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2017年1月30日
頭を撫ぜ撫ぜ
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昨日、教え子ミキ子と7年ぶりに再会し、一緒にお酒を飲んできました。ミキ子は私が教師2年目23歳の時に2年生で担任した子どもです。ミキ子は現在44歳、息子は17歳、母一人子一人で暮らしています。

7年前にPTA講演会に行った小学校に、たまたまミキ子の息子(当時4年生)
がいたのです。PTA講演会の案内を見て、ミキ子が連絡をくれました。
「息子の参観には間に合わないけど、仲島先生の講演会は聞きに行くよ」
「そうかぁ、講演会に来てくれるのか。ありがとう。じゃあ参観はミキ子の
代わりに先生が息子を見てきてやるよ」
と息子の授業参観を私がしてやりました(笑)


昨夜は、お酒を飲みながら、今までの生活の様子や息子の子育ての悩みを
いっぱい話してくれました。
私はミキ子の苦労を全然知りませんでした。
というか予想外のことばかりでびっくりしたのです。
37年前、担任した時に私が知っていた様子とはずいぶん違いました。
小学校2年生の時は病気もあり、体力的にもしんどいこともありましたが
温かい家庭の中で家族からしっかり愛情を受けて育っていた印象でした。
その後、西宮から加古川に転校し、いろんなことに出会っていくのです。
山あり谷ありの人生というか、谷あり谷ありの苦労をしてきたようです。

ひ弱かった2年生の小さな女の子は、今は身長170cmの長身美人で
シャキシャキと動く仕事人であり、たくましい母になっていました。
「ミキ子は本当に頑張ってきたんやな。大変な状況を一人でよ〜乗り越えたな。
めちゃめちゃエライやないか」
と44歳の頭を2年生の時と同じように撫ぜ撫ぜしてほめてやりました。
「恥ずかしいけど、嬉しいわ」
ってミキ子は喜んでくれました。

それにしても、ミキ子は37年前の2年生の時をよ〜く覚えてくれていました。
当時の学級通信や新聞記事、そして写真も持ってきてくれました。
ずっとずっと宝物のように大事に大事に置いてくれていたのです。
「小学校2年生が一番心に残っています。あとはあんまり覚えていないよ」
と他の先生方には申し訳ないですが、嬉しいことを言ってくれました。
教師2年目の新米教師だった私は、とにかく無我夢中でいろんなことをやって
いたのでそれが心に残ったのでしょうね。私も残っていますから。
そうなんです、青春してた教師です(笑)

今日、ミキ子からメールが届きました。

「先生、昨夜はほんとにありがとうございました。
先生に『大丈夫!エライ!』とヨシヨシして褒めてもらって
これまでの不安や悩み、胸のつかえがスーッと取れたような気分です。
息子にも少しずつ伝えていきます。
今度先生と飲みに行くときは『僕も連れていって』と息子から頼まれて
います。息子ともまた会っていただけたらと思っています。
またよろしくお願いします。」


ミキ子と息子の二人宛に返信です。

「ずーっとずっと応援しているよ」




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Posted by naka602 at 22:35 | TrackBack (0)


2017年1月25日
ふれあいとチャレンジ
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電話が♪リ〜〜ン!。受話器をとって「ハイ、ふれあいとチャレンジの段上西小学校です!」と言おうよ、と昔、話したことがありました。

私が23歳から29歳まで過ごした西宮市立段上西小学校の合言葉は
「ふれあいとチャレンジ」
この合言葉は、開校以来39年間今も続いています。
段上西の卒業生は一人残らず全員言えると思います。
それくらい徹底されている合言葉です。
そしてそれを実践し続けています。
これは段西精神であり、段上西小の哲学です。


今日は、その段上西小学校のキャリア教育の一環として
6年生に45分の授業をしてきました。(オープンスクールということで
保護者・地域も参加していました)
PTA講演会は何度かしているのですが、段上西小での子ども向けの授業は
31年ぶりになります。懐かしいです本当に。
当時の6年仲島学級があった隣りの多目的室での授業です。
テーマは、「ふれあいとチャレンジ そして夢へ」
段西の教え子を例にして「ふれあいとチャレンジ」について話していったの
ですが、私自身が嬉しくて、楽しくて、あっという間の45分でした。
私が楽しそうにしゃべるので、多分子どもたちも楽しんでくれたと思います。

終わってから、一人のお母さんが来てくれました。マスクを外して
「仲島先生、かおりです」
「えっ〜、かおり〜、マスクしてたから分からなかったわ〜」
31年前の6年生のかおりです。
かおりは隣りのクラスでしたが、私のクラスのたかのりと結婚したのです。
授業では、たかのりの話もしたので、かおりは夫の話が出てきてビックリ(笑)
今、たかのりとかおりの子どもは4年生ですが、6年生の授業は仲島と知って
4年ではなく6年を見にきてくれたのです。ごめんね。でも嬉しいなあ本当に。

授業が終わって帰ろうとしていたら、今度は教頭先生から
「地域連携会議に来ている古川さんが仲島先生に挨拶をしたい」
と伝言を受けたので、待っていると
部屋から出てきたのはオッサンです(笑)私はてっきりエイコが来ると思って
いたのに出てきたのは、エイコのお父さんでした(笑)エイコももういい歳な
ので、地域の会議に出ているんやと思い込んでいましたが、まだまだお父さん
も活躍されていたんです。私がいた頃のPTA会長さんです。
そこからは懐かしい話のオンパレードです。そして何度もハグです(笑)
60と70のオッサンいえオジイ同士のハグに、そばにいた6年の尼ケ崎先生
も驚いておられました。

実はエイコは、私のクラスでもないし、学年も違ったのです。
なのにエイコはいつまでも年賀状もくれるし、慕ってくれるのです。
お父さんも我が子の担任でもない私をいつも応援して下さっていました。
段上西小は、そんな学校でした。先生は子どもたちみんなを見ているし、
保護者は先生みんなを応援してくれていました。
若い時にそんな学校に勤められたのはホント幸せだったと思います。


「仲島先生、もう昔の段西とは違うで〜。(アカンで〜)」
「でも古川さん、それでも段西を応援したってな〜。(たのむ〜)」
「そやなぁ、段西はわしらの学校やからなぁ。」

と最後にもう一度ハグをして(笑)さようならをしました。


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Posted by naka602 at 21:56 | TrackBack (0)


2017年1月17日
あれから22年
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今年もこの日がきました。あれから22回目の1.17です。20年過ぎても、ちっとも涙は枯れません。年月は関係ないのでしょう。たぶんこの思いは一生続くのでしょうね。
1.17は命を思う日、一生懸命に生きることを誓う日。
午前5時46分、合掌。


昨夜の晩御飯は「おでん」でした。
実はあの大震災の前夜も我が家は「おでん」だったのです。
翌朝の震度7の揺れに、お鍋からおでんは飛び出し、床に散乱しましたが、
底の方に少しだけ残っていたのです。
その少しのおでんが、1.17の我が家の食事になりました。
これで生き伸びたというのは大げさですが、少しのおでんがどれだけ美味し
かったことか。

震災後、すごく困るのは生活用水、つまりトイレの水です。
飲み水はけっこう早く手に入るのですが、トイレの水は大変です。
我が家には、前夜のお風呂の残り湯がありました。
これがどれだけ助かったことか。
お風呂の残り湯はすぐに流してはいけないのです。
でも最近は流してしまうことも多くなりました。
以前はタンスが倒れないように防災用のつっかえ棒をしていたのに
いつの間にか、それも外してしまいました。
これではダメとわかっていても・・・。

今朝、午前5時30分にテレビをつけると放送をしていたのは
たった2局だけ。20年を節目に放送を止めた局が大半です。
「あぁこうやって忘れられていくんだな」と少し寂しい思いになりつつ、
自分の中の防災意識も薄れていくのを感じています。

震災後、ポリタンク(20L)2個に水を入れていつも保管していましたが、
20年も経つとポリタンクも割れてしまったのです。ここ1年ほどほったらかし
にしていましたが、先日、コーナンに行って、ポリタンクを買い直しました。
新品のポリタンクに水を入れながら、もう一度防災意識を見つめ直しています。


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Posted by naka602 at 07:06 | TrackBack (0)


2017年1月8日
カーネル・サンダースの言葉
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サザエさんの父・波平さんは、実は54歳という設定になっているそうです。えっ54歳?って思いますが、漫画の連載が始まった昭和20年代の54歳はあんな雰囲気だったのでしょう。当時の定年は55歳でしたからね。

でも今の60代は、まだまだ元気だということで、
65歳以上を「高齢者」という定義が、どうやら変わりそうです。

65歳からを「准高齢者」、
75歳からを「高齢者」、
90歳以上を「超高齢者」、になるようです。

私もあと5年で高齢者の仲間入りと思っていましたが
あと15年もあるのです。
まだまだです(笑)


ということで、
あのフライドチキンを世に知らしめたカーネル・サンダースの言葉が
新聞に載っていましたので、それを書いておきたいと思います。
カーネル・サンダースは、それまでは鳴かず飛ばずだったのが、
65歳を過ぎてから、あのフライドチキンが大当たりしたそうです。
そこから90歳で亡くなるまで働き続けた彼の言葉がこれです。

「さび付くより、すり切れる方がましだよ。
 じっとしていてさび付くより、身を粉にしている方が好きなんだ」


そうなんですね。
じっとしていたらさび付くんですね。
何もしないとさび付くんです。
60歳、還暦・・・そんなことを意識せずに、これからも動き回りたい。
キングカズのようにまだまだ鍛えてがんばりたい。
すり切れるまでがんばるのです。

そう思わせてくれるカーネル・サンダースの言葉です。



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Posted by naka602 at 22:50 | TrackBack (0)


2017年1月7日
コーチングクリニック
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現在発売中の「コーチング・クリニック2月号」(ベースボールマガジン社)に私のインタビュー記事が載っています。
(この雑誌のことは、私は全く知りませんでした。ごめんなさい)

2月号の特集は「チームマネージメント」です。
4人へのインタビュー記事ですが、最初の3人はスポーツ界でも有名な人
ですが、4人目はなぜか無名の仲島です。なんで(笑)

・1人目・・山口香さん(筑波大准教授)全日本柔道10連覇・女三四郎
・2人目・・水鳥寿思さん(リオ五輪体操本部長)アテネ五輪金メダリスト
・3人目・・平田隆康さん(向上高校野球部監督)激戦の神奈川県準優勝
・4人目・・仲島正教 スポーツ界の実績まったくなし(笑)

私へのインタビューの趣旨
「子どもは、幼稚園・保育園や小学校の生活を通して、団体行動やチームプレーを身に付けていく。ところがなかには、自分勝手な行動をとったり、ズルをしたりするケースも見られることがある。そういった『癖』は、成長して大人になってからも顔を出す恐れがある。そうならないためにも、子どもを育む立場にある指導者は団体行動やチームワークについて、いつ頃から、どのように教えていくべきなのだろうか。元小学校教師で、現在は教育サポーターとして活動する仲島正教先生にお話を伺った。」

さあ、私はなんと答えたでしょうか。
それは雑誌を見てのお楽しみに(笑)・・・・・
と言いたいところですが・・・・

私の記事の「見出し」を書いておきますね。
この「見出し」を見れば、だいたいの内容がわかると思います。


「能力の違う子どもが一緒に一つのことに取り組むことが
                  チームワークにつながる」

★個人差はあるものの、4年生になると「チーム(仲間)っていいな」
という思いが急速に発達する。この段階でチームワークや仲間の大切さ
を知ると、5、6年生での指導がかなり楽になる。
  ・チームプレーが育つのは10歳頃から
  ・小さい時期は、とにかく個を伸ばす

★子どもたちが自発的に行ったプレーを最大級に褒めると
「僕、私は役に立っている!」「友達を生かすことができた!」
と思えることができ、スポーツが楽しいという気持ちが芽生え、
スポーツの場面以外でも協力し合うようになる。
  ・協力し合うことで、友達や仲間の良さに気づく


こんな感じですね。
もしどこかで、この雑誌を見かけたら本文を読んでみてくださいね。



※インタビューは、うちの近くの「西宮ガーデンズ」の「丸福珈琲」で
行われました。コーヒー飲みながら約1時間話しましたが、編集者って
スゴイです。私のベラベラしゃべり(笑)を簡潔にうまいことまとめて
くれています。



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Posted by naka602 at 11:48 | TrackBack (0)


2017年1月1日
2017年のスタート
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あけましておめでとうございます。旧年中は大変お世話になりました。本年もどうぞよろしくお願いします。

2017年がスタートしました。
還暦以後は第2の人生、
と言われますが、退職のない身の私にとっては一つの通過点です。
これからも今まで通り、いえ今まで以上に元気に頑張る所存です。
どうぞよろしくお願いします。


今朝は、西宮大橋(市街地と西宮浜(埋立地)をつなぐ大橋)に行って
初日の出を拝んできました。
午前7時12分、東の空から、2017輝く朝日が昇ってきました。
「わぁ〜きれい〜〜」
還暦は通過点と言いながらも、60歳からのスタートを切る初日の出が
きれいに見えたのは、とても嬉しいものです。
「今年もがんばるぞ〜。よろしくお願いしま〜す!」
と手を合わせてきました。

そのあとは、そのまま甲子園口にある熊野神社に初詣です。
「みんなが健康でありますように」
としっかりお願いし、手を合わせてきました。



みなさん、
今年もどうぞよろしくお願いします。


2017年1月1日  仲島 正教



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Posted by naka602 at 13:57 | TrackBack (0)