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2009年5月30日
家庭はサービスエリア・・・兵庫PTA
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 昨日、兵庫県PTA協議会から 「兵庫PTA」2009年5月号が送られてきました。
「兵庫PTA」 は、昭和30年代初期から発行されている伝統ある広報紙です。ところが、私はまったくその存在を知りませんでした。(スミマセン) 
そんな私に4月号、5月号と連続で原稿依頼があり、拙稿を寄せていました。
 
 届いた封筒を開け、5月号8ページ分を、パラパラめくって自分の書いた文をチェックしようと思ったのですが、ナント載っていないのです。
あれ、5月号ではなかったのかな?と思いつつ、もう一度ページをめくってみると、
ありましたありました 「家庭はサービスエリア」 という題の私の拙稿が・・・(笑)
ワタシ・・・・忘れてました、こんな表題にしていたことを・・・・。(県Pのみなさんスミマセン)
新学期始って1ヶ月後、「5月の子育て」 について書いてほしい、という依頼だったのですが、その趣旨は覚えていたのですが、自分が書いた表題を忘れてしまったという失態です(笑)
 
(言い訳ですが・・・、ここ2か月ほどの間に、原稿依頼が集中していました。「兵庫PTA」のほかに「兵庫教育」「体育科教育」「広報みき」とありました。・・・・・・あ、あ、あ、「広報みき」の表題も忘れてしまっています・・・なんて書いたんやろ・・・・)
 
兵庫県の先生方、そしてPTAのみなさん、
広報紙「兵庫PTA」 の存在をどうか確認してくださいね。私みたいにまったく知らない人もいるかもしれませんから・・・・。(重ね重ねスミマセン)
5月号の特集は、「新学期を迎えて〜ゆっくり無理なく 心を育てる」 です。
 
  兵庫県PTA協議会 (神戸市中央区・県立産業会館内)
  http://www.hyogo-pta.jp/

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2009年5月27日
甲子園応援勝率10割
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 あーよかったなあ〜、うん嬉しいなあ〜・・・・そんな感じの試合でした。
今夜の、タイガース対ライオンズの甲子園決戦は4−1でタイガースの快勝。
私の甲子園球場の応援勝率は10割です。(今シーズン2回目ですけどね)
 
 試合前のスタメン発表を聞いて驚きました。
「7番ファースト今岡」
えっ今岡がスタメン?
真弓監督はまだ見捨てていなかったんだ、不調の今岡に最後のチャンスを与えてくれたんだ、そう思いました。そのアナウンスを聞いて私はあわてて、狩野#99のユニホームから、今岡#7のユニホームに着替えました。もしかすると今日が最後になるかもしれない、今日ダメだったらきっと2軍行きです。新外国人ブラゼルの代わりに今岡が2軍に落とされ、もうそのまま戦力外通告へのシナリオが浮かんでいました。
 
祈るような気持ちで今岡を見ていましたが、1打席目も2打席目も凡退し、7回の裏に3打席目が回ってきました。これで打てなかったら終わりだと思いましたし、これが今岡のタイガースでの最後の打席になるかもしれないとも思いました。
2−3からの6球目、ボールはセンター横へすばらしい当たり、そして今岡は果敢に2塁を狙い、炎のヘッドスライディングです。甲子園全体がウォーとどよめきました。
そこからタイガースの選手が燃えました。
昨夜エラーの狩野が絶妙の送りバントをした後、苦労人桧山の今シーズン初のタイムリーで同点にし、そこから一気に4点を取り逆転、ベテラン下柳に勝利はつくし、最後は悩める藤川が久しぶりに藤川らしい剛速球で3者連続三振でゲームをしめました。
 
勝ったぞ!勝ったった!強いやろ!・・・そんな勝ち誇った感じではなく、
あーよかった、みんなよかったわ、ホンマよかったなあ、
苦労している選手や悩んでいる選手にエールを送りたくなるような、そんな温かい気持ちがわき出る勝利でした。
ジェット風船はインフルエンザの件で飛ばせないし、低迷するタイガースですが、
試合後は、力強い「六甲おろし」ではなく、温かい「六甲おろし」の大合唱でした。
甲子園に集まった阪神ファンは、
「なかなかええやん」
そう思いました。   あーホンマよかったよかった。
 

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2009年5月25日
「教師論」の授業が終了
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 聖和短大保育科の学生160名への「教師論」の授業が終了しました。
全15時間のうちの5時間が私の担当でしたが、なんとか無事に終わりホッとしています。
たった5時間といえども、藤川球児なみの全力投球だったので、少々肩に張りが出ましたわ(笑)今週は故障者リストに入り、3日間ほど休養します(笑)
 
授業ってやはり大変です。教材研究はもちろん、教材づくりや、展開の工夫、そして学生の理解と・・・・いろいろすることがありました。160人の学生の感想を読むのも、けっこう時間がかかります。この学生は前時は何を書いていたかな?と前時の感想を160枚の中から探し出したり、座席はどの位置だったかな?なぜこう書いたのだろう?と考えることも多く、知らない間に時間が経過していました。昨夜は寝る前に絵本の読み聞かせの練習をもう一度やりました。授業前夜はいつも午前2時か3時になっていました。
 
そんな最終授業でしたが、学生たちも一生懸命に聴いてくれました。
最後は大きな拍手をしてくれて、ちょっと涙が出そうになりました。
最後の感想を提出しながら
「先生、ありがとうございました」
「センセイの授業すごい心に残ったよ」
「先生の本を必ず買うよ」
「ホームページ見て、メールするからね」
「先生、また来てください」
そんな小さな一言が心にしみました。
 
 
毎回の感想用紙には、名前の横にこんな質問をつけていました。
1時間目・・・・私が好きなものは?
2時間目・・・・私が嫌いなものは?
3時間目・・・・自分のここが好き!
4時間目・・・・尊敬する人は?
5時間目・・・・私の夢は?
 
今日の「私の夢は?」には、保育科なのですから当然、「幼稚園の先生」「保育士」 と書く学生が多かったのですが、感心したことがあります。それは冠がついていたのです。
 
・一生懸命な先生    ・みんなの夢を見守ることができる先生 
・「動いて・遊んで・声かけて・ギュッと抱きしめ・元気な笑顔」 そんな先生
・いつも笑顔の先生    ・たくさんの子どもの笑顔を守る先生
・ちょっとしたわざわざができる先生   ・子どもの夢を大切にする先生
・信頼される先生   ・自分らしい先生   ・足でかせぐ先生
・子どもに愛情をいっぱい与えてあげることができる先生
・たくさんの優しさをあげることができる先生
・子どもと保護者と先生が仲よくつながるようにする先生
・若いママからも頼られる先生  ・お母さんみたいな先生
・仲島先生や私のお世話になった先生みたいな先生
・心が温かい先生    ・熱い先生  ・真に優しい先生 
・子どもの心に残るようなことができる先生
・本当の意味でのいい先生      ・・・・・・・・・などなど
 
そうなのです、先生は先生でも、こんな先生になりたいと具体的なことが書かれていたのです。漠然と、先生になりたいではなく、具体的にこんな先生になりたいと書けることは、すばらしいです。それがもしこの5時間で学んでくれたのなら、こんなにうれしいことはありません。
 
 
最後の授業の感想(抜粋)を、何人か紹介しておきます。
 
・今日で最後だと思うと残念でしかたありません。先生の授業がもっともっと続いたらいいのにと本当に思いました。先生が教えてくれたことや気づかせてくれたことが大きな財産になりました。先生の仕事がどれほど難しいか、どれほどきびしいことか身にしみました。 先生、私はこれからたくさん努力します。いい先生になります。 今日、先生の自慢の教え子さんが来ていたこと、とても感動しました。(A)
 
・先生の授業には、言葉一つ一つにとても深い意味が込められており、毎時間感動しました。今日で最後だと思うと本当に残念です。先生が楽しそうにしゃべっている授業が、なぜか私の心にそっと入ってきて、まるで悩んでいることを見透かされているようでした。ありがとうございました。(Y)
 
・絵本を子どもに読み聞かせることは、子どもたちに物語の楽しさやすばらしさを伝えることはもちろんですが、大人のためでもある、という言葉が心に残りました。またあえてその時にすぐに感想をきかないで、一人ひとりの心の中にしまっておくことの大切さも学びました。私の心の中には先生の言葉がたくさん残っています。授業に来て下さりありがとうございました。(N)
 
・この間、エレクトーンの先生に「教師論」のノートを見せたら、「すごいなあ、また先生にも教えてなあ」と言われました。エレクトーンの先生は私の尊敬する人でもあるので、仲島先生の授業を受けれたことを誇りに思いました。これからも先生が言った胸の中にある「なにくそ」をたくさん持って、素敵な先生になれるようにがんばります。(M)
 
・5時間という短い時間でしたが、仲島先生の話を一番前の列の、一番真ん中の特等席で聞けて本当に幸せでした。先生に出会えてたくさんの大切なことを学びました。心の銀行にたくさんの貯金ができました。私も周りにいる人たちの心の銀行を貯金でいっぱいしたいなと思いました。(T)
 
・私の座右の銘は 「見逃し三振より、空振り三振」 です。一生懸命にがんばるって素敵ですね。本当の優しさって難しいけど、いつかわかる日がくるといいなと思います。先生の授業を聞いているみんなの顔がとても真剣でキラキラしていて、それを見ていてとってもうれしかったです。聖和大好き、仲島先生大好き。先生に優しさの貯金をたくさんもらいました。先生ありがとう!(F)
 
・私は保育士になりたいのですが、人づきあいが苦手です。でも大学生になったし、勉強して克服していきたいです。子どもたちの中にも、進んで友達をつくることが苦手な子がいると思います。そんな子の気持ちは少し理解できるので、その子が少しでも心を開けるように何かできないかを一緒に探したいです。思いやりや優しさは、言葉で言うのは簡単ですが、本当の意味の思いやりや優しさのある人間になりたいと思いました。(S)
 
・仲島先生の授業は、ほかのことを考える暇もないくらい「もし自分が〇〇〇〇だったら・・・・」と考えることばかりでした。教師論としても勉強になりましたが、自分自身を見つめ直すいい機会になりました。いい意味で価値観が変わりました。人との出会いはほんまに大事やなと思いました。(M)
 
             ※ ※ ※
 
160枚の感想が5時間分ですから、
160×5=800枚の感想文は、私の宝物になりました。
聖和短大保育科1回生のみんな、本当にありがとう!
私にとって、幸せな5時間でした。
 
今日の授業には、二人の教え子、辻さん新里さんが来てくれました。
また、武庫川女子大の松本裕史先生、同志社高校の伊藤博子先生も見て下さいました。
そして聖和短大の碓氷ゆかり先生。
そんな人たちにも支えられての今日の授業です。 本当にありがとうございました。
 
 
 
 
 

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Posted by naka602 at 22:38 | TrackBack (0)


2009年5月24日
「のぶりんの小部屋」に出演
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日曜10時スタート ラジオ関西 「こんにちよー!原田伸郎です」 の
「のぶりんの小部屋」 というコーナーに出演してきました。
 
約1時間前に、神戸ハーバーランドにある 「ラジオ関西」 に入り、簡単な打合せをしてから、スタジオ入りです。そこで初めて原田伸郎さんとアシスタントの芳賀友美さんとお出会いします。 「あのねのねの伸郎さんや・・本物や」 と感動しながらすぐに生放送が始まっていきます。
 (↓↓ 番組HP 今日の様子の写真もあります)
http://jocr.txt-nifty.com/konnichiyo/
 
「緊張しませんでしたか?」
って、終ってから聞かれましたが、緊張する暇もなくすぐに始まりましたからね(笑)
不思議なぐらい緊張しないで出来ました。それに、打合せと違うことを伸郎さんが聞いてこられ、時間がどんどんなくなっていきましたが、私はスタジオの時間表示を見ながら、自分の話の長さも調節していたのです。(あっぱれ!)
2月のKBS京都ラジオの収録で、様子がわかっていたのがよかったのでしょうね。
 
でも今回も何を話したのか、詳しくは覚えていないのですが、今日は収録CDをいただいたので、いつか聞いてみたいと思います。(でも自分の声を聞くのは恥ずかしいです)
 
生放送が終わってからすぐに、大阪のTさんから携帯メールが届きましたし、
自宅に帰ると「ラジオ聴きました」ってPCメールが数件入っていました。
夜には、田舎の親戚のおばさんから
「ラジオを聞いていたら突然、まさのりちゃんが出てきてびっくりした」
と連絡がありました。
 
みなさん、わざわざ聴いて下さり、本当にありがとうございました。

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Posted by naka602 at 22:37 | TrackBack (0)


2009年5月20日
ラジオ関西「こんにちよー!原田伸郎です」
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 兵庫に住んでいる仲島ですが、元気にしています!
他府県からみなさんからの心配メール、ありがとうございます。
神戸も大阪も大丈夫ですよ。ホント過剰報道ですからね。
テレビの前でマスクをしながら報告するキャスターは、ホンマ滑稽です。マスクの効用を冷静に考えれば、そんな時はマスクをつけなくてもいいのに・・・・・。冷静な判断ができていない人が、冷静な判断をしてくださいって言うのですから(笑) 
 
 さて、お知らせです。
2月のKBS京都ラジオに続いて、今度はラジオ関西です。
5月24日(日)10:00〜13:00 「こんにちよー!原田伸郎です」
の『伸郎の小部屋』というコーナーに出ることになりました。時間的には11:20〜40ぐらいだそうです。生放送ですのでどんなことになるのかまださっぱりわかりません(笑)
 
原田伸郎さんといえば、私たちの年代はみんな知っていますよね。
清水国明さんとコンビだった「あのねのね」です。
♪魚屋のおっさんの唄 とか、衝撃でしたね(笑)
今でもしっかり歌えますわ(笑)
 
実は「あのねのね」はメジャーデビューは、清水国明・原田伸郎のコンビでしたが、
元々は4人組だったのです。京都産業大学の仲よし4人組です。
あと2人は誰だと思いますか?
それが、あの鶴瓶です。あと二人は鶴瓶と鶴瓶の奥さんです。
みなさん知らなかったでしょ。
 
ラジオ関西は、関西のラジオ局で唯一のジャイアンツを応援する局ですので、私はほとんど聞いたことがないのです。(原田伸郎さんもジャイアンツファン)
さあ、どんなことになるのか、私も楽しみです(笑)

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Posted by naka602 at 07:48 | TrackBack (0)


2009年5月17日
新型インフルエンザで休校に
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 16日(土)より、兵庫県は大変な状況になってしまいました。
神戸市の高校生が新型インフルエンザに感染していることがわかり、初の国内感染に国も県も市も大忙しです。私の妻が勤務する小学校は、感染者が出た高校と同じ区にあるので、先生たちも緊急招集されました。私の妻も、学級の子どもたちの家を一軒一軒回り、健康状態の確認や学校が休校することを伝えに走り回っていました。
 
 そして17日(日)には、神戸市以外でまた感染者が出て、県内数市町が休校措置をとりました。私の住んでいる西宮市でも大学生一人の感染が確認され、市内学校園の1週間の休校も決まりました。私の大学の講義も今週は休講となりました。
 
 ただ、報道があれだけ大きくやっていますが、現状はそんなに緊迫した状況でもありません。少々派手な報道におどらされている感はありますね。冷静に考えれば、そんなにあわてる状況でもないし、命にもかかわることは少ないようですからそんなに心配しなくてもいいようです。冷静な行動と冷静な判断が望まれます。
 
 でも、これは兵庫県や大阪府だけにはとどまらないでしょうね。
他府県の皆さんも、手洗い・うがいはしっかり励行してくださいね。
 
 
 
 

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2009年5月14日
大好きな 「ポールウインナー」
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 あー知らんかったわ。そうやったんや。これは大阪だけやったんや。
 
今夜の「秘密のケンミンSHOW」には本当にびっくりしました。
またまたこんな話題で申し訳ないのですが、ホンマ驚いたので書かかせてもらいます。
 
「ポールウインナー」(通称ウインナーソーセージ)
これは、全国どこにでも売っていると思っていたのに、売上げの98%が関西だったとはまったく知りませんでした。私の周りでは子どもの頃からずっと身近でしたし、今も冷蔵庫には必ず 「ポールウインナー」 は入っています。
ちょっとおなかがすいた時には 「ポールウインナー」
おやつがわりに 「ポールウインナー」
給食にも 「ポールウインナー」
ちょっと炒めりゃ立派なおかずになる「ポールウインナー」
チャーハンの具にも 「ポールウインナー」・・・・・
そんな大好きな 「ポールウインナー」 が全国区ではなかったとは・・・ショックです。
 
ケンミンSHOWのインタビューに出ていた「ポールウインナー」の最大手「伊藤ハム」の工場は我が家から200mの所にありますが、担当者もなぜ関西以外では売れないのか不思議でたまらないと言っていましたが、ホンマにその通りですわ。
私なんか「ポールウインナー」だけでごはんを2杯食べることができますからね(笑)
(娘にはそんなお父さんは異常だと言われていますけどね)
 
こんなに書いても関西以外の方は、どんな味なのか、どんな形なのか、イメージもわかないでしょうね(笑) ぜひ見せてあげたいです。
でもこれは大人になってから食べるのではなく、子どもの頃から食べるからこそ、おいしいのですけどね・・・・。 あ〜〜みんな知らないなんて・・・ショック!
  
それから今夜はもう一つ「大阪のヒミツ」がありました。
足がつる、ふくらはぎがつる ことを全国的には「こむらがえり」と言うようですが、
大阪人は 「コブラがえり」 と言います(笑) そうコブラですわ(笑)

 
関西以外の方には、しょうもないブログになりました。
これで今夜のブログは終了です。
どうも失礼しました(ペコリ)
 

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2009年5月12日
イケてる授業
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 昨日の授業(聖和短大)では、これまでとは違う感想が多くありました。
今回は 「保護者との連携」 がテーマで、先生と保護者をどうつなぐか、親をどう支援するか、子育てのポイント等を話したのですが、いつになく授業を聞きながら涙を流す学生が多かったのです。 特に ♪未来へ♪ の時は、多かったですね。
 
授業後の 「仲島先生に言いたいこと」 には、その気持ちが多く綴られていました。
これまでは、授業の内容に対する感想が多かったのですが、昨日は圧倒的に「自分の母」や「自分の父」を語っているのです。
親からいっぱいの愛情を受けてきたことへの感謝を書く学生、
親に反抗ばかりしていた自分の反省を書く学生、
将来はこんな母親になりたいと書く学生。
そして、自分のこれまでの辛かった過去を書く学生もいました。
親との確執、兄弟の確執、そんな悩み相談的な感想もありました。
母子家庭で育った学生もけっこういるもわかりました。
 
ちょうど前日が「母の日」でもあったし、地方から出てきて一人暮らしを始めた学生も多かったこともあり、「自分の母」や「自分の父」のことを、私の話を聞きながら思い出していたのでしょう。
 
「教師論」の授業ですから、本来は「教師としてこんなふうにしたい」とか「教師の大事なことはこういうところだ」と内容にそった感想が出てくるのがいいのかもしれませんが、それとは関係なしに「自分のこと」を語ってくれた今回の授業は、もしかしたら
「なかなかイケてる授業」 だったのかもしれませんね。
 
「まだ友達には言えていないけど、先生には話しておきます。先生の心の中にしまっておいてください」 そんな言葉で辛い過去を綴ってくれた学生がいます。
自分の秘密は誰にも知られたくない、そんなことは言いたくない。
・・・・・・・・・でも裏を返せば、そんな秘密だからこそ、本当は聞いてほしいのです。
聞いてくれる人を求めているのです。
あと1回で、私の授業は終わりです。この学生に関わってやれないことに申し訳ない気持ちもあるのですが、きっとそれを話せる友達ができる、きっといい出会いがある、そんなメッセージを来週の最後の授業では話しておきたいと思っています。
 
 
 
 

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Posted by naka602 at 07:33 | TrackBack (0)


2009年5月8日
秘密のケンミンSHOW
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「お父さん、ホンマこの番組好きやなあ」
と家族からあきれられている私ですが、毎回 「秘密のケンミンSHOW」 を楽しみに見ています。特に「OSAKAの秘密」にはいつも大笑いです。我が家で純粋な大阪人は私一人で、妻は神戸人ですし、娘と息子は大阪と神戸の混じった西宮人ですから・・・といっても関西以外の人から見ればまったく一緒でしょう(笑)
 
昨夜も笑いました。
「大阪では、買い物をしたあと、お店の人に『ありがとう』と言う」
ということでしたが、
そうなんです、こちらでは買った品物をもらう時に「ありがとう」です。
東京では、お店の人は言うけれど、買った人は言わないそうで・・・(なんでや!)
それは買い物だけではありません。タクシーやバスを降りる時にも運転手さんに 「ありがとう」 だし、料理店でお金を払ったあとにも「ありがとう」、街角でインタビュー受けたあとも「ありがとう」・・・・・・・と何かにつけ「ありがとう」の言葉がよく出ます。
 
番組の中で「大阪の人は優しいね。いいね。」と言われ、西川きよしが
「初めて大阪が褒められたわ」
この言葉にも大笑いでした。
 
ほかにも、おもしろいことをたくさん学び?ました。
沖縄の「ばくだんかまぼこ」、石垣島の「ブラックじゅーしー」は今度絶対食べたいし、
埼玉の「いがまんじゅう」、長崎の「シュークリーム」もお土産に買いたいと思いました。
また富山では、板についたかまぼこは、ほとんど売っていないということにびっくりです。以前、私は富山の講演で「かまぼこ先生」と言いましたが、その意味は通じていなかったのかもしれませんね(笑)
 
番組の中の東京一郎(あずまきょういちろう)ではありませんが、全国いろんな所へ行かせてもらえる私としては、この番組はホンマ役に立つのです 「ありがとう」
 
(※今回の大阪の「ありがとう」の発音も独特なのです。イントネーションが文字にあらわせないのが残念です。「ありがとう浜村淳です」の「ありがとう」の発音はまた違うのですけどね・・・)
 
 
一つお知らせです。
只今、発売中の「体育科教育5月号」(大修館書店)の巻末エッセイに 「車いすからのスタート」 という拙文を載せています。来週末には6月号が出ますので、もし本屋さんで見かけたら今のうちに立ち読みしてみてください。これから2ケ月に一度の連載になります。
(※この文は、HPの「こんなこと書いています」にもアップしています)
 
先日、その文に出てくる教え子からメールが届きました。
「センセイ、国体の選考レースの800mと1500mで優勝しました」
パラリンピックも・・・・夢ではないかもしれません。
 

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2009年5月4日
巨人・高橋尚成を打ちました
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 娘たちに、「スポーツドーム(卓球、バッティング等のレジャー施設)に行こう」
と誘われ、乗り気がしなかったのですが、しゃあないなあと思いながら行ってきました。
卓球だけをするつもりだったのですが、満台ですぐにできなかったので、待ち時間にバッティングゲージに入り、10年ぶりに打席に立ちました。
 
 私は小学校時代は野球少年で、高校は報徳学園に行って甲子園に出るんだ、と夢見ていました。その後、中学からバスケットをするようになり、野球はクラス対抗でするソフトボールだけになっていきましたが、けっこう野球が得意な私はチームでは「4番ショート」という中心選手でした。(自慢するな!って言われそう(笑)) もちろん大人になってからも、教員対抗ソフトボール大会では、「4番ショート」が私の定位置でした。そしてもう一つの自慢は、ソフトボールの試合をこれまでたくさんしてきましたが、ただの一度も三振をしたことがないのです。イチローよりすごい!
(その記録を保つために、私はもう一生ソフトボールの試合には出ません(笑))
 
 と前置きが長くなりましたが、
私がけっこう野球が得意だとわかっていただけたと思います。
だからこの歳になっても、ある程度は打てるだろうと思いながら打席に入りました。
 
ピッチャーは楽天の田中マー君です。
(最近のバッティングセンターはプロ野球選手のバーチャル投球になっています)
1球目の直球はバットが空を切り、手から離れ、飛んでいきました(恥ずかしい!)
2球目の直球も、まったくかすりもせず、空振り。
そして3球目はなんとカーブを投げてくるのです。スッと落ちるカーブにまたまた空振り。
(マー君、汚いぞ、カーブを投げてくるなんて・・・)
次はまっすぐの速球、またまた空振り。
次は速球と思いきや、チェンジアップ、またまた空振り。
(バッティングセンターはいつからこんな配球になったんや)
あっという間に20球が終わりました。バットにかすったのは5球ほど・・・。ほとんど空振り、三振の山ですわ。(さすが4連勝のマー君や、楽天が強いわけや)
バッティングセンターで変化球に対したのは初めてでしたが、こんなに打てないものかと本当にびっくりしてしまいました。(それを打つ野球の選手ってすごいなあと思いますわ)
 
すごく悔しかったので、もう一度!と思いましたが、
田中マー君の打席はやめて、隣の巨人の高橋尚成の方に移動して、球は「低速・直球」にセットしました。低速の直球なら打てるだろうと思いましたが、はじめは空振りばかり、途中から当たりだし、ヒット性の当たり、ホームラン性の当たりも何本かありました。後半やっと調子が出てきました。(よし!これで今夜は巨人に勝てる!と思ったのです・・・・・やっぱり今夜のナイターで阪神が巨人を破りました。11連敗でストップです。やっと勝ちました。これは私が高橋尚成を打ったおかげです・・・(阪神ファンはすごい!))
 
久しぶりのバッティングは楽しかったのですが、今、体はボロボロ・・・腰が痛いです。
 
それにしても、変化球って本当に打てないものですね。
新井が落ちる球に空振りする気持ちがわかりました(笑)
 

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2009年5月2日
私は「こいのぼり」の係
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 昨日は和歌山県田辺市に行きましたが、特急電車の車窓から 「鯉のぼり」が気持ちよく泳いでいる姿をたくさん見かけました。 あーいいなあ、この風景って。
見ているこちらまで気持ちが軽やかになります。ホントいいものです。
 
 そんな「鯉のぼり」を見て思い出したことがあります。
先生になりたての頃というのは、校務分掌(教務、研究、人権、などの仕事)はあまり難しいものは割り当てられません。私が新任の時もそうで、部会でもたいした仕事はしていなかったのですが、私一人だけに割り当てられた大事な仕事があったのです。
 
 それが、毎朝の「鯉のぼり」揚げ でした。5月の1か月間、毎朝8時に運動場のポールに「鯉のぼり」を揚げ、夕方5時に「鯉のぼり」を降ろすのです。これが意外に簡単そうで難しいのです。特に降ろす時に「鯉のぼり」がポールに絡まりなかなか下がりません。そして降ろした後はたたむのですが、これも大変です。大きな「鯉のぼり」をいったん広げてたたんでいくのですが、きれいにたたまないと翌朝うまく揚がらないのです。そんな大変な?仕事ですが、6月になり、揚げなくなると急に寂しい気持ちになってしまいます。
 運動場のポールに「鯉のぼり」が元気よく泳ぎ、その下を子どもたちが元気に走り回っている姿は、思わず微笑んでしまう温かい光景です。私はそんな季節が大好きです。
 
そして、 
新任校から次の学校に転勤した時、その学校には「鯉のぼり」がありませんでした。なんだかとっても寂しくて、私は教頭先生に相談し、地域の大きな会に「学校に鯉のぼりを寄付してほしい」と大胆な申し入れをしたのです。するとナント即OKが出て立派な「鯉のぼり」を買って下さったのです。「やっぱり言うてみるもんやな」と思いましたね(笑)
 
ということで、
私は新任から10年間、2校にわたって運動場のポールに「鯉のぼり」を揚げ続けたのです。これが、私の青春時代のよき思い出です(笑)
 
 
※そんな「鯉のぼり」ですが、今から5年ほど前には、ジェンダーフリーや男女共同参画社会の趣旨に反する 「昔ながらの封建的な家族制度の象徴」 として非難された経緯があります。「鯉のぼり」を上から見ると家族内の身分を想起させるということで、わざわざタテに並べるのをやめ、横に並べて吊るすという方法をとった自治体もありました。同時に、そんな伝統文化まで拒否するのかというジェンダーフリーバッシングもおこりました。
 私は、鯉のぼりもひな祭りも、温かい行事だなと思っていますし、そんな機会にこそ男女の事や家族の事を考え、尊敬しあう機会にすればいいなあと思っています。
 

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