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2020年6月30日
子どもの声に耳を傾けてほしい
今日の西日本新聞に6年生が投稿しています。この声を教育委員会はどう聴くのでしょうか?教育長はこの子にどう応えるのでしょうか?


「おとなに聞いてほしい」

 僕は福岡市の小学校に通う6年生です。福岡市の学校では
2カ月半以上続いた休校での勉強の遅れを取り戻すために、
授業時間を短縮して授業の数を増やすことや、行事の削減、
また夏休みの短縮も決まりました。
 これから暑い夏にマスクをして、友達と距離を保って、
急いでたくさん勉強する。考えただけで息が苦しくなり、
学校へ行くのがつらいと感じます。僕たちはロボットでは
ありません。
 体育や調理実習などもやりたいです。プールや運動会などの
行事もなくなります。体育や行事で活躍する友達もいっぱい
います。楽しみにしていた修学旅行も行えるかどうか今の
ところ分かりません。
 子どもの時にしかできないことがたくさんあります。勉強も
大切なことだと思いますが、友達と遊んだり、ケンカして
仲直りしたりして学ぶことも大切だと思います。
 このまま詰め込むしかないのでしょうか。本当に他にできる
ことはないのでしょうか。大人に僕たち子どもの気持ちも聞いて
もらいたいと強く思います。




教育長さん、教育委員会の方、
あなたはどこを向いていますか?
子どもの方ですか?
それとも県教委や文科省のほうですか?
それとも近隣の市町村の動向ですか?
もしかして本当に
詰め込んで力がつくとでも思っているのですか?


どうかどうか目の前の子どもをしっかり見てほしい。
そう願います。






Posted by naka602 at 23:52 | TrackBack (0)


2020年6月20日
阪神梅田ミックスジュース
 子どもの頃、喫茶店では父がコーヒーで私はミックスジュースでした。あのドロッとしたミックスジュースをストローで少しずつ飲むのです。一気に飲むともったいないので、チビチビ味わいながら飲んでいました。今でいう「一気飲み」をしたいのを我慢して(笑)

そのミックスジュースを一気飲み出来る店が1969年に阪神梅田駅に
出来たのです。「阪神梅田ミックスジュース」の誕生です。
当時の値段は覚えていませんが50円くらい? 気軽に一気飲みができる値段です。
阪神梅田駅の改札口すぐ横に販売スタンドがあり、多くの人で賑わっていました。
1969年の開店以来、私はこのミックスジュースを何杯飲んだことでしょう。
ドロッとして甘くて美味しい。そしてめちゃ冷たいのです(耳の下が痛くなる)
「日本一のミックスジュース」と私は確信しています。

数年前に、沖縄の岡ファミリーが大阪観光に来た時も、ここにお連れして
味わってもらいました。大阪の自慢の味ですからね。一杯たった140円。
※実はケンミンショーで関西以外はミックスジュースはないと聞いて本当に
びっくりしました。これは関西だけの味なのです。


この半世紀の歴史をもつ「梅田ミックスジューススタンド」は
常時お客さんでいっぱいなのです。ちょっと疲れた時にこの甘くて美味しい
ミックスジュースは、リフレッシュ効果抜群です。ホンマ元気が出ます。

3mくらいしかない窓口にミキサーがたくさん並び、3人の店員さんが
多くの人にジュースを販売しているのですが、これがまた名人芸なのです。
大阪のお客さんは並ばず、わ〜と窓口に殺到してくるのですが
店員さんはジュースを入れつつ、来た順番をちゃんと見ていているのです。
横から入った人にはジュースを出さないのです。
店員さんは一言もしゃべらず黙々とジュースを作り、順番通りにジュースを
提供し、おつりもきっちり渡すのです。その速さも尋常ではありません。
だから人がいっぱいでもすぐにジュースが飲めるのです。
買う人と飲む人(立ち飲み)でスタンドの周りは大賑わいでした(笑)

一日でいったい何杯売り上げているのでしょうね。
儲かっているからこそ、50年以上も続いているのだと思います。
私のように子どもの頃からオジイになるまで飲んでいる人も多いと思います。



あ〜〜前置きが長くなりました。(いつものこと(笑))
そんな凄いスタンドが、いつのころからか、少しずつ変わり始めました。
10年くらい前からかな?
あの名人芸の店員さんがいなくなり、窓口前には線が引かれ、ちゃんと並ぶ
ようになったのです。そしてレジが出来、レジの店員さんも登場したのです。
整然とジュースの販売が行われるようになったのです。
いやいやこれでいいんですけどね(笑) 
なんか「大阪らしさ」がなくなった感じがしてオジイは寂しいのです。
あのワイワイガヤガヤの中で輝いていた日本一の店だったのに・・・。

そして昨年、決定的な事件が起こりました。
なんとスタンドの位置が移動したのです。
改札口のすぐ横のスタンドが、15mほど向こう側に引っ込んだのです。
奥になったので改札口から見えなくなりました。
スタンドはきれいになり、飲む場所も広くなりました。
でもこの15mの移動は人の流れを変えてしまいました。
改札口横にあったからこそ、気軽にすぐに飲めたのに、ちょっと向こうに
行った分、人の足は遠のくのです。

そしてもう一つ事件がありました。
なんと2号店を阪急梅田駅に出したのです。
人気があるからと言って、2号店を出すと価値が下がります。
私は阪急電車の利用者ですので、阪急梅田の出店は嬉しいのですが、
わざわざ阪神梅田まで足を運ぶからこそ、めちゃ美味しいのです。


その事件から1年が経ちました。
先日、大阪の本町からの帰り、通常の御堂筋線ではなく肥後橋線に乗って
西梅田、そして阪神梅田に寄って、ミックスジュースを飲みに行きました。
奥まった新しいスタンドに人はまばらです。少ししかお客さんはいません。
そしてミックスジュースも170円に値上がりしています。おまけに、なんか
味が薄い感じであっさりしている。前と違う。そんな違和感を覚えました。
そして阪急梅田から家路につくのですが、阪急梅田の2号店に、並ぶ人はいま
せんでした。

あ〜〜大丈夫かな?
めちゃ心配になりました。
こよなく愛する51歳の阪神梅田ミックスジュースです。
頑張ってほしいです。





Posted by naka602 at 22:39 | TrackBack (0)


2020年6月12日
最近心に残った言葉
コロナ禍での「ステイホーム」や「休校」等の中、新聞やテレビを見ながら心に残った言葉をいくつか書き出しておきたいと思います。

★フランスの作家フランソワーズ・サガン氏
「窓辺で何もしないで、ボーッとしている時間が本当の時間である」

私は仕事柄、新幹線などの電車によく乗るのですが、その時に何をしているか
と言えば、ボーッと外を眺めていることが多いのです。たまに本を読む時も
ありますが、だいたいボーッとしています(笑)新幹線でも仕事をしている人
をよく見かけますが、私は何もしないのです(笑)
サガンさんの言葉を聞いて、私は自信を深めました「それでいいんや」と(笑)

★アメリカの児童文学作家カニグスバーグ氏
「成長の大部分は、一人でいる時におこる」

この言葉もなんかよくわかるのです。ワイワイするのが好きな私ですが、
1人の時って大事なんです。新幹線で1人とか、教室で1人とか、お風呂で
1人とか、深夜に1人とか、・・・・いろいろ考えますね。

★校則をなくした東京・桜丘中の元校長の西郷竹彦さん
「学校に行かない時間とは、言いかえれば、子どもが自分の頭でものを
考える時間でもあるのです」
→それに対して保護者が「言わないと何もしないんです」
→それに対して西郷先生は「言われなければ何もしないのではなく、
言われ続けるから、言われるまで何もしないのですよ」と。

若い頃「指導の半分は待つこと」と土谷先生から教えてもらいました。
先生や親がいろいろ言うから、子どもは自分から動かないのです。

★朝ドラ「エール」の藤堂先生
「人よりほんの少し努力することがつらくなくて、ほんの少し簡単に
出来ること、それがおまえの得意なものだ。それが見つかれば、
しがみつけ、必ず道は開ける」

授業の導入のたった5分間のために、2時間いや2週間かけて準備するのが
とても楽しい。そう思えたら教師の仕事はやっていける。私は新任の先生に
そう言っています。

★プロテニスプレーヤーの大坂なおみさん
「アスリートは政治に口を出すべきじゃない、ただみんなを楽しませてれば
いいと多くの人が口々に言うのが大っ嫌いです。まず第一にこれは人間の権利
の問題です。それになぜ私がダメであなたには発言する権利があるんですか?
その論理でいくと、IKEAで働いている人はグローンリード(IKEAのソファ)の
ことしか話しちゃいけないことになりますよ」

私は大坂なおみさんの言葉に大いに納得!その通りです!痛快です。
スポーツ選手や芸能人もどんどん声をあげてほしいと思っています。

★元NBAのスーパースターのアブドゥルジャバーさん
「差別はホコリのようなもの。光を当てると、辺り一面にあると気づく」
「差別というウイルスは、コロナより感染力が強い」

NBAのジョーダンの一世代上のスーパースターです。ジョーダンはナイキ
のバッシュを有名にしましたが、ジャバーはアディダスのバッシュを有名に
しました。私もそのバッシュ(スーパースター)を履いていました。
このジャバーの言葉は重いです。先日、人権の原稿を書きましたが、この
言葉を引用させてもらいました。




「ボーッとしている時間が大事」と自信を深めていた私ですが
そのボーッとしている時間が、ちょっと長すぎるかな〜と
少し焦り始めている今日この頃です(笑)




Posted by naka602 at 09:09 | TrackBack (0)


2020年6月2日
ろくがつふつか物語
64歳になりました。自分でも信じられない年齢です。来年は「高齢者」という枠組みに入るようです。え〜〜まだまだ元気なんですけどね〜〜。

自分の父と比べてもめちゃ元気です。
父は50歳前後からよく入退院を繰り返していましたからね。
私はこれまで一回だけ入院「腰椎第3,4,5横突起骨折」(30歳)
骨折といってもいわゆる「ヒビ」が入っただけなので、
安静でよかったのですが、私は学校のキャンプなどにも参加していたので
「ヒビ」が本当の「骨折」になり、強制入院でした。それでも治療はなし、
ひたすら動かずにベッドに横になっているだけでした(10日間)。
だからこれまでの64年間、病気での入院はなしだったのです。

そんな私の目標は80歳まで生きることです。
父が79歳で亡くなったので、それより早く逝くのは親不孝だと思うので
とりあえず80歳が大きな目標です。もしそれ以後も生かしてもらった時は
「もうけもの」として余生を頑張りたいと思っています。

あと16年です。
教師を辞してから15年が経ちましたから、
その折り返しの年数です。
いよいよラストステージです。
「死」というゴールを意識せざるを得ないステージですが、
そう感じさせないぐらいの元気さで頑張りたいと思っています。


そんな64歳の誕生日に
たくさんのお祝いメールやLINEが届きました。
フェイスブックにもメッセージが入っていました。
サプライズのカードもいただきました。
そして孫と一緒にケーキも食べました。
なんて幸せな6月2日なんだと感謝と感動でいっぱいでした。
みなさん、本当にありがとうございました。


そんな中、
「こんなの初めてや」というプレゼントを頂きました。
藤本昌さん(全国大学生協)からのものでした。

「ろくがつふつか物語」

これは何かというと、
2005年〜2019年まで15年間の「6月2日」の物語です。
私のブログから、6月2日とその付近のことを抜き出してまとめて
くださったのです。まさに私の軌跡の物語です。
私自身が書いたブログなのに、もう忘れていました(笑)
だから読み返しながら当時のことが「プレイバック」(涙)
自分の軌跡に感動するなんて、アホそのものですが感動しました(笑)
とっても幸せな気持ちになりました。

「ろくがつふつか物語」
藤本さん、本当にありがとうございました。



Posted by naka602 at 22:39 | TrackBack (0)