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2009年4月27日
「教師論」3回目の講義
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今日は聖和短大の3回目の講義でした。
毎回 「仲島先生に言いたいこと」 で感想を書いてもらっていますが、今回ほかの学生とちょっと違った観点からのこんな感想がありました。
 
寝たら嫌なことを忘れられる自分が好き というHさんの感想です。
「今日は先生の授業の1時間半を振り返ってみました。するとすごい発見をしました。まず手遊びをして歌を歌い、持論を語り、法律の勉強をし、音楽を聞く。しかもそれがすべて経験談を交えたお話になっている。すごいですね。いろんな種類のことを退屈させずに、たくさん教えて下さるのですから・・・。授業がとても効率的で洗練されています。無駄がありません。きっと先生が家でこういう流れでこう授業をしようと計画しておられるのだろうなと思いました。授業計画の大切さを学べました」
 
私の90分の講義の構成をほめてくれたのですから、うれしいのはうれしのですが(笑)
でも、これは教師としては、当たり前のことですよね。
授業の導入はこうして、内容の順序はどうするか、そしてまとめはどうするか。
難しいことが続くとしんどくなるので、時々笑いを入れ、そしてまた集中させる。
最後は感動させて、次回の期待感を持たせる。
そんな授業展開を考えるのが私たち教師の仕事です。
 
いろいろ学生の話を聞いてみると、そういう当たり前の仕事が大学ではあまりできていないようですね。息子が通っている教育大学の授業はどうか?と聞くと
「ただ、ダラダラとしゃべっている講義が多い」
と言います。もちろんどんな講義であれ、もう子どもではないのですから、しっかり聞くのが学生の本分と思いますが、将来の教師を育てる教育大学の教授としては、少し考えていただきたいですね。
 
今日の講義のキーワードを、学生の感想の中から抜粋しました。
★草なぎ剛さんの行為と子育てとのイイ関係
★静かにしなさい!と音楽の効用
★先生がアホになることの重要性
★教師力とは、子どもを躍動させる力
★仲よしはこうやって教える 心身と身心
★人生に必要な知恵は幼稚園の砂場で学んだ
★「気づく」と「築く」
★幼稚園教育要領と保育所保育指針
★動いて、遊んで、声かけて、ぎゅっと抱きしめ、元気な笑顔
★前転はきれいな1回より、きたない5回がいい
★ファンキーモンキーベイビーズ「大丈夫だよ」の意味
 
★先生と子どもの会話
「センセイ、あした って何か知ってる?」
「明日ねぇ、なんだろうねぇ?」
「あした ってね、『楽しみだなあ』 って思うことやねん」
「ふ〜ん、そうなんだ」
 
「センセイ、じゃ、きのう って何か知ってる?」
「昨日ねぇ、なんだろうねぇ?」
「きのう はね、『よかったなあ』 って思うことやねん」
 
  
                   「教師論」の講義は、あと2回です。
 

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2009年4月24日
教育は今日行くこと、足でかせぐもの
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 大阪市西淀川区の不明女児死亡、犯人逮捕のニュースを聞きながら、やっぱりかと思うと同時にやるせない気持ちでいっぱいになりました。
 西淀川区は、私が子ども時代を過ごした懐かしい所です。今回の女児が通っていた小学校は、私の家があった所から徒歩圏内でした。それだけに今回の事件は身近に感じていました。
 
 新聞には、学校の責任を追及する記事も出ていましたが、
「今、学校はめちゃめちゃ忙しいねん!」
「児童相談所も件数が多すぎて余裕がまったくないねん、職員が足りないねん!」
と言いたいです。学校や児相の現状もちゃんと知ってほしいのです。
あの全国学力検査に何十億円も、また教員免許更新制に何十億円もかける予算があるなら、こんな現場の厳しくて忙しい状況にその何分の1かでも予算をかけて、教員や職員を増員する必要がある!って報道してほしいと思うのです。
マスコミって、表面的なことだけを騒ぎ過ぎで、本質的な問題をちゃんと伝えないことに本当に憤りを感じます。(※草なぎ君の件もそうです)
 
 と、マスコミ批判をしたあとに、マスコミの報道をみていうのはおかしいですが、
今回の学校の対応については、学校を応援する立場から私も言いたいですね。
まず一つ目は、
女児が顔にあざをつくっていた時、家に電話をかけた、ということですが、
そういう時は、電話ではなく、絶対家庭訪問なのです。顔を見て話すのです。
二つ目、
その後、家庭訪問の必要を感じて、家庭訪問の申し入れをするが断られ、そのままになっていたという件、
こういう時は、アポなしで家庭訪問するのです。とにかく家に行って様子を見るのです。「娘は和歌山に行って、家にいない」と断られても、とにかく行くのです。母親や義父と会って話をするのです。そして、こういう場合は担任一人ではなく、複数で家庭訪問です。
三つ目、
学校だけで対応していた事、
少しでも虐待の疑いがあれば、すぐに児童相談所(こどもセンター)に連絡することです。こういう事態は助けてもらわないと、学校だけでは無理なのです。遠慮せず、すぐに児相や警察です。学校というところは責任感が強いのか閉鎖的なのか、なぜか連絡するのをためらってしまいます。
 
 
私の学校の幸田修一校長は、口癖のようにいつも言ってました。
「電話じゃなく、顔見て話してこい! 教育は今日行くことや!」
そして、先生が学校に戻ってくるのをいつまでも待っていてくれました。
 
 
最後になりましたが、聖香さんのご冥福をお祈りいたします。

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Posted by naka602 at 21:18 | TrackBack (0)


2009年4月22日
先生たちのいい関係
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 20日の月曜日、聖和短大の講義が終わったあと、廊下には教え子TさんとHさんが待ってくれていました。聖和大学(聖和大学は今春から関西学院大学教育学部に改組)に通う二人は、小学校時代の教え子で、私が短大の講義に来ることを知って、今回のランチの約束ができたのです。
 3人で関学大構内にある「三田屋」のステーキランチを食べに行きました。あの三田屋のステーキランチがたったの1000円です。(ええなあ、大学生は・・・。※兵庫県では三田屋は有名で、おいしいけどで高いのです) おいしいランチを食べながら教え子と楽しい時間を過ごすことができました。 実はその2日前の18日にも、聖和の2人と同じ学年の男ワル4人と尼崎で飲んでいました。
 
 たまたまこういう機会が重なったのですが、おもしろいことに今回、飲み会の誘いもランチの誘いも、メールをくれたのは担任していない教え子だったのです。
「俺、先生に一度も担任してもらってないで・・・・」
「そうやな。でも先生はお前を担任してた気分やで・・・」
「俺も、担任してもらってたような気がしてるで・・・」
 
 こんな関係っていいなあと思いますが、
なぜそんな関係ができたかというと、それは学年の先生の仲がよかったからです。
この子どもたちを5年6年と私と豊田先生の二人で持っていましたが、クラスの垣根はほとんどないと言っていいぐらい交流していました。ワークスペースを使って73人合同算数授業をしたり(普通は少人数指導が多いのですがその逆です)、体育や社会その他の教科でも先生が入れ替わったり、褒めるのも叱るのもまったく垣根なし、まさに2人で73人を担任していた状態でした。
 だから同窓会は、もちろん合同でするし、3年前に豊田先生が異動する時のお別れ会には、豊田先生に担任してもらっていない子どもたちもみんな集まってくるのです。
 
 この学校は西宮では、珍しい1小1中体制です。(1つの小学校の子が一つの中学校に行く、つまり9年間メンバーが変わらないという校区でした)
 中学校の3年間では、飯干先生と大西先生が担任するのですが、ここでも同じような関係が続きます。そして小学校の仲島・豊田と中学校の飯干・大西の4人がまた仲よしなのです。4人がよく連絡をし合うし、一緒に食べに行ったり飲みに行ったりと先生の交流もありました。だから中学校で生徒指導上の問題が起きた時も、小学校の仲島・豊田も一緒に関わりながら指導にあたりました。まさに、小5小6中1中2中3と、5年間を4人で担任した気分なのです。
 
 そんな感じで担任同士が仲よしだと、子どもも仲よしになるし、親同士も仲よしになります。小中の先生が仲よしだと、子どもは荒れません。たとえ荒れても回復は早くなります。子どもの成長に先生たちのいい関係は不可欠なのです。
 
 
 飲みながら、教え子たちに聞きました。
「仲島先生と豊田先生の関係を疑ったことはないのか?」
※子どもたちは、男の先生と女の先生が廊下を二人で歩いているだけで 「わぁーラブラブや」ってよく冷やかすのです。豊田先生は私より1回り若い、とっても美人の先生です。
なのに・・・。
「そんなん、まったく思わなかったよ」
「豊田先生はもっとかっこいい人が好きだよ」
「先生、アホか」
 
  ・・・・・・・くっそーあいつらめ!
 

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Posted by naka602 at 06:55 | TrackBack (0)


2009年4月20日
「2009夏季セミナーin沖縄」 のお知らせ
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 若手教師パワーアップセミナー「元気が一番」塾
「2009夏季セミナーin沖縄」のお知らせ です。
毎夏、神戸で開催していた夏季セミナーを今季は沖縄で開催することになりました。

2009年8月8日(土) 沖縄県立美術館 講座室 10:00〜17:00
                    沖縄県那覇市おもろまち3-1-1
 
 第1講 子どもと本と学びをつなぐ 〜子どもの心とことばを育む読書力〜
              曲里由喜子 (帝塚山学院大学非常勤講師)
 第2講 子どもの心をつかむコツ 〜ディズニーから学んだもの〜
              大路 亨 (元小学校長)
 第3講 わたし大好き!あなた大好き! 〜自尊感情は未来を見つめる大きな力〜
              仲島正教 (元気が一番塾主宰)
 
今年も3人のおもろい講師陣でがんばります。(会場の住所も「那覇市おもろまち」)
尚、夏季セミナーは申込制になっていますので要項をお読みの上、お申込みください。
要項は、このHPの「こんなことしています(元気塾)」のページにつけています。
 
 
※沖縄への交通手段等は、ご自身で手配ください。
私たち講師陣は沖縄に一日仕事、三日観光の四日間滞在予定です(笑)
あの青い海と青い空に癒され、きっと元気をもらえることでしょう。
「沖縄フリープラン4日間レンタカー乗り放題」 そんなツアーもいいですね(笑)

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Posted by naka602 at 07:39 | TrackBack (0)


2009年4月17日
福田実践 「1mmの積み重ね」
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 明日の元気塾は、元気塾OBの「福田特別講座」です。
福田祐二先生は、2004年12月の第1回元気塾の時の参加メンバーです。今は若竹公民館の一番広い部屋でしていますが、当時は隣の小さな部屋でのスタートでした。それから福田先生は毎月毎月元気塾にやってくるのです。
前々回、2月の元気塾が通算50回目だったのを教えてくれたのは福田先生でした。私は回数のことはすっかり忘れていましたが、福田先生だからこそ 「50回目」 を覚えてくれていたのでしょう。
 
 福田先生との出会いは、元気塾創設の1年ほど前のことです。
私が市教委の指導主事として彼の小学校の研究授業の助言に行った時です。授業も研究会も終わり、さあ帰ろうとしていた時、突然校長室に入ってきて、私に話を聞きに来たのです。授業者が研究会終了後に校長室にやってくることはあっても、していない先生が来ることはめずらしいのです。 「あれをもう一度教えてほしい、これはどう考えるのですか?これをコピーさせてください」 そんな福田先生でした。
そして、その学校の2度目の研究授業の時には、私のそばにピタッとついて授業を見ようとするのです。私が動くと一緒に動き、私がメモをとると、何をメモったのかそっとのぞいてくるのです。私の視線が子どもの顔に向けられると、同じようにその子の表情を見ようとしていました。そんな福田先生でした。
 
福田先生は今30歳を越え、中堅として学校をリードしていく重要な役目を担っています。
元気塾の第1回目に話した 「守・破・離」 を 福田先生はまさに実践している先生です。
そんな 「福田祐二 元気塾特別講座」をお楽しみに! (18日10:00〜若竹公民館)
 
 
 福田先生は、2年前、ある雑誌にこんな文章を書いていました。(抜粋)
 
「・・・頑張ってもそれが結果につながらないことも多い。心が折れそうになることもある。
でも、思い通りにいかない時こそ、自分にできることをするだけである。
私にできることといえば、『1mmの積み重ね』 しかないのである。
  毎日、誰よりも一生懸命に掃除をする。
  放課後、子どもたちの机を拭く。
  くつ箱のくつをそろえる。
  学期初めには、蛍光灯の裏まで拭く。
  新しい漢字ドリルや計算ドリルをきれいに並べる
  黒板を毎日きれいにして、次の朝を迎える。
無駄かもしれない。意味がないかもしれない。子どもに何の変化もないかもしれない。
そんなことにこだわるより、もっと大事なことがあるかもしれない。
でも、私はこんな些細なことこそ、大きな変化を生むと信じている。
きっとわかる子にはわかる。一人が変われば、その子がまたその1mmを続けてくれる。そしてまた一人が1mmを積み重ねてくれるだろう。・・・・・10年後でも20年後でもいい。いつか気づいてくれることを信じ、1mmの積み重ねを、私は続けていきたい」
 
これが福田祐二実践の真骨頂です。

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Posted by naka602 at 07:33 | TrackBack (0)


2009年4月15日
怒られてうれしかった
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 昨夜のプロ野球で、横浜ベイスターズが広島カープに勝ちましたが、そのセーブをとったのが石井裕也投手です。実は石井投手は聴覚障がい者です。耳が聞こえない初のプロ野球選手なのです。その石井投手が今年からベイスターズの抑えのピッチャーとして活躍してます。
 
 石井投手は5年前に中日ドラゴンズに入団し、昨シーズンから横浜に移籍しましたが、自分が大きく変わるきっかけがあったそうです。
 ある試合の最後に登板し、サヨナラ負けを喫するのですが、その直後にキャッチャーの谷繁選手に、厳しく怒られるのです。
「なんでそんなに弱気なんだ!しっかり腕を振れ!」
今まで、ほとんど怒られたことのなかった石井投手は、この言葉で目がさめたというのです。それから自分が変わったというのです。
「怒られてうれしかった」
石井投手はそう感じたそうです。
 
谷繁選手は
「障がいがあるということで、今までは気をつかっていたこともあったが、プロの投手なのだから、はっきり言おうと思った」 と後日コメントを残していました。
 
 
 今から20年ほど前、
私のクラスに入ってきた障がいのある子に私は、みんなと同じように名字でその子を呼びました。すると彼女は、びっくりしたような顔をしていましたが、家に帰ってからお母さんに
「今度の先生は、私のことを 『ふーちゃん』 と呼ばずに 『山本さん』 と呼んだんだよ」
 とうれしそうに話したそうです。
また、ある時は
「今日、先生に怒られて、私泣いちゃった」
と生き生きと報告したというのです。
 
私は講演や研修の中でも、「ほめる」 ことをよく強調するのですが、
「怒る」ことも大事なのですよね。
「ほめる」 ことも 「認める」 ことなのですが、
「怒る」 ことも 「認める」 ことなのですよね。
 
そういや、昔、あいつも言うてましたわ。
ゴンタで悪いことばかりしていたNが
「先生に怒られてうれしかった」
って・・・・・。
(そう思ってたんやったら、いうこときかんか!)
 
 
最後に、石井投手にお願いです。
「他の球団は抑えてもいいけど、タイガースだけには負けてね」
 
 
 
※「怒る」と「叱る」の違いを指摘される方もいますが、私はあまり意識しません。
 感情むき出しに怒るのもけっこう大事だと思っています。
 
 
 
 

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Posted by naka602 at 07:50 | TrackBack (0)


2009年4月13日
大学での初講義
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 今日は聖和短期大学での「教師論」の初講義でした。
初講義といっても、この短大では3年前から毎年1回、授業をしていましたから、そんなに緊張もせずいつもの調子でした。
これまでは、1回だけの授業でしたから、いわゆる濃縮版というかダイジェスト版だったのを、今回はそれを5回に分けて詳しく伝えるという講義になっています。
 
@教師の役割
A授業づくり、学級づくり
B遊びの中で子どもを育てる
C保護者との連携や関わり方
D教師のやり甲斐
これらに、法的な知識も加えて授業を進めていきます。
(法的なことは、私も勉強しました!)
 
大学側からは、学生の私語が多いと聞いていましたが、そんなこともなく一生懸命に聞いてくれていました。
 
私の講義が終わると、
「仲島先生に言いたいこと」 という感想を書いてもらいます。
そして書けたら、前に来て、私に一言しゃべって提出です。
これはまるで小学校の教室のようです(笑)
150人の学生一人ひとりが、私に声をかけてくれました。まさに担任気分でした(笑)
 
何人かの感想の抜粋です。
 
★今まで小学校1年生から大学生になるまで毎日のように授業を受けてきたけど、授業の中で感動して泣いてしまったのは初めてでした。・・・。座席は指定されて1番前になり、最悪だと思っていましたが、この授業を受けてみて、1番前でラッキーやと思いました。これからの授業が楽しみです。 (友達、家族、彼氏、いろんなものが大好きなNさん)
 
★授業に参加できて本当によかったです。「なぜ先生になりたいのか?」って聞かれたら 「子どもが好きだから」 しか言えませんでした。でも、それだけじゃダメなことが今日わかりました。・・・・。 (浜崎あゆみが大好きなKさん)
 
★・・・・。子どもが好き というだけでは先生はつとまらないと私も思います。一人ひとりの子どもとしっかり向き合い、その子自身のよいところを見つけ出すということ、一緒に体を動かしていくことで、子どもとの心の距離を縮め、よい関係をつくっていくことがわかったので、これからの実習で生かしていきたいです。 (子どもが大好きなKさん)
 
★ほんまにほんまにありがとうございました。何がありがとうございましたかよくわからないのですが、今日の話を聞くために聖和に来たのかなって思うくらい、自分の人生で役立つことを学んだと思っています。・・・・・・。「♪あーよかった」の歌もサイコーですね。
(人が大好きなSさん)
 
★先生、めちゃおもしろい! どーでもいい話をしているようで内容がめちゃ濃かった。私も先生みたいな先生になりたいです。 (お菓子が大好きなIさん)
 
★今日の授業で教えてもらった「優しい人」の話を聞いて、すごく誇らしい気持ちになりました。私の名前は「優」です。両親が優しい子に育つようにとつけてくれました。自分が今、優しい人になっているかわからないけど、これから一生つきあう名前なので、最後まで優しく自信をもって生きていきたいと思います。最前列にいるので、話をしっかり聞いてこれからの4回の授業をがんばります。 (自分の名前が大好きな優さん)
 
★今日の授業は、ずっと泣かされっぱなしでした。私の友達に「優香里」って友達がいます。その子はおとといニュージーランドに留学に行ってしまいました。1年間会えないので、別れるとき泣いてしまいました。その子に「今日先生が話していたこと」をメールします。 (ライセンスが大好きなKさん)
 
★「子どもの未来への応援団」、一番元気じゃない子を元気にする。この2つが私の目標に加わりました。 (カピバラさんが大好きなAさん)
 
★先生の話はとても感動しました。「♪あーよかった」の歌を聞いて泣きそうになりました。先生の話を聞いていたら、家族や友達や先生や周りの人を大切にしなくっちゃいけないと気づかされました。・・・。 (ミニーちゃんが大好きなSさん)

 
2回目の講義は、来週18日。
今回はCDラジカセの調子が今一つだったので、次回はうまくいくように
調整していきます。その失敗は繰り返しません。
 
 

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Posted by naka602 at 22:06 | TrackBack (0)


2009年4月8日
元気にしています
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 宮古島から帰ってきてから、ブログの更新がないので何人かの方から心配メールが届きました。申し訳ありません、めちゃ元気です、大丈夫です。4月に入り、2日、3日と仕事をした後は、久しぶりの1週間連続休みになり、ゆっくりしていました。昨日は人間ドックにも行ってきました。
  でも、ゆっくりはしていましたが、講演で使う画用紙を新しくしたり、原稿を書いたり、そして来週からは大学の講義も始りますので、その準備をしたりと、けっこうバタバタした毎日を送っていました。
 
 今日は、私が学校評議員になっている地元の小学校の入学式に出席しましたが、久しぶりに見る1年生のかわいさに、いっぱい元気をもらいました。
 先生たちの中には、高学年ばっかり担任している人が時々いますが、1年生の担任を一度は経験してほしいなあと思います。1年生の担任は本当におもしろいし、教育の基本というか、原点がここにありますから・・・。
 
 入学式のあと、すぐに家に帰らず、花見がてらに自転車で、文具屋さんまでファイルを買いに行ったのですが・・・・・会うときは会うのですね・・・いろんな人に出会いました。
 
 1人目・・・といっても2人に出会うのですが・・・自転車に乗ろうとしたら、前からくる女性2人が大きな声で 「ナカジマセンセイ!」。 今年大学4回生になる教え子です。それも来週から私が行く聖和大学の4年制に通う子らです。短大と4年制もキャンパスは同じです。ということで早速、私の講義のあと、一緒にお昼御飯を食べる約束をしました(笑)
 
 2人目・・・といってもまた2人に出会うのですが、先の教え子と別れて1分も経っていないのに、またまた 「ナカジマセンセイ!」 の声がかかります。1歳の赤ちゃん連れたお母さん、23歳になる教え子です。7年ぶりの再会で、その1歳の子を抱っこさせてもらっている最中に、また 「ナカジマセンセイ!」 の声です。ナントその教え子の同級生の男の子です。すごい偶然です。
「その子、センセイの子?」
「まさか。アホ言うな」
 
 3人目・・・その帰りに、元気塾で使っている公民館に寄ると、「おい、ナカジマくん!」の声です。その人は、私が教育委員会に入った時、私の前に座っておられた先輩で、この方に私は役所の予算の立て方をみっちり教えていただきました。そして飲み屋の選び方やその他もろもろの変なこともいっぱい教えていただきました(笑) この方に出会ってホントおもしろかったです。3年前に定年退職されたのですが、アルバイトという形で4月からここにいるそうです。
 
 たった1時間の間に、なつかしい人と、こんなに会えたのです。
ホンマいい日でした。
家でごそごそしているより、やっぱり外に出ることが大事ですね。

明日もどっかに行こうっと・・。 (残っている仕事はどうするねん)

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Posted by naka602 at 23:34 | TrackBack (0)