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2012年6月28日
ドキ・土器ふれあい講座
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尼崎市には、田能遺跡をはじめ、歴史的に貴重なものがたくさんあります。
そんなこともあり、
尼崎市教育委員会 社会教育部 歴博・文化担当(文化財収蔵庫)では、小中学生向けに
こんな出張授業をしています。
 
 ★弥生土器に触れてみよう
 ★江戸時代の土器に触れてみよう
 ★尼崎城と城下町
 ★ワタから糸を紡ごう
 ★むかしの小学校と子どもたち
 
 
今日は 「弥生土器に触れてみよう」 の出張授業が、武庫東小学校(6年生)であり、
参観に行ってきました。
文化財収蔵庫の学芸員とボランティア、学校の教師が一緒につくった総合学習です。
テーマは、「ドキ・土器ふれあい講座 〜弥生時代の人々のくらし〜」
 
体育館に集まった6年生を、学芸員の高梨さんが、絶妙な話術で惹きつけます。
(弥生時代の服をまとった高梨さんはまさに弥生人です)
体育館には、いつもは博物館のケースに入っている 「本物の土器」 が並べられて
います。子どもたちは、まさにドキドキしながら土器を持ち上げます。本物の土器を
実際にさわれるのですから、感動です。 フゥーと息をはいています。
(周りから見ている大人は心の中で 「落とさないで」 って祈っています(笑))
 
弥生人の高梨さんが、一つの石器を手にして
「これはどこから出てきたと思いますか?」
「・・・・・・?」
「実は、みんなの学校の近くにあるコンビニ、そうあの『ミニストップ』の所から
  発掘されたのですよ」
そう言うと体育館中に 「ウォー」 と大きなどよめきが起こりました。
そして大きな地図を見せて、地域の遺跡の場所を示しました。
「この辺りはスゴイ!」 「尼崎はスゴイとこや」 
本物の石器を手にしながら、子どもたちの目はキラキラ輝いています。
弥生人の服も着せてもらいます。(たくさんの子どもが着れるように用意されています)
 
昔の稲と今の稲の違いの話にも、実際の稲が登場します。大きさが全然違います。
そして今度は、稲を刈る 「石包丁」 を持って、子どもたちは外に行き、雑草を刈ります。
こんな「石包丁」で切れるのかと半信半疑の子どもたちでしたが、実際にスパスパ
切れる 「石包丁」 にビックリです。 
(私も切らしてもらいましたが、ホンマによく切れるのです。スゴイです)
 
なぞの小さな土器が出てきて、何に使われたか、みんなで考えます。
尼崎からはこんな土器も出土していたことに驚きます。
 
そして最後が、今日のメインイベント 「火起こし」 です。
子どもたちは5人ずつに分かれて、「火起こし道具」を使いながら、クルクルと棒を回しま
すが、なかなかつきません。でも何度も何度も挑戦していると、ついに煙がモコモコ・・・・
そして火がついたのです。
「ヤッター!」 「ワァー!」「キャー!」 あちこちから歓声が上がります。
 
子どもたちに聞きました、「今日の勉強はどうやった?」
「全部、楽しかった! メチャ楽しかった!」 即、返ってきました。
 
 
学芸員の高梨さんはじめたくさんのボランティアさんが協力してくれました。
学校の先生も一緒に指導計画を立てました。そんなたくさんのサポートが
この素晴らしい授業を生み出したのです。
もっともっとたくさんの子どもたちに受けてほしいなあ、心の底からそう感じました。
 
 
こんな出張授業を実施している尼崎市教育委員会 社会教育部は、
                                 なかなかやるでしょ(笑)
 
 
 

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Posted by naka602 at 21:29 | TrackBack (0)


2012年6月25日
おやじの会
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23日(土)鳥取市立若葉台小学校に行ってきました。
一昨年に続き、2回目です。
この小学校は、若葉台という新しい住宅地に出来た学校で16年目になりますが、
新しい土地に知らないもの同士が集まったということで、特に「地域づくり」に力を入れて、
取り組んでこられました。
「子どもは、我が子であると同時に、地域の子でもある」 「地域で子どもを育てる」
今回の私の講演も、若葉台地区青少年育成協議会が中心となってPTA・学校と連携して
行われました。 講演会のテーマは、
「大人が変われば子どもも変わる 〜つながりと感動を合言葉に地域を変える〜」
 
そんな活動の中で特筆されるのが、「おやじの会」の実践です。
小学校の現役お父さんたちが集まって結成された 「おやじの会」 は今年で10周年に
なりました。当時現役だったおやじは、今もOBおやじとして一緒に活動されています。
そんなおやじたちに応援してもらっている子どもたちは本当に幸せです。
若葉台の子どもたちに、笑顔と元気が広がっています。
(おやじたちはそれより笑顔で元気です(笑))
その実践は「おやじの会HP」をご覧ください。↓
                  http://www.ncn-t.net/watch-dog/ 

その「おやじの会」をひっぱる下地正之さん(青少年育成協議会会長)。
我が子はとっくに卒業し成人しても、地域の子どもたちのために一生懸命に動かれて
います。その活動ぶりには本当に頭が下がります。 とっても素敵な人です。
 
 
 
講演会は24日(土)14時〜。 西宮を朝、出たら、十分に間に合う時間です。
でも前日に鳥取入りしました。なぜなら、下地さんたちと飲むためです(笑)
前回も今回も、飲み会付きの講演会でした(笑)
私は、鳥取に「仕事に行く」 というより 「人に会いに行く」のです。
鳥取では、若葉台の下地さん、県職員の漆原さん、琴浦町の井上さんが
いつも待っていて下さいます。 ホンマ私は幸せ者です。
 
 
 
 
 

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2012年6月21日
ジュンク堂での立ち読み
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19日は台風4号の接近で、この辺りは警報が出て、学校はお休みでした。
兵庫・大阪辺りはあまり被害は出ていないようですが、被害の大きかった所もあるようで、
心配です。特に20日に行く予定だった愛知県田原市の辺りには、台風が再上陸したよ
うで、大丈夫だったのか気になっています。 (私の講演会は延期になりました)
 
 
今日21日は、A市の3年目教員研修会に行ってきたのですが、
その帰りに、ジュンク堂西宮北口店に寄って、月に1回の教育雑誌の立ち読みをして
きました。いつも立ち読みするのは、明治図書の「道徳教育」です。
その中の園田雅春先生の連載 「教育つれづれ帖」 を必ず読んでいます。
この連載はとってもいいです。いつも勉強になります。私もこんなふうに書けたらいいな
と憧れている連載です。 
その「道徳教育」を立ち読みしている時、横から若い男性の手が伸びてきて、
ナント「体育科教育」を抜き出し、立ち読みを始めました。
           (ジュンク堂西宮北口には、体育科教育は毎月6冊も入っています)
そうです、「体育科教育」の今月号には、私の連載が載っています(笑)
私は「道徳教育」を読みながら、横目でその先生が何を読んでいるのかのぞいてみると
私の連載のページは開かれませんでした(涙) そして、しばらくすると「体育科教育」を
本棚に戻して向こうに行ってしまいました。 (なんや、買えへんのや)
 
最後に、小学館の「教育技術」を取って「夏の研究会情報」の頁を開きました。
ここには、毎年元気塾の夏季セミナーの案内が掲載されているので、今年も載って
いるやろうなと思って探したのですが、載っていません! えっなんで?
昨年まで6年連続で掲載され、今回も掲載申込みをしたのに、今年は載っていないの
です。 ショック! なんでや! 小学館め! とちょっと怒りましたが・・・・・
ジュンク堂を出るときには、まあええか、しゃあないわ、と平常心になりました(笑)
 
でも、明治図書の研究会情報には載っています↓
http://www.meijitosho.co.jp/eduzine/study/?area=%8B%DF%8BE&page=2
 
 
明治図書の教育雑誌の中では、「解放教育」と「現代教育科学」も、けっこう好きで
よく立ち読みして、時々購入していたのですが、この2誌は昨年度で廃刊になって
しまいました。これは寂しい限りです。教育雑誌業界も厳しい状況です。
 
私の連載が載っている大修館書店の「体育科教育」は、明治図書の「楽しい体育の
授業」という雑誌に発行部数では大きく負けているようです。「楽しい体育の授業」は
いわゆるハウツー本ですから、購入する読者が多いのでしょうね。 
ちょっと内容の堅い「体育科教育」は苦戦続きです。 
頑張ってほしいです「体育科教育」に・・・・。 
                ジュンク堂の残り5冊、売れるかなあ。
 
 
 
 
 
  

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2012年6月17日
レディ・ガガ 「ポーカーフェイス」
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16日の元気塾は、「ヒップホップダンス」実技研修でした。
プロダンサー兼振付師のshin.1(シンイチ)先生の指導で、9:30〜12:00 2時間半、
精一杯動きました。参加者は、教員25人、一般5人、大学生5人の計35名。
 
いやー(笑)みなさんホンマよくがんばりましたわ。
正直あんなに出来るとは思っていませんでしたが、ナンヤカンヤ言いながら
レディ・ガガの「ポーカーフェイス」 1曲分の振り付けをこなしました。
shin.1先生も 「ここまで出来ると思いませんでした」 と感心していました。
もちろん、きちんと出来ていない所も多々あるのですが、ヒップホップの楽しさを十分楽し
んでもらえたのではないかと思います。 
 
shin.1先生が、わかりやすく教えてくれたので、
私も 「ヒップホップ」の楽しさと、動きのポイントがわかりました。
動きのメリハリをしっかりすればいいとか、上下の動きをはっきりさせるとカッコイイとか
ここは自由に考えさせればいいとか、いろいろわかりました。
もし私が現場にいたら、すぐにやってみますね。
仲島流にアレンジして、「簡素型ヒップホップダンス」 を子どもたちと一緒にしたいです。
帰ってから早速、レディ・ガガの「ポーカーフェイス」をアマゾンで注文しましたし、
マイケル・ジャクソンの映像を見て、「これだ、このステップや」って思いました(笑)
仲島は今、カニステップを練習中です(笑)
 
 
今日参加した先生方も、ぜひ実践してみてほしいですね。
「完全にできていないから・・・」 ということで 「しない」 のではなく
 「やってみる」 のです。 とにかくやってみるのです。
shin.1先生のように出来なくてもいいのです。(出来なくて当たり前)
教えてもらったポイントを押さえながら、出来る範囲で一緒に楽しく踊ることが一番です。
そんな先生の姿勢に、子どもたちは、必ず元気になっていきます。
 
 
★ヒップホップなんて出来ない!と思いながら参加させてもらいましたが、やっているうちに
曲もかかり、踊っている雰囲気になり、とても楽しかったです。子どもたちと一緒にすると
絶対に楽しいと思いました。今年度中に挑戦したいです。そのために今日のことを忘れ
ないように練習してみます! (S.R)
 
★「ダンスは難しい」「音感がない」と思っていましたが、やり始めると楽しくて、アッという
間でした。1曲やりきった時の達成感は何とも言えない素敵な感じでした。この感じを
子どもたちにも味わわせてやりたいと思います。(N.T)
 
★とても楽しい元気塾でした。本格的なダンスレッスンはこのように教えるのか、超一流
のコレオグラファー?はこんなふうに踊っておられるのかと感心しきりでした。この感動を
教室の子どもたちにもぜひ伝えたいと思っています。(T.K)
 
★shin.1先生、めちゃくちゃかっこよかったです。同じ踊りなのに、こんなにも違うも
のかと感動しました。はじめてのヒップホップ、なかなかダンスも覚えることも出来ずに
動きもぎこちなかったのですが、すごい楽しかったです。一生懸命に体を動かしたのも
久しぶりだし、気持ちはレディ・ガガになりきれました。動きにめりはりをつける、しっかり
あげる、止める、などをするだけで、キラッとダンスが変わることにすごく驚きました。
本当に楽しかったです。(A.Y)
 
★今日は思い切って、来てよかったです。久しぶりの汗をかいて、プロの技に触れて・・・
嵐ファンの娘にも自慢しちゃいます。 shin.1先生、かっこよかったです。(I.S)
 
★一般人です。教師をしている友人と一緒に参加させていただきました。とても楽しか
ったです。動き一つ一つがカッコよく、ダンスを習いたいなーーと思いました。(O.A)
 
★自分の知っている曲で、まさか2時間半でここまで踊れるようになるとは思ってません
でした。びっくりです。ダンスって子どももテンションがあがるけど、先生も一緒になって
楽しめる教材だなと思いました。ipodにレディ・ガガのポーカーフェイスがあるので、
家でもやってみようと思います。(S.H)
 
 
この日の夜は、shin.1 と久しぶり飲みました。
(4年前のキンキキッズの大阪ドーム公演以来です)
shin.1と親友のN君とshin.1のお母さんと4人で飲みました。
楽しくて楽しくて・・・・・・・ちょっと飲みすぎました(笑)
shin.1は私の自慢の教え子です。
 
             来年も、shin.1 呼ぼうかな・・・・・
 
 
 
 

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Posted by naka602 at 13:35 | TrackBack (0)


2012年6月13日
ヒップホップ元気塾9:30〜
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6月16日の元気塾は、いつもより30分早い9:30スタートです。
 
「ヒップホップダンス実技研修」 (特別講師 shin.1(シンイチ)) 
  若竹公民館 3F講堂 9:30〜12:00
    ・ダンスが出来る服装 (更衣室もあります)
    ・体育館シューズ ※裸足でもOK
    ・水分補給の飲み物(スポーツドリンク等)
    ・汗ふきタオル                (参加費は通常通り1000円)
      ※踊らずに後ろで見学もOKです。
  
 
私の教え子のshin.1(シンイチ)が帰国しました。
2週間、ロサンゼルスに行っていたようです。20歳の時にロサンゼルスにダンス留学
して以来、毎年ロサンゼルスには行っているようです。彼は「ロサンゼルス」とは言いま
せん。「 LA(エルエー)」と言うのです。(生意気な奴め(笑)) 
 そんなL.A帰りの shin.1のヒップホップ講習を楽しみにしていてください。
 
今回、いろんな方からの参加希望も聞いています。
公民館の職員や一般の方からも問い合わせがありました。
元気塾は誰でも、どんな年齢でも、自由に参加出来ます。当日来てもらえばOKです。
 さあ、どんな「ヒッポホップ元気塾」になるのか、私も楽しみです。
 
 
 
※shin.1の講習をもっと受けたいという方は
 16日(土)13:15〜 14:45〜 西宮スポーツセンター でも講習があります。
 17日(日)は京都  18日(月)は神戸 でも講習があります。

 
 

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2012年6月10日
27年ぶり
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8日、大阪市東淀川区のH小学校の研究授業(5年)に行ってきました。
久しぶりの体育の授業に、私もうれしく見ていたのですが、
終わってから一人の女性の先生がそばに来て、
「仲島先生ですよね。私、名塩小学校で1年B組だった『丸山みさと』です」
「あぁ丸山さん、あーー覚えてるでーーーー」
 
27年ぶりの再会でした。
私が29歳の時、名塩小で1年生を担任していた時の丸山みさとちゃんでした。
西宮を離れ、今はこの大阪のH小学校で音楽の先生をしていたのです。
授業のあと、校長室で思い出話に花が咲きました。
小学校1年生のことなのに、彼女は忍者ごっこ(体育)の授業を覚えてくれていました。
「忍者ごっこ、覚えてくれていたんだね」
そして校長先生の机の上にあった拙著「教師力を磨く」をお借りしして
「ここ!ここ!ここを見て!これ1年B組の写真やで。みさとちゃんもいるよ」
と『忍者ごっこ』の写真を見せると、みさとちゃんは目を丸くしていました。
まさかこんな所で、こんな再会をし、その写真がその場にあったのです。
うれしいなあ本当に。感謝感激、ちょっと興奮してしまいました。
 
そのあとの研究協議会では、「みさとちゃん」いえ「みさと先生」は、前のめりになって
目を輝かせながら、私の話を聞いてくれていました。
 
「仲島先生の話がおもしろくて、おもしろくて・・・もっともっと聞きたかったです」
27年ぶりの私の授業?をこう語ってくれました。
うれしいです、本当にうれしいです。
そして協議会が終わると、彼女は急いで保育所へ走っていきました。
あのかわいかった丸山みさとちゃんは、今はもう33歳の素敵なお母さん先生です。
 
6歳と29歳 が 33歳と56歳 になっての再会。
それも学校現場での再会。
教師冥利に尽きます。
       「みさと先生、ありがとう!」
 
 
 

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Posted by naka602 at 07:23 | TrackBack (0)


2012年6月7日
尼崎の中学校、なかなかええよ
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今日は教育委員として、尼崎市内の中学校3校の体育大会を見てきました。
武庫中学校、南武庫之荘中学校、大成中学校です。
3校ともとてもよかったのですが、全部書くと膨大になるので、今回は午後に行った
大成中学校の体育大会の感想を書きたいと思います。
 
とは言っても、やっぱり武庫中と南武中も少しだけ感想を書いておきます。
 
武庫中・・・学年3クラスの小さな中学校ですが、男子バスケットと陸上が市内優勝です。
その頑張りの様子がいたるところで見えました。本当にみんながよくまとまっているの
です。そして、最後まであきらめずに一生懸命に演技する姿に感動しました。
 
南武庫之荘中・・・組体操は男子だけでなく、女子も全員参加で、気合の入った3年生の
姿に大きな拍手が送られていました。組体操自体もいろんな動きがうまく構成されて、
スムーズに流れていき、見事な演技に仕上がっていました。
 
そして午後に大成中学校に行ったのですが、ちょうどPTAの綱引きが始まったところでし
た。校長先生率いる赤組とPTA会長が率いる白組が対戦するのですが、何とも言えない
いい雰囲気なのです。とにかくいい感じなのです、PTAのみなさんの表情が・・・。
あとでPTA会長さんに聞くと 「うちのPTAはいいですよ。市内で一番です」 と自慢されて
いましたから、普段の様子もきっといい感じなのでしょう。
そのあとのリレーですが、中学生が必死で頑張って走る姿は本当にすばらしいです。
思春期になると恥ずかしがって、一生懸命に走らない時もあるのですが、大成中はみん
なが 『一生懸命にする』 のが当たり前になっているのでしょう。
最後の組体操も圧巻でした。大成中は、3年と2年が一緒にするのですが、高度な技を
する3年生の周りを、2年生が少し違う演技をしてかため、3年生を光らせてくれているの
です。会場からは何度も何度も大きな拍手が起きました。こんなに拍手が起きる組体操
を私は久しぶりに見ました。鳥肌が立つぐらいでしたね。そして退場する時にドラマが
おこります。3年生が退場門近くまで来た時に、急にUターンして、朝礼台前に集合し、
先生方にお礼の言葉を言うのです。特に3年生を指導してくれたベテランの00先生に
向かって、代表の生徒が言う言葉にはこちらまで泣かされました。そして彼自身も最後は
感極まって言葉が出なくなりました。 そのあとに00先生の胴上げが始まりました。
力を合わせて00先生を大空にあげていました。みんなの目がキラキラが輝いています。
そんな3年生をじっと見つめる2年生。来年は俺たちの番だって思っていることでしょう。
 
こんな感動体験ができる生徒たちは幸せです。
そんな子どもたちを育てている先生たちも幸せです。
それを目の当たりにする保護者や私たちも幸せでした。
 
感動的な体育大会、本当にいいものを見せてもらいました。
ありがとうございました。
 
 
 
 
※でも一言だけ・・・・・
私は、体育大会はやっぱり秋の方がいいなあって思います。
最後の代表の生徒の言葉に 「中学生活もあと少しになりました」 とありましたが、
それはちがいます。まだだいぶんありますね。
でも秋開催なら、部活も引退し、まさに最後の体育大会になり、 「あと少し」 に実感が
こもりますからね。春より秋は感動が1.5倍です。私は秋開催派です。
 
 
 
 
 
 
 

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Posted by naka602 at 23:24 | TrackBack (0)


2012年6月6日
素粒子 
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朝日新聞の夕刊1面の「素粒子」は、いつもなかなかおもしろいです。
短い文章の中に、うまく表現されていて思わず笑ったりします。

5日夕刊では
   「新任5人のうち3人が70超、紅は一点だけの黒々とした新内閣。
     半分が女性のフランスの多彩で華やかなこと。」
 
 
私は仕事上でも、『男女共同参画』のことにも関わってきたのですが、その根底にある
考えはやはり小学校6年生の時の担任のM先生の影響が大きいのです。
6年生の時のクラスは、男女平等という意識のもとに、男女一緒に活動することが多く、
よく協力していた学級でした。 M先生の口癖は、
「日本にも、女性の総理大臣が誕生しないといけない」 
 
児童会選挙では、会長は男子で、副会長は女子がなる。
なんとなくそんな流れが出来ていたのを初めて崩したのは、この学級でした。
私のクラスから、会長に女子が初めて立候補したのです。(隣の学級は男子が立候補)
そしてその女子の応援演説をしたのは男子でした。女子の応援は女子、男子は男子が
通常だったので、みんな驚きましたし、冷やかしもありました。恥ずかしかったでしょう。
(ちなみに、応援演説をした男子は私です(笑))  そして見事に当選しました。
初の女子会長、男子副会長の形が誕生しました。
当時としては画期的なことだったと思います。 
今から44年前の1968年のことです。
 
それから21年後の1989年 「山が動いた」の名セリフとともに、土井たか子さんが、
日本初の女性総理大臣になりそうな情勢になりましたが、結局衆議院議長まででした。
でも、女性総理もまもなくだ、という感じにはなっていましたが・・・。
それからまた20年が過ぎましたが、日本は変わっていないですね。
 
 
M先生は、現在87歳、体調を崩し施設での生活ですが、
この「素粒子」をどんな気持ちで読んでおられるのでしょうね。
 
 
 
 
 
 
 

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Posted by naka602 at 07:21 | TrackBack (0)


2012年6月1日
遊べる先生を求む!
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平成25年度兵庫県公立学校教員採用試験の願書受付が、
今日6月1日に締め切られました。
小学校教員の募集は540名。 兵庫県はまだまだ大量の採用がありますので、
しっかりがんばってほしいですね。
 
 
 
(平成23年度、兵庫県市町村教育委員会連合会 広報 「はぐくみ」 より )
 
          「もっと遊べる先生を!」
                         尼崎市教育委員会
                         教育委員  仲島正教
 
 先日、ある小学校の研究授業を見に行きました。 暑い日の5校時です。
子どもたちの髪の毛は汗で濡れています。 先生も汗を拭きながら
「さあ勉強しようね」 と明るい声を出しています。
昼休みは一緒に運動場で遊んでいたんだなって一目でわかりました。
2年生の国語の授業が始まりましたが、子どもたちの目はキラキラ輝いています。
子どもたちはこの先生が大好きなんだ、そう感じました。
3年目の若い先生でしたが、勢いのあるすばらしい授業を公開してくれました。
 「とにかく遊べ!」 この言葉は私が青年教師だった頃に先輩から言われた言葉です。
子どもは遊びの中で本音を出し、子ども本来の姿を見せてくれます。そんな姿を体感
することによって、学級づくりも授業もうまくなると教えられたのです。
 教員採用試験で面接をうまくこなす人より、遊びの楽しさをいっぱい知っている人を
採用するのはどうでしょうか。 初任者研修に 「遊び研修」 はどうでしょうか。
私でよければ、そんな講師を引き受けますよ。 「遊べる先生を求む!」
 
 
 

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Posted by naka602 at 17:20 | TrackBack (0)