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2013年3月30日
2012年度も無事に終了
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28日の大阪教育大学の新入生保護者説明会(生協・教育振興会共催)で
2012年度の仕事も無事に終了しました。
 
大教大での今回の仕事は、16日・17日・23日・28日と4回シリーズでした。
入学する学生が約1000人もいるので、1回ではできないので4回に分けて、
同じ説明会を繰り返す形でした。 なので私も同じ講演を4回しました。
 
4回連続で行くと、スタッフとも親しくなります。これがいいですねぇ。
最初は堅苦しい挨拶が、だんだん柔らかな表情の挨拶に変わっていきます。そして
冗談も言えるようになり、もっと話したい、もっと一緒に仕事がしたいって思うのです。
最終日にお別れするときは、ホント寂しい気持ちになりました。また会いたいです。
 
それは大学スタッフだけでなく、一緒に活動した現役学生スタッフとも同じです。
この説明会には30名ほどの学生スタッフが裏方の補助だけでなく、実際の大学生活
のプレゼンテーションなどもするのです。なかなかよかったです。
そんなプレゼンを感心しながら私も聞いていたのですが、終わったあと私の所に来て
「仲島先生の講演を聞いて感動しました。今日の僕のプレゼンはどうでしたか?
どうしたら先生のようにうまく話せるか教えてください」
そんな質問を投げかけてくるのです。少し気づいた所を指摘すると、次の日のプレゼン
ではちゃんと改善してきたのです。ホンマえらいなあって感心したし、こんな学生が先生
になったら、きっとおもしろい授業を作るんだろうなとうれしくなりました。
「大教生活、ホンマでっか」 というプレゼンも、3回目4回目になると会場が盛り上がるよ
うになりました。私もついつい学生と一緒に声を出してしまいました。
「ホンマでっか」(笑)
 
最終日の帰りは、学生スタッフの子と一緒になったのですが、その学生は
西宮の鳴尾北小⇒学文中⇒鳴尾高校 と完全な西宮っ子でした。話が合う合う(笑)
小学校の校長先生のことや中学校の担任の先生のことや卒業式のこと、大学になって
からは、学童保育のボランティアや、離島の学校に行って子どもと触れ合ったことなど、
目を輝かせて話してくれました。
うれしいなあ、こんな話・・・。 なんか私もとっても幸せな気持ちになりました。
 
 
 
2012年度も、こんないい感じで終わることが出来、本当によかったです。
みなさん、ありがとうございました。
2013年度も楽しみです。
 
 
 
 
 

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2013年3月24日
教え子?の結婚式
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今日は、元気塾に来ている先生の結婚式でした。
池田昌平先生と藤原綾子先生がめでたくゴールインです。
2人を教え子と呼んでいいのかよくわかりませんが・・・・。
 
 
池田先生と藤原先生は、新任1年目から2人揃って元気塾に来るようになりました。
高石市の同じ小学校に勤める同僚教員として、それ以来6年間ほぼ欠席なしで元気塾
に参加していました。座る席は、いつも一番前です。目を輝かせて私の話を聞いてくれる
のです。そして学校ですぐに実践して「こんなふうになりました」と報告してくれます。
一時期、学級経営に悩んでいた時がありました。そんな時には涙を流しながら話を聞い
てくれていました。本当に一生懸命の2人でした。沖縄セミナーにも大阪から参加です。
 
私はずっとお似合いの2人だなと思っていたのですが、2人に聞くと最初はただの同僚
教師だったそうです。 それがいつしか 「この人は一番大切な人」 と少しずつ意識する
ようになったようです。半年前、元気塾が終わったあとに、二人で私の所にやってきて、
 「僕たち結婚することになりました」 って報告を受けた時には、
心の底から 「よかったなあ」 って思いました。 とっても素敵なカップルです。
 
とっても温かい結婚式でした。
思わず 「あなた達らしいなあ」 って声をかけてしまいました。 
 
ご結婚おめでとうございます。どうぞお幸せに! 
 

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2013年3月22日
2013年 住みたい街ランキング
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リクルート住まいカンパニー が、
関西圏に住む20〜49歳男女2100人におこなった
 「2013年版 みんなが選ぶ 住みたい街ランキング 関西版」 が発表されました。
 
★住みたい街(駅) ランキング
1位 西宮北口  513ポイント
2位 梅田     337
3位 三宮     296
4位 千里中央  287
5位 夙川     266
6位 岡本     255
7位 なんば     230
8位 天王寺    196
9位 御影     186
10位 芦屋川   155
 
★住みたい行政市区
1位 西宮市     747ポイント
2位 芦屋市     447
3位 神戸市中央区 433
4位 豊中市     412
5位 神戸市東灘区 406
6位 大阪市北区  400
7位 大阪市中央区 380
8位 吹田市     336
9位 京都市左京区 293
10位 神戸市灘区 276
 
 
いやーホンマびっくりです。
住みたい駅1位に、私の家の近くの 「西宮北口駅」
住みたい行政市1位に、私が住んでいる 「西宮市」
それも2位に大差をつけての1位です。
これは凄いですわ。
関西で1番ですよ。  
私は凄い所に住んでいるんですね。とにかくびっくりです。
 

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Posted by naka602 at 22:21 | TrackBack (0)


2013年3月20日
突然のお別れ
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それは、突然のお別れでした。
慣れ親しんでいた携帯電話とのお別れです。
まだまだ大丈夫だったのに・・・・・・。
 
昨夜、妻の古い古い携帯電話がついに不具合を起こしました。もう限界でした。
そして新しい携帯を、なんとスマートフォンにするというのです。
それはいいことなのですが、そうなると家族で普通の携帯を持っているのは私一人に
なってしまいます。これは一大事です! 私一人、時代に乗り遅れてしまいます。
 
ということで今日、夫婦そろって、スマートフォンに乗り換えました。
突然のお別れにまだ心の整理がついていません。
 
かわってやってきたのは、最新の 「iPhone5」 です。
正直、ちょっとカッコイイです。(前の携帯さん、ごめんなさい)
 
でもまだ全く使えません。電話やメールが怖いです(笑)
さあ、これからどうなりますやら・・・・。
 

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2013年3月19日
尼崎・中央中 若手教師勉強会
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2月の下旬には、尼崎市立大成中学校の若手教師勉強会に行きましたが、
今夜は、尼崎市立中央中学校の若手教師自主勉強会に招いてもらいました。
一日の授業、そして部活が終わってすぐの、18時15分から20時まで約100分間も、
私の話を一生懸命に聞いてくれました。 私が反対の立場だったら、「早く帰りたい」って
思っていたと思います。 なのに中央中の若手教師は本当に真剣に話を聞いてくれま
した。 そんな姿に 「この先生たちを応援したい!」 心の底からそう思いました。
 
そのあとは、飲み会です。校長先生、教頭先生を含め16名の参加があり、楽しく飲ませ
てもらいました。 またまた思いました。「この先生たちを応援したい!」
 
 
中学校教師の勤務は激務です。
朝早くから学校に行き、朝練や朝学習、そして授業が終わると部活に生徒指導・・・・。
帰りは夜の11時ぐらいになることもあるようです。 土日も部活指導です。
ある若い先生が言ってました。
「僕らの仕事はセブンイレブンです。朝7時に学校に着き、夜の11時に帰るのです。
 僕らの給料を時給に換算すると、セブンイレブンの時給より安いんです(笑)」
 
そんな若い先生方を出来る限り 「応援したい!」 です。 
 
 
※中央中の高木校長先生は、私の話を何度も聞いてくださっています。わざわざ
支所や公民館まで出かけてきてくださるのです。まさに「足で稼ぐ教師」です。
尾知山教頭先生の中には「東井義雄イズム」がいっぱい流れています。
そんな管理職の元で働く若手教師は、やっぱり熱心になるんだな、と
改めて管理職の影響の大きさを感じました。
 
 

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Posted by naka602 at 14:27 | TrackBack (0)


2013年3月17日
大阪教育大学 新入生説明会
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今日は、母校大阪教育大学の新入生・保護者説明会(生協・教育振興会共催)に
行ってきました。私の出番は、その中の
  新入生のためのスペシャルセミナー
   「ステキな社会人になるための大学生活の過ごし方」 でした。 (60分)
 
初々しい新入生と保護者のみなさんが、
私のテンションに、ちょっとびっくりしながらも(笑)一生懸命に聞いてくれました。
終わった後の休憩時間には、何人もの人から声をかけられました。
その中には、講演のことだけでなく
あるお母さんは「私も西宮北口にはよく行っています。あのお店にも・・・」
あるお父さんは「私はベイスターズファンですが、WBCの鳥谷の盗塁は素晴らしかった」
などの雑談もあり、笑顔で楽しい会話になりました。
 
最後に、一人のさわやかな青年が話しかけてくれました。
「僕は先生の話を高校で聞きました。市立西宮高校です」
「そうかあ、市西かあ、うれしいなあ。ところで合格した専攻は?」
「はい、英語専攻です」
「もしかして・・・市西の時、感想に『英語の教師になりたい』って書いていた子?」
「そうです、書きました。覚えていてくれはったんですか?」
「覚えているよ。それと卒業試験のことも」
「そうです。卒業試験のことも書きました。僕の担任だった古川先生のことも」
「そうかあ、担任は古川先生だったんやね」
 
 
4か月前の11月、市立西宮高校の3年生に講演したときの感想文のことです。
3年生259人全員から感想をもらっていたのですが、彼の文も覚えていました。
 
★仲島先生の講演について 「とてもよかった」
僕が小学校六年生の三月に全く同じことをしたのをはっきりと覚えています。「人間の偉いもん順に並べ。これが62組のみんなへの卒業試験や。」と言われ、僕たちは一発で円に並びましたよ(笑)僕の勝手な憶測ですが、きっとあのときの担任の先生は仲島先生の話を聞いたのではないかと思います。仲島先生がおっしゃること、おっしゃること、どこかで聞いたことあるなぁーと思い、今日の話を聞いていました。あの時のことを思い出して涙が出てしまいました。本当にあの時のクラスは僕の人生で最高の宝物です。僕はこの担任の先生の影響でずっと教師を目指しています。大阪教育大学に入って、中学校の英語の先生になって、あの担任の先生に教えてもらったこと、今日仲島先生に教えてもらったことを教え子たちに伝えていきたいと思います。僕が23歳で新任教師になった時にまた、先生の話を聞きに行くことを約束します!!!」  
 
 
彼の小学校6年生の担任の先生は、古川正人先生。
実は古川先生は、「元気塾の1期生」です。2004年12月の第1回「元気塾」から
参加してくれていた先生です。 「こいつなかなかやるな」という若い先生でした。
その古川先生から、古川学級の「卒業試験」の話も聞いていましたが、
その教え子が今、古川先生のような先生になりたいと言って大教大に入学してきたの
です。 うれしいなぁ本当に。 彼の名前は納谷(なや)君。
仲島から古川先生へ、そして古川先生から納谷先生へバトンが受け継がれていくのです。
 
 
「あの時のクラスは、僕の人生で最高の宝物です」 
納谷君のうれしい言葉です。・・・・・・・・・・古川先生、よかったなあ。
 
 

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Posted by naka602 at 21:23 | TrackBack (0)


2013年3月14日
山口さん、安らかに
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昨夜、悲しい連絡が入りました。
山口公博さんの急逝の電話でした。
定年後、丹波に畑を持ち、土いじりが楽しいといつも笑顔で話されていました。
その畑作業中に心筋梗塞で倒れたということです。まだ60代半ばの若さでした。
つい1か月前、山口さんの家の近くの総合センターで講演があり、お電話すると、
「すまんなあ、近くにいるの行けなくて・・・。温かくなったら飲みに行こうな」
と声をかけていただき、その後すぐにお葉書もいただいたのです。
そんな中、あまりにも急で本当にショックです。
葉書の文字を見ながら、涙が止まりません。
 
山口公博さんとは、12年前、私が西宮市教委人権教育室、山口さんが尼崎市教委
社会教育課で、阪神同教の会合でお会いして以来のお付き合いです。
とっても温和で優しい方でした。
当時、私が初めて書いた短編小説?(笑)「卒業試験物語」(西宮市人権啓発冊子)を
読まれて、「これはなかなかいいなあ」 と評論していただきました。
実は山口さんは、多くの書評も書かれている文学者です。解放新聞では、いろんな本の
書評の連載をされています。とってもわかりやすい書評で、本当に読みたくなるのです。
その後、拙著「教師力を磨く」の書評も載せていただきました。
 
よく一緒に飲みながら、同和教育についてもたくさん教えていただきました。
自分の生い立ちや、お父さんから「ホワイトカラーの仕事につけ」と言われ、役所に
入った時には、涙を流して祝ってくれた、というお話も聞かせていただきました。
尼崎市での講演はもう70回くらいになるのですが、その記念すべき第1回目は
山口さんに呼んでいただいたのです。
 
山口さんのおうちでお酒を一緒に飲んだのが昨日のことのようです。
そのおうちに今日伺います。悲しいお通夜ですが・・・・。
でも笑顔で山口さんとお会いしたいです。 
きっと山口さんはその方が喜ばれると思うのです。
 
山口さん、ありがとうございました。安らかにお眠りください。
 

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Posted by naka602 at 07:10 | TrackBack (0)


2013年3月13日
不健康な一日
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今週は不健康な生活が続いています。
昨日も一日中、確定申告の書類作りに追われていました。
外はいい天気なのに、ずっと家の中で、ずっと机の上で数字とにらめっこです。
肩はこるし、頭はボォーとしてくるし・・・。
やっぱり机仕事は私には向いていませんわ(笑)
 
それにしてもいつも感じるのですが、1月に各市から送られてくる 「支払調書」 は
もう少しなんとかならないものかと思っています。
「支払調書」とは、その1年間で支払った金額とその源泉が書かれている証明書なの
ですが、市によっては、どの講演での支払いかをちゃんと日付が記入してあり、
とてもわかりやすいのですが、何も書いていない市もあるのです。
私が住んでいる西宮市には、たくさん講演や研修に行くのですが、全部まとめての支払
調書になっているので、どの場所でどの金額かがわからないのです。それを一つ一つ
自分の記録と合わせる作業にけっこう時間がかかるのです。なかなか金額が合わない
時もあり、イラついてしまいます。
 
講演の謝金は、現金で頂くときと、後日振込で頂く2通りなのですが、
現金の時は自分でその都度、記録を書いているのですが、昨日調べていると、
自分の記録メモもなく、また通帳に振込の記載がない講演が見つかりました。 
これは私の記録ミスなのか、相手側が振込を忘れているのか、どちらかわかりません。
今さら、相手側に「ちゃんと振り込んでくれましたか」って聞くのもなんだし、
多分、自分のミスなんだろうと処理しています。
振込を忘れることなんてないだろうと信じていますが、去年「振込を忘れていました。昨日
振込ました」と半年遅れの謝罪がありましたので、その可能性がゼロとはいえません。
あーやっぱりその都度その都度、確認をしておかないといけませんね。
お金のことなので、なんか言いにくいですが、確認は大事ですね。
 
今日で確定申告の書類はできる予定です。(いえ、今日中にしなくてはいけません)
あ〜今日も不健康な一日かもしれません(笑) さあがんばろう〜!
 
 
 
 
 
 
 
 
 

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Posted by naka602 at 07:20 | TrackBack (0)


2013年3月11日
3.11
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東日本大震災、あの日から2年です。
新聞では大きな紙面を割き、テレビでもいろいろな特集が組まれています。
 
でも私はあまり見ていません。 なんだか辛くて・・・・。
阪神大震災のあとも、しばらくは見ませんでした。
しっかりと残していかないといけないのはわかっているのですが、
見るのがしんどかったのです。
 
阪神大震災の1.17の日を向かえると、今も辛い気持ちになります。
もう18年も経ったのに・・・・。
そう思うと、東北の方々の悲しみもまだまだ続くのだと思うと・・・・どう言っていいか
わかりません。
 
 
午後2時46分、黙とう。
 
 
 
 
 
 
 

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Posted by naka602 at 20:28 | TrackBack (0)


2013年3月8日
たわせん
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いつも思うのですが、
凄い先生は、謙虚で物腰も柔らかく、人間としても大きな人なのです。
けっして偉そうにはしないのです。 憧れてしまいます。
 
私はそんな素敵な先生をたくさん知っていますが、今回は 「たわせん」 のことです。
「たわせん」 は 隣の芦屋市の先生(現在教頭先生)ですが、私とは一緒に働いたこ
ともないし、一緒の研究会に所属していたわけでもありません。  
でも、私は「たわせん」のことは知っていました。
「笑顔の教師が笑顔の子どもを育てる」 という 『笑育』 をコンセプトに多くの実践を積み
重ね、ABC「おはよう朝日です」にも取り上げられたり、多くの著作も出されています。
 
そんな有名な先生が、5年ほど前に『元気塾』に来てくださったのです。
それ以来、おつき合いをさせてもらっています。(男性です(笑))
「たわせん」は謙虚な方です。とっても柔らかな表情で、ホンマ素敵な人なのです。
そんな「たわせん」が、私に「教えてほしい」と言われるのです。とんでもないことです。
逆ですわ。ほんと逆です。私が教えてほしいです。
私より少し年下の先生ですが、あんな人になりたいなと憧れますね。
 
そんな「たわせん」が新しい本を出しました。(2013.3)
「楽しい学級づくりのツボ」(俵原正仁・明治図書1680円)
 
「たわせん」の優しさが満載の1冊です。
「子どもをこうみる」という温かな「たわせん視線」が感じられるのです。
ユーモアを交えた文章は読んでいる人をも笑顔にさせてくれます。
そのくせ温かいのです。不思議な魅力のある文章です。
例示にも、今売れっ子の音楽プロデューサーのヒャダインさんの言葉が出てきたり、
・モーニング娘からの学び
・AKB48からの学び
そして「たわせん」が大好きな ・ももいろクローバーZからの学び
という項目は、そうやって学級づくりをするのか、と感心させられます。
 
10か月ほど前の休日に、「たわせん」と2人で大阪に出かけました。
男2人(笑)で、訳のわからないしょうもない用事で、大阪の街をウロウロしました。
おもろい話もいっぱいしながら、おもろい所を回りました。教育には関係ありませんが
間接的には教育に役立つ!と2人で正当な理由付けをして回りました。
どこに行ったかは言えません(笑)
そうそうその時、タイガースブレザーは2人お揃いのを作りました(笑)
 
 
今回の本で「たわせん」のアホぶり(笑)が書かれている部分を抜き出しましょう。
第3章「無限の愛」〜ほめる、叱る、励ます〜
ええことがいっぱい書いてあるのに、こんな一文がありました。
 
「教師になった時のことを思い出してみてください。たぶん、祝杯をあげたり、お祝いの会を開いたり、宴を開催したり、飲み会を企画実行したりしたのではないでしょうか。チャンピオンベルトを買ったり、プロレスラーのエルソリタリオのマスクを買ったり、自分にご褒美をあげた人も多いでしょうね」
 
教師になったご褒美に「チャンピオンベルト」や「マスク」を買う人なんてほとんど
いません(笑) そんなのを買うのは「たわせん」ぐらいなのです。
自分のことを書いて、それを知っている人だけ笑わそうと思っているのです。
「この焦点化した笑い」を堂々と書いているのです。
ホンマおもろいです。
でも卒業式の最後のあいさつには、泣かされました。私とは全然違うあいさつです。
「たわせん」らしい笑いと涙のあいさつです。本当にステキです。
 
ちょっと「たわせん」を誉めすぎましたが(笑) いい本ですのでぜひ買ってくださいね。
「たわせん」 俵原正仁先生 です。
「たわせん」が校長先生になったら、着任式で子どもたちにどんなあいさつするのか
本当に楽しみです。 私はその時は「始業式に行くで!」とたわせんに言っています。
 
 
※明日9日(土)は、3月の元気塾です。
通常の第3土曜ではなく、第2土曜開催になっています。
部屋も2階ではなく、1階の部屋です。間違えないようにしてください。
テーマは 「4月、子どもが生き生きする学級びらき」 です。
 

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Posted by naka602 at 11:18 | TrackBack (0)


2013年3月7日
私もなかなかいい人やん
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―「きづき」165号(2013.3)「羅針盤」原稿―

 「私もなかなかいい人やん」

            教育サポーター  仲島 正教

 

☆命の使い方

 もしあなたの目の前を、目の不自由な人が歩いていたらどうしますか?私は躊躇なくそばに駆け寄り「どちらに行かれますか?大丈夫ですか?」と声をかけます。先日も梅田地下街で混雑する人通りの中を歩いている方を見たので声をかけ、一緒に地下鉄乗り場まで歩いてきました。仕事へは少し遠回りになりましたが、なんだか気持ちがいいのです。

 101歳の医師日野原重明さんは小学生への授業の中でこう言いました。「命とは、自分の持っている時間であり、それをどう使うかです。その使い方は『自分のために使う』『人のために使う』の2通りです。あなたはどう使いますか」

 

☆思っているだけでは変わらない

 学級担任をしていた時、子どもたちによくこんな話をしました。「仲よくしたいとか助けたいと思うことは誰でも出来る。でも思っているだけでは何も変わらない、一歩踏み出すことだ」。すると、給食当番で重たい食器を持っている子のそばに行き、一緒に持ってくれます。算数の時間には、解けなくて困っている友達のそばに行き、優しく教えてくれます。そんな行動をした子は、みんないい顔をしています。助けてもらった子もいい顔です。そこに温かいつながりが生まれます。

 立場の弱い人に「してあげた」というと「上から目線」だからよくないという人もいますが、私は大いに「してあげた」の体験をしてほしいのです。きっかけは上から目線でいいのです。でも続けていくと、実は「してあげた」行為は、自分も幸せな気持ちにさせてくれて「こちらこそありがとう」になるのです。心理学ではそれを「多幸感」というそうです。「情けは人の為ならず」とは「親切は人の為ではなく、巡り巡って自分の為になる」という意味の諺ですが、こういう行為をすることで「私もなかなかいい人やん」と自己肯定感が高まり、自分を好きになり、自分を愛せるようになるのです。そんな多幸感を持った子どもたちは友達をけっしていじめたりしません。

以前、教師をめざしている学生たちに「電車では席を譲ろう」と呼びかけました。たとえ自分がどんなに疲れていても、お年寄りに席を譲り「ありがとう」と言われれば、疲れも和らぎ、さわやかな気持ちになりますよと。これにはみんな同意してくれたのですが、学生の中には「私は年寄りだから席を譲りなさい。譲って当たり前だ」っていう態度の人を見た時は「寝たふり」をしますと言うのです。私も過去にはその学生と同じ気持ちになり、寝たふりをしたことがあります。でも寝たふりをした自分は心の中で小さな痛みを感じています。しかしそんな人にでも席を譲った自分には心の痛みはありません。どちらが気持ちがいいでしょう。私は後者のような人になりたいと思うのです。

 

☆いじめや差別をする人は自己肯定感が低い

昨年来、いじめや体罰等の報道に心が痛みました。いじめや体罰はなぜ起こるのか。それは人を下に見て、自分を優位にしたいという気持ちの表れなのかもしれません。これも「上から目線」です。しかし前述の「上から目線」と決定的に違うのは、相手に対して感謝の気持ちがないということです。相手を敵視し傷つけることによって、自己肯定をしようとしているのは、裏を返せば自己を否定し、自己を傷つけているのです。

インターネットの書き込みを見ていると、匿名をいいことに相手を誹謗中傷し差別的な記述に出くわすことがあります。そうすることによって自分を正当化しようとしているのでしょうが、実は人を傷つけること以上に自分を傷つけているのです。そこには本当の自己肯定感や多幸感は生まれないのです。

 

☆差別の解消に向けての一歩

西宮市では同和教育の文字が人権教育に変わって10年が過ぎました。しかし同和問題をはじめまだ差別の現実は残っています。「人権文化の花さくまち西宮」をめざし、今後ともしっかりと勉強し取り組んでいく必要があります。多くの方々に学校や公民館の講座や研修にも参加してほしいと思っています。

その道中で、目の不自由な人に出会ったら、声をかけてみませんか。電車やバスでは席を譲ってみませんか。寝たふりするよりも気持ちがいいですよ。そして「私もなかなかいい人やん」と自分で自分をほめて、幸せな気持ちになってみませんか。その一歩が差別の解消に向けての一歩だと私は信じているのです。さあ一緒に気持ちよくなりましょう。

 

 

※日野原重明「いのちのおはなし」(講談社2007

※植木理恵「本当にわかる心理学」(日本実業出版社2010

 

 

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2013年3月6日
ただ今、公開中
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ただ今、私の原稿が3本公開中です。
 
★体育科教育3月号 巻末エッセイ
今回は、桜宮高校の体罰事件をもとに、私自身が思っていたことを書いています。
「体育教師の本分」 というテーマで書きましたが、
体育教師を応援したい、桜宮高校を応援したい、そんな気持ちで書いたつもりです。
現在、書店で発売中なので原稿を公開できませんが、書店で立ち読みしてみてください。
あと10日ほどで4月号が発売されるので、立ち読みできるのはあと少しです(笑)
 
 
★熊本県の私学振興課の情報サイト。 
「平成の時習館をめざして」 の中の「特別講義」の欄です。
http://www.jishukan.jp/
 
今まで、私が講演でしゃべったことや書いたことを、短くまとめて高校生向きに書いた
ものです。今回で4回目の寄稿になりますが、
「私を待つ人」 というテーマで、死んだらあかん! って書いています。
 
 
★西宮市人権・同和教育協議会の発行する啓発誌 「きづき」
ただ今、市内の公民館等に置かれていますので、自由にとることが出来ます。
「羅針盤」という連載企画の欄に、
「私もなかなかいい人やん」 というテーマで書いています。
 
人権・同和教育の原稿を書くときは、いろいろ考えます。
特に最近は、同和から人権に文言も変わって10年ほど経ち、なんとなく同和問題が忘
れ去られている気がするので、あえて同和問題を正面から取り上げないといけないなあ
と思っています。
だからこそ、西宮市人権同和研究集会の「特別部会」では、ここ数年 「人権教育」では
なく 「同和教育の基礎基本」 という講座をわざわざ持たせてもらっています。
 
なのに・・・・今回は、同和問題を正面から取り上げない原稿を書いてしまいました。
  ( 「なんやねん!」って突っ込まれそうです(笑) ) 
 
こんなのは「甘い!」って言われるかもしれませんが、この原稿のようなことが大事だ、
それが差別解消につながるんだ、って私は思っているのです。
ある意味、仲島らしい原稿でもあります。
西宮の公民館にちょっと寄ってみてくださいね。 「きづき」 はもちろん無料です(笑)
 
でも、西宮以外の人のために、この原稿は次回のブログで公開しますね(笑)
 
 
 
 
 

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Posted by naka602 at 08:51 | TrackBack (0)


2013年3月4日
ちょっと一段落です
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2月21日以降、ブログがお休みになっていました。
「最近更新していませんね」 「お忙しそうで・・・」 と声をかけていただいていましたが、
やっと更新です。
書きたいことはいろいろあったのですが、21日以降に鳥取泊、東京泊、京都泊、広島泊
と泊まりがたくさんあり、なかなか書く時間がとれませんでした。
 
★2月21日は、尼崎市立大成中学校の自主的な若手教師研修に呼んでもらい、
夜7時から11時半頃まで一緒に勉強してきました。(研修+飲み会) 
ホンマええ若者たちで、よく頑張る先生たちでした。 私も元気をもらいました。
 
★2月23日は、和歌山県田辺市の人権の集いで、仲島+エスペランサ(奥田夫妻) 
のダブル講演でした。これはいい! 私は当事者なのであまり誉めると変ですが、
このダブル講演会は、客観的にみても、とっても素敵な組み合わせですよ(笑)
ホンマいいですよ。 仲島+エスペランサ を一緒に呼んでくれるところは、ほかにないで
しょうか。 ぜひどこか、呼んでくださいね。
 
★2月24日は、鳥取県琴浦町の「10秒の愛フォーラム」でした。琴浦町には6年連続
で招かれています。 琴浦町は町ぐるみで 「10秒の愛」 に取り組んでいるのですが、
着実にその成果が出てきているようです。
 
★2月27日の静岡県沼津市での人権講演会には、わざわざ山梨県忍野村からGさん
がお友達を連れて来てくださいましたし、私と25年ほど親交のあった沼津市の校長先生
もPTA会長さんと一緒に来て下さいました。 本当にありがたいことです。
 
★2月28日には、私の尊敬する先輩の学校の講演会に招かれました。先輩の髪が白く
なっていました。あのカッコイイ先輩も人並みに歳をとってこられたようです。
 
★3月1日の人権講演会に、私の20代の時の教え子が来てくれました。ずっと気になっ
ていた子です。28年ぶりの再会に私はうれしくてうれしくて、本当にうれしくてうれしくて。 
感謝感激の再会でした。 ありがとうKさん。
 
★3月2日は、福井県の不登校の中学生への講演会でした。不登校の中学生が私の話
を聞いてくれるか不安でいっぱいでしたが、よ〜く聞いてくれました。
終わったあとに笑顔があり、本当にホッとしました。
 
★3月4日は、広島県三原市。23年も前に知り合った先生(現在は副校長)の学校に
行ってきました。 昔からの仲間ってホンマいいですね。
 
★3月4日の話題をもう一つ。
実はこの日の朝、講演会の直前に、FM−FUJI(山梨県のFM局)から電話取材が
ありました。生放送中のスタジオから電話がかかってきて、私が話すという形です。
9:10〜9:20、「10秒の愛」 についての取材でした。
受信範囲は山梨県を中心とした関東エリアなので、このラジオは誰も聞いていないと
思っていたら、山梨県忍野村の後藤さんからメールが入りました。
「先生の話、聞きましたよ」
いやーびっくりしました・・・・・・後藤さんスゴイ!
 

3月はこれから少し暇になるので、
ブログもできるだけ更新していきたいなと思っています。
 
 
 
 
 
 
 
 
 

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Posted by naka602 at 00:54 | TrackBack (0)