BISの決済システム委員会（CPSS）が名称を変更

BIS（国際決済銀行）では、9月1日付で、決済システム委員会（CPSS）の名称を変更し、また新たなマンデートを決めた。 

新たな名称は、「決済・市場インフラ委員会」（CPMI：Committee on Payments and Market Infrastructures）である。 

従来の「決済システム」より、「市場インフラ」全体に対象範囲が拡大したネーミングとなっている。CPSSの担当エリアが広がってきたため、名称をそれに合わせて変更したということであるものとみられる。 

CMPIの新たなマンデートは、「ペイメント、クリアリング、セトルメントおよび関連する仕組み（「決済・市場インフラ」）の安全性と効率性を向上させることを通じて、金融の安定および経済全体に貢献すること」である。