましたが、先生達の学校での様子を聞いていると忙しい中、毎日本当に一生懸命に子ども達と向き合っているのがよくわかりました。そして 「土曜日曜ぐらいはゆっくり休養してくださいね」 と言っても、「明日も出勤して仕事をします」 と言うのです。「土日も学校にたくさん先生達が来ていますよ」 ・・・・。
 
 橋下知事さん、こんな現場の実態を知っていますか?
子どものことを思い浮かべ涙を流す先生がいる。土日だって出勤して仕事をしている先生がいる。たくさんの子どもたちと日々格闘している先生たちの姿がある。
それなのに・・・・35人学級を廃止して先生の数を減らそうとか、その上給料も減らすとか、ようそんなことが言えるなとあきれてしまいます。そしてあの国際児童文学館も廃止しようとして、何が 「子どもが笑う大阪」 じゃ!
 
 今夜は、未来塾の先生達の熱に感動しつつ、橋下知事に腹が立つ私でした。

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Posted by naka602 at 23:18 | TrackBack (0)


2008年5月17日
今日の元気塾は「書くことのすすめ」
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 今日の元気塾は、54名の参加がありました。そのうち今回初めて元気塾に参加した人が7人いましたが、その中の一人の先生は、昨年郷里の鳥取県で拙著「教師力を磨く」を読んで感動し、そしてこの4月から西宮の小学校に赴任したと教えてくれました。ホント感動です。
 
 今日のテーマは 「書くことのすすめ」
「書くこと」は、自分を振り返る大切な学習です。そして「書くこと」で自分も周りも共に成長していくのです。「書くこと」は、感動を生み、未来を切り拓き、幸せな生活をつくっていくものなのです。(識字学級の話もさせてもらいました)
 前半は、どう作文を書かすか、文字からどう心を読むか、その作文をどう生かすか等、子どもの「書くこと」のすすめを研修し、後半は、教師の「書くこと」でした。ただ教師の「書くこと」については、今回に限らず、元気塾ではいつも言っていることです。学級通信しかりです。
 
 終了後、二人の先生が自分の学級通信を持ってきてくれました。一人の先生は、元気塾開設の時からのベテラン先生、もう一人は昨年からの新人先生です。
 
 その新人先生の学級通信が見事です。子どもの様子やクラスの出来事が手にとるようにわかります。「書くこと」をしっかり実践しているなと感心しました。そこに、こんな素敵な先生の言葉が書いてありました。
 
 友だちの「心」を 元気にさせる一言をくれる 君たちがいる。
 友だちの「気持ち」を しっかり聴いてくれる あなたたちがいる。
 友だちの「いいところ」を 見ていてくれる みんながいる。
 
先生になって2年目の春。 がんばっていますね西尾優作先生!
 
 もう一人のベテラン先生は、学級通信だけでなく、ブログで「自分を書くこと」を始めました。なかなかおもしろいブログです。(元気塾のベテランであって、年齢は若い先生です)
http://tomkick.blog.shinobi.jp/
若手のちょっと先輩の桔梗友行先生、その調子です!
 
 
 

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Posted by naka602 at 22:20 | TrackBack (0)


2008年5月15日
雄平、しっかり生きろよ
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 今日5月15日は、沖縄本土復帰記念日です。1972年5月15日沖縄が日本に返還されました、そんなニュースの中、私の恩師玉川武司先生が亡くなりました(享年27歳)
それ以来、私にとって5月15日は、「しっかり生きる」 と誓う日になりました。
 
 昨日、教え子の雄平のお父さんの告別式に参列してきました。まだ52歳の若さでした。雄平をはじめ3人の息子たちの成長をもっともっと見たかっただろうと思います。無念の旅立ちだったと思います。お母さん、雄平、そして弟2人、本当につらい別れでした。
 雄平が泣いている姿を初めて見ました。焼香のあと、肩に手を置いてやると、体をふるわせながら涙を流していました。
 
 雄平は、5年生の時に私のクラスにやってきました。体はそんなに大きくないのに、給食をよく食べる子で、雄平の「おかわり!」の声にみんなも影響され、いつも完食で、給食室からほめられていました。また算数が得意な子で、出来ない子がいるとそばに行っていつも優しく教えてくれるのです。
 中学時代にはこんなこともありました。中3の3学期の高校受験前に、私はちょっと勉強が苦手な教え子たち数人を夜、公民館に集めて、直前特訓をしていたのですが、雄平はどこから聞きつけたのか公民館にやってきて一緒に勉強をみてくれたのです。自分も有名私学受験前だったのに・・・・。
 
 雄平、つらいけどがんばれよ。 しっかり生きろよ!
お父さんはきっと見てるから・・・。
 
 

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Posted by naka602 at 08:22 | TrackBack (0)


2008年5月14日
叱る覚悟
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 「叱ることには痛みが伴う。でもそれが愛情の根幹です」 そう語るのは、あの和田アキ子さんです。先日、そんな和田さんの言葉が新聞に載っていました。
 
 自分が売れっ子になりはじめた頃、山岡久乃さんにすざましい剣幕で叱られて、目が覚めた。その後も多くの人に叱られ、落ち込み、反省しながら、一つ一つの階段を上ってこれたのだという。
「人は嫌われたくない。いい人でいたい。でもそれでは子どもたちは、部下たちはどうやって、きちんと人としてのルールを学べばいいのか。身近にいる大人が、この人を一人前にしてやりたいと叱らなければ、社会で鼻つまみ者になります。人の頬を打てば自分の手も痛い。それでも相手を認め、育てたいと思えば、勇気を出さないとね」 そんな叱る覚悟がいると和田さんは語るのです。
 
 和田さんの文を読む一日前、私は講演先で、ある先生と久しぶりに出会いました。
今から15年ほど前、彼が新任の時に一緒の学校で働いていたのですが、ある時、私はあまりに腹が立って、その先生に 「なにしてるんや!」 と大きな声で厳しく叱りつけたことがありました。大人げなかったなあと反省したのですが、私が転勤する時、彼は 「あの叱られたことはすごく心に残っています。変な表現ですが、叱られて本当にうれしかったです」 という手紙をくれたのです。 彼はその後西宮を離れ、朝来市に転勤し、今は中堅教師として学校を動かす大事な存在になっています。
 
 彼のことで、私が一番覚えていることは、とにかく子どもとよく遊んでいたということです。中でも一番しんどい子とは、銭湯まで一緒に行き、裸のつきあいもしていました。すると、最初はガタガタしていたクラスも次第にまとまっていき、一番しんどかった子が 「先生のこと好き!」と言うまでになっていきました。
 
 今の世の中、社会でも学校でも家族でもなんとなく当たり障りのないつきあいが多くなっていますが、「叱る」 も大事にしたいものです。

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Posted by naka602 at 00:15 | TrackBack (0)


2008年5月12日
メールが復旧しました
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 やっとメールが復旧しました。マイクロソフトのサポートセンターに電話をして、いろいろ指示してもらい、なんとか元に戻りました。サポートセンターへの電話がなかなか通じず、ちょっと腹も立ちましたが、治ったのでよしとしましょう。原因はウイルスを防ぐセキュリティの関係で、アウトルックの接続が切れたようです。でも詳しいことはようわからんですわ。
 
 メールが通じないと仕事も出来ずにあせりますが、この2日ほど、静かに過ごせたことは確かです。それはそれでよかったのかなあ、なんて思いますね。今の仕事は、完全にパソコンに支配されている状態で、パソコン動かなければアウトっていうことです。なんかイヤですね、こんなの。
 
 まあでもこれで仕事再開です。ちょっと仕事がたまった分、今から取り返します。
みなさんご迷惑をおかけして申し訳ありませんでした。

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Posted by naka602 at 12:12 | TrackBack (0)


2008年5月11日
ご迷惑おかけしています。メールが不通です。
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 すみません。只今メールが不通です。アウトルックに支障が生じたようで、まったく送受信出来ない状態です。ここ何日かでメールをいただいた方にも返信が出来ていません。もしかするとアドレス等のデータも消える恐れがあります。復旧したらまたこの画面でお知らせしますので、ご面倒おかけしますが、もう一度送信をお願いします。
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Posted by naka602 at 09:51 | TrackBack (0)


2008年5月9日
やっぱり岩井先生や
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 私の師匠である奈良の岩井先生から、最近頻繁にメールが来るようになりました。
岩井先生は、とっても頑固者で 「オレは携帯もパソコンも使わない!」ってずっと意地を張っていたのに、今の職(大学教授)に就き、どうしても携帯もパソコンも使わざるを得ない状況になり、使い始めた途端、うれしいのかどうか知りませんが、私にメールを何度も送ってくるのです(笑) 
 大のドラゴンズファンの岩井先生は、ことある毎に 「ドラゴンズが勝った!タイガースは負けたなハハハ」 なんてメールを送ってくるのです。また 「パソコンの使い方がわからん、教えてくれ!」 ってヘルプメールも来るのです。すっかり携帯やパソコンに侵され始めた岩井先生の姿がおかしくてなりません(笑)
 
 奈良の岩井先生は、この4月から愛知の岩井先生になりました。昨今、教員養成系の学部の新設が相次ぎましたが、岩井先生もそんな新規参入の教員養成系の大学の先生になりました。新規参入ということもあり、いろんな学生も入ってくるようです。
 
 今日の岩井メールに、そんな学生の様子が書かれていました。A子とB子です。
☆A子の様子・・・トラネコみたいな茶髪の学生
 ・1時間目の時・・・・いやそうな顔で授業を受けていた
 ・2時間目の時・・・・欠席
 ・3時間目の時・・・・「あなたの字は美しいなあ」と誉めた
 ・4時間目の時・・・・一番前に座りよった
 ・5時間目の時・・・・また、一番前に陣取りよった。そして授業のあとに 
   「うち、往復3時間かかって来てるねん」
   「そうかあ、大変やなあ。でも4年間頑張って通って先生になりや」
   「うん、でも眠たいわ」
   「時々変なおっちゃんもおるから、通学気いつけや!」
   「ハ〜イ」
 
☆B子の様子・・・笑顔はいいけど・・・・・、という学生
 ・昨日の授業の後、教室でチョコポッキーを食べていたので、近づていくと
  「先生、食べるか?」 と1本渡してくれた。
  「ありがとう。おししいなあ!」 と言うと
  「もう1本食べるかあ?」 って。
 
髪の派手な子や、チョコ食べてる子見たら、コラー!と思うけど、その子にはその子の人生があるんや。頭髪やチョコに、なんとか自己主張しようとしとるだけや。授業がわかっとるかをうんぬんするより前に、あの子たちの思いをちょっとでも受け止めたらあかんな。あの子らが、いつか自分から気づいて髪の毛の色を薄めて(栗色でいい)、保育実習に元気に行けたらええなと思ってる。レポートを立派に書く学生も誉めたらなあかんけど、心に何か引っかかっているものがある学生にまず関わってやらなあかんわ。どれだけ教職に就けさせたかの数字なんかは二の次やで。(岩井)
 
やっぱり、岩井先生は岩井先生や!
小学校から大学の先生になっても変わらんなあ。うん、ホンマ岩井先生らしいわ!
なんかとってもうれしくなってしまいました。 
 
岩井先生、今度一緒に、タイガース対ドラゴンズ戦、見に行きましょう!
 
 

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Posted by naka602 at 09:11 | TrackBack (0)


2008年5月4日
「全力疾走」 の笑顔
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 ♪チャチャチャチャッチァ〜♪ あの葉加瀬太郎の有名な曲で始まる 「情熱大陸」 という番組は、みなさんご存じだと思いますが、日曜の夕方6時30分から、同じTBS系でやっている 「夢の扉〜NEXT DOOR〜」 という番組はご存じでしょうか? もう一つの 「情熱大陸」 といった内容の番組で、夢に向かって頑張っている人が毎回紹介されます。音楽も「情熱大陸」と同様で、とっても元気が出るのです。私の大好きな番組の一つです。
 
 今日の「夢の扉」は、「盲目スプリンターの挑戦」」というテーマで、その伴走をしている塩家吹雪(しおやふぶき)さんという男性のお話でした。番組の中心は、パラリンピック出場の夢に向かって頑張る盲目スプリンターと塩家さんのお話なのですが、私はその前段の話に衝撃を受けました。
 
 塩家さんは、「障がい者に走る喜びを伝えたい」 ということで、盲学校を訪問します。盲学校の子どもたちと 1本の 「ヒモ」 でつながり、一緒に全力疾走するのです。
 18歳になる高校生の子は、
「今まで18年間一度も全力疾走をしたことがない」
と言います。そして塩家さんと一緒に全力疾走するのです。
「どうやった?」
「最初は少し怖かったけど、気持ちがよかったよ」
「風を切る感じがわかった?」
「うん、わかったよ。 すごくわかったよ」
 今度は5年生の子どもと走ります。この子も生まれて初めての全力疾走です。
「どうやった?」
「すごくいい気持ち!また走りたい!また走りたい!」
と笑顔で応えます。
 
 そんなシーンに感動すると同時に私は頭をガーンとされました。
 
 私は、今までまったく知らなかったのです。まったく気づいていなかったのです。
目の不自由な子どもたちが、これまで 「全力疾走」 をしたことがなかったという事実を。
 
 今まで、目の不自由な人が走っているシーンは、テレビ等でもよく見ていました。たぶん盲学校の運動会でも、子どもたちは走っていたのでしょう。でも「全力疾走」ではなかったのです。もし私が親であったり教師であったりしても、その子と一緒に走るけれど、全力疾走はしていないだろうと思います。
 
 そんな子どもたちが、塩家さんと全力疾走をし、とってもいい顔をするのです。
 
全力疾走の気持ちよさを伝えたい、そんな笑顔をいっぱいつくりたい。
             そんな夢に向かって進んでいる塩家吹雪さんでした。
 
 
それにしても・・・「全力疾走」・・・って、いい言葉やなぁと思いますね。
 
 
 
 

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Posted by naka602 at 20:41 | TrackBack (0)


2008年5月1日
がんばれ今岡!
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 貯金12、阪神タイガース絶好調で5月を迎えますが、唯一心配事があります。
そう、5番打者今岡選手のことです。チームとは正反対に絶不調の今岡選手です。2軍に落とされていないか毎日心配の日々です。
 忘れもしない2000年のシーズン、野村監督から 「今岡には覇気が感じられない」 と2軍に落とされ、失意の中、JRに乗り込む今岡選手を私は目撃しました。あの日以来、今岡選手に頑張ってほしいと思うようになりました。その後、星野監督が就任会見で 「キーマンは今岡、あいつは必ずやる」 と言われたことを意気に感じた今岡選手は見事に復活、2003年、2005年の優勝の立役者になりました。(実は拙著「教師力を磨く」の中にも今岡選手のことが出てきます)
 
 今の成績では、2軍に落とされて当然だと思うのですが、岡田監督はずっと使い続けています。他の監督ならとっくに2軍行きなのに、しつこくしつこく今岡選手の復活を信じて使い続けています。なぜそこまで待てるのでしょうか。
 実は、2000年に2軍に落とされた時の2軍監督は岡田さんでした。あの時の苦労や努力を岡田監督はちゃんと覚えていて、「今岡は必ずやる、彼は大丈夫!」と今も信じているのだと思います。その姿は、あたかも先生と教え子の関係に見えてしかたないのです。教師がシンドイ子どもを信じて待っている姿とダブってしまうのです。
 
 がんばれ今岡!私も待っています、あなたの復活を! がんばれ今岡!
 
 
※今岡選手の背番号は7。
もうまもなく、このホームページのカウンターが77777になります。7のフィーバーです。ちょうど77777になった方はお知らせ下さいね。記念品を出しますハイ。
そしてきっと、まもなく今岡選手もフィーバーすることでしょう。がんばれ今岡!

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Posted by naka602 at 06:56 | TrackBack (0)